【EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE】
2023/03/03公開 アメリカ 139分
監督：ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート
出演：ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェイミー・リー・カーティス
ようこそ、最先端のカオスへ。
STORY:アメリカで頼りない夫とコインランドリーを営む中国移民のエヴリン。仕事ではただでさえ経営が厳しいのに、国税局から納税申告の不備を指摘され、家では頑固な父親の介護に追われる中、反抗的な一人娘ジョイが女性の恋人というやっかいな問題を持ち込もうとしていて、すっかり疲れ果てていた。そんな中、突然夫に“別の宇宙の夫”が乗り移り、強大な悪の存在によって危機に直面した全宇宙を救ってほしいと語り、いきなり世界の命運を託されてしまう... （allcinemaより）
人生に疲れ果てた中年女性が、ある日突然ヒーローとしてマルチバースを舞台に全宇宙を救う戦いを強いられる異色のＳＦアクション・アドベンチャー。監督は『スイス・アーミー・マン』のダニエル・クワン＆ダニエル・シャイナート監督。製作には「アベンジャーズ」シリーズのルッソ兄弟の名前あり。
とても長いタイトル...通称“エブエブ”は、2023年のアカデミー賞で作品賞をはじめ最多10部門11ノミネートされた作品で当然期待値も上がる。どこにでるいる疲れた女性が突然マルチバースの世界に巻き込まれ全宇宙を救うというトンデモ設定の物語。それだけでなく母親と娘の葛藤や家族の絆の物語にもなっている。
あれれ...なんかハマれなかった💦
ミシェル姐さん大好きだしカンフーアクションもカッコ良くて、さまざまな世界でさまざまな姿を披露しているというのに...私には合わなかったようです...とほほ。世間様の評判はかなりよろしいし、アカデミー賞にも最多ノミネートしているのに家族の物語にも感動できなかった。
よくよく考えるとマルチバースの世界観が苦手なのかもしれない。発想はとても面白いと思うのだけれど、とにかく目まぐるしく展開するのでテンポが速すぎてついていくのに必死。まわりの人たちも大勢登場しごちゃごちゃ感が脳内を混乱しちやったみたい。
主人公・エヴリンの夫を演じるキー・ホイ・クァンは『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』に登場した少年だそうで、時の流れを感じたわ～でもそのまま歳を重ねたという感じ。
鑑賞日：2023/03/03
トータル
私はめちゃくちゃ楽しめましたよ。
前半は大丈夫かいな？という不安もありましたが、後半は様々な要素が削がれて、よりエブリンとジョイの気持ちを描くという演出が素晴らしかった。
特にあの石同士の会話。あんな演出方法があったなんて、映画ファンを長年やっていても驚きの連続でしたよ。
どうもマルチバースとやらについていけない頭なのかもしれません。
決してきらいではないのですが...
そろそろ配信で見直してみようかと思います...違った感覚になるかもしれません。
石同士の会話は印象に残りますよね。