☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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ドラマW「北斗-ある殺人者の回心-」

2019年04月15日 | ドラマ
2017/03/25~2017/04/22放送 日本
監督:瀧本智行
出演:中山優馬、松尾スズキ、伊藤沙莉、中村優子、大西利空、利重剛、二階堂智、根岸季衣、宮本信子

孤独な少年が愛を知ったとき殺人者となった。

STORY:「僕を、死刑にしてください」―2016年3月、殺人を犯し勾留されている20歳の端爪北斗(中山優馬)は、国選弁護人の高井聡一(松尾スズキ)にそう言い放つ。実の両親(村上淳・中村優子)から激しい虐待を受け、愛に飢えた少年時代を過ごした北斗はやがて養護施設に入ることに。そこで里親となる近藤綾子(宮本信子)に出会い、初めて“愛"というものを知る...(Amazonより)


直木賞作家・石田衣良原作の同名小説を連続ドラマ化。虐待を受け続けた孤独な少年がなぜ殺人犯になったのか....。監督は『グラスホッパー』『脳男』などの瀧本智行。

WOWOWの再放送で鑑賞。殺人事件ものは被害者側から描かれることが多いけど今作は加害者側から描いたおはなし。

殺人犯となる北斗を演じたのは中山優馬くん。ジャニーさんのお気に入りでデビューのイメージが強いけれどあまり演技は見たことかありませんでした。昨年のEndless SHOCKでコウイチのライバル役で出演したのが最初です。今作はSHOCKよりも前なんですね。とても繊細で難しい役どころを見事演じきっていて素晴らしかったです。

殺人を犯し勾留中の20歳の北斗。国選弁護人の高井とのやりとりから過去が語られ、現在と過去が交互に描かれる展開。子供の頃に父親から壮絶な虐待を受けて育ち、その後里親に引き取られ始めて愛を知る。その里親への愛が強いがゆえの悲しい事件へと発展するというもの。

見始めはどんな罪を犯したのかまったくわからず、少しずつ明らかになっていく過去。事件までの北斗の心情が丁寧に描かれていて、あまりにも悲しい事件に発展していくのです。北斗の犯した罪は許されるものではないけれど、ここまで追い詰めらてしまったことには同情していまうところも、、、。

クライマックスの法廷シーンは見ごたえあまりました。北斗を演じた優馬くんはだだん痩せてやつれていく姿もすごい。思ってた以上に演技が上手いのには驚きました。ラストの語りには泣かされましたよ。

いやージャニーさんの目に狂いがなかったですね。目力と演技に魅了されました。さかなクンに似てるとか...ごめん。料理もうまいんだよね。今後の演技に期待します。

ところで、この幼少期の虐待のシーン...今年発覚した父親により虐待され亡くなった女の子の状況と似ていてびっくりしました。原作はその前に書かれているのですが、こういったことは同じ傾向があるんでしょうかね。ドラマでは児童相談所の職員が見抜き保護できたことですね。現実にもそうあってほしいです。

鑑賞日:~2019/04/14

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