☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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「フェイブルマンズ」

2023年03月05日 | ★★★★

【THE FABELMANS】
2023/03/03公開 アメリカ 151分 PG12
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ガブリエル・ラベル、ジャド・ハーシュ

人生の出来事、
そのひとつひとつが映画になった。

STORY:1952年、両親に連れられ初めて映画館を訪れたサミー・フェイブルマン少年は、そこで観た「地上最大のショウ」の列車脱線シーンに大きな衝撃を受ける。その後、列車の模型でそのシーンを再現しようとするサミーに、母親は8mmカメラを買い与える。以来、カメラで撮影することに夢中になっていくサミー。次第に彼のつくる映像作品は周囲を驚かせるまでになっていくが、まじめな科学者の父は、あまり趣味にばかり情熱を注いでほしくないと思っていた。そんな中、一家は父の仕事の関係で、アリゾナからカリフォルニアへと引っ越すことになるのだったが... (allcinemaより)


巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が自らの子ども時代を映画化した自伝的作品。科学者の父と音楽家の母という対照的な両親のもとに生まれた少年が、映画づくりに夢中になり、やがて夢を叶えるまでの葛藤と成長の日々を描く。

“出来事にはすべて意味がある”は心に残る言葉。スティーヴン・スピルバーグ監督の才能はこうしてつくられたんだなと思う作品。初めて観た映画の列車脱線シーンに衝撃を受けて模型で再現するってそこからして才能は開花されてる。その後の8ミリカメラとの出会い、ボーイスカウトの仲間たちとの映画づくり、高校のイベントでの記録映画などなど作るごとにレベルアップしていくのにわくわく。

ある日、母親の秘密を知ってしまったあたりから親とのエピソードが増えていってちょっと切ない展開があったり...。でもそれがその後の映画づくりに影響受けているんだろうと。映画愛の物語というより家族の物語という感じだった。“人とのつながりはThe END”はないという言葉も心に残る。

主人公・サミーを演じたガブリエル・ラベルくんが好感度良いし良い演技をしてた。学生時代の同級生たちにイケメンくんと可愛い女の子が多し 笑。両親役のミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノも繊細な演技が良かった。音楽はやっぱり素晴らしかった~。

自らの少年時代を描くのは良いことばかりではないことも描かれていたけれど、それを描いた覚悟はすごい。父は科学者で母はピアニスト...やはり生まれ持った才能の持ち主で、そこに自分で切り開いた努力があっての今なんだろうね。ラストのあの方との出会い....おおっとテンション上がった。

鑑賞日:2023/03/04


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