【THE DAY OF WRATH】
2006年未公開
製作国:アメリカ
監督:エイドリアン・ルドミン
出演:クリストファー・ランバート、ブランカ・マルシラッチ、ブライアン・ブレッスド、ジェームズ・フォークナー
必ず事件の謎を解いて見せる!そういうセリフがあるんだもんっ
○○○○○の名にかけて???だからついっ
STORY:16世紀のスペインで、発見された変死体が消える事件が連続発生する。捜査に乗り出した保安官・ルイは、すべての事件に“黒い仮面の男”が関っていることに気付く。
解説を読む限りでは、保安官と黒い仮面の男の対決の話だと思ってました。
パッケージも二人いるし・・・だがしかし、違ってました。
タイトルはマスク・オブ・・・てっきり黒い仮面いや覆面の男が主役に思われるけれども保安官が主役。
途中から出てきた黒覆面さんですが、後半は扱いが適当な感じになってしまってたのがちと残念でした。
もうちょっと活躍が見たかったです。
宗教絡みの謎解きものは大好きなのですが中途半端なものも多い中、意外と面白かったです。
16世紀の雰囲気も良かったし、衣装や建物や美術品などなど頑張ってるなぁという感じ。
異端者であるユダヤ人を迫害するといった内容。
ユダヤ人を密告すれば、それはすばらしい地位と名誉をいただける時代。
そんな中、変死体が消える事件が起こりその謎を解こうと熱血保安官が捜査します。
意外に死体がグロかったりします、、、
消えた死体の謎、それにまつわるいろいろな謎、そのオチもちゃんとしてましたね。
私としては出来の良い作品だと思います。
保安官役のクリストファー・ランバートがちょっと素敵。
熱血保安官で悪は赦さないタイプ。
次々と殺人事件が起るんですが、事件を調べていくうち自分の隠された秘密なんかもわかってしまいます。
そのあたりから興味津々な内容になっていくのでワクワクしましたね。
日本人にはピンとこない、キリスト教信者と異端者といわれる人たちとの関係。
特に16世紀あたりは厳しいものがあったんですね。
別に信仰する対象が違ってても人それぞれなんだからいいじゃない?と思うのですが、そういうわけにはいかないらしい。
なかなか難しいもんですね。
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