リカリズムな日常

6拍子に彩られた破天荒な毎日

ガリ勉、真面目子の代償

2011年04月30日 | 本音と実情

あくまで私の過去の経験上のお話ですが。

親や先生に目をかけてもらって優等生の優越感をほしいままにした子ってのは、ほんと後で苦労します。
生きてく上での物差しを、自分の世界の絶対の人にゆだねきってしまってるわけだから。

私はそんな生き方に本気で疑問を覚えたのは中1の時。
人生で初めて彼氏ができて、目も合わせられない、まともに話もできない、かわいらしい付き合いだったのですが、その事実だけで母親に説教されたことがきっかけでした。
「どんだけ恥ずかしことかわからないの?!」と。

え?好きだと思えて好きだよと言ってくれる人がいることが、恥ずかしいこと??
わかんねぇ!!

そこで、私の中の「目上の人は絶対正しい」という思いこみが崩れました。

・・・とまぁ、私のよくないクセです。ばか正直なんです。
母は母なりに心配し、そして私の本来の破天荒な性格を見越しての注意だったのでしょう。


優等生タイプの人がスピリチュアル界には多いなぁと感じます。
世界の中の絶対の存在を求めてしまうからなんでしょう。

たしかに、絶対。
たしかに、大きい。
けど、神様の生き方やあり方をみてると、なんちゅうか、私たちとそう変わらないようにすら思えてくる。

大いなる存在が宇宙において絶対の法則であると体感している上で、お話します。

絶対なんか、ない。

一年だってすき間があって、うるう年でつじつま合わせるのに。

生きて滅びゆく変化の激しい肉体を持つ我々に、絶対なんかないでしょう。


親の思う通りに生きなくてはと感じてる優等生、ガリ勉くん、真面目子ちゃんよ。
もっと過酷な世界で生きなさい。
誰にも責任をとれない、自分で責任とるしかない、甘美で純粋な世界に。
自分の足で踏みこんで行きなさいな。
そうして、親御さんに本当の意味で感謝なさい。

昔、中学高校生だった私は、どの本をよんでもどの本を読んでも、「親にすら応援されないヤツが芸事なぞできない」と書かれてあるのを読んで苦脳しっぱなしでした。

その言葉は一理あるけれど、一部でしかなかった。
だから、本の中にも絶対を求めちゃってたんだな。

「絶対」は、自分で創るもんだ。
そうして、自分で創って、壊して、また創る。
そうして変化してゆけ。

自分にも言い聞かせるために書きました。


原点回帰

2011年04月29日 | 本音と実情

大学出て数年くらいの頃。
ちょっとずつプロの世界を垣間見はじめる。
現場で仕事してきた子の話を聞く。自分もちょこちょこ仕事をもらう。
そうして現場の生ぬるい空気に気づいてめちゃくちゃがっかりしたことがあった。

学生の私たちなんかじゃ、到底追いつけないほどにすごい人たちがいるのがプロの世界なんじゃないの?
妥協とか、商業的とか、なんなのそれ!?って、腹立ってた頃を思い出した。
思い出すきっかけをもらった。


サックスのまーくん出身大学のJAZZ研究会の人たちと呑む機会をもらった。
ちょっと行って、まぁバンドの宣伝になれれば万々歳かなぁなんて思ってたのに。
朝まで呑んで、そのまま次の日の練習にまで顔出させてもらって。
学生たちの音楽に真摯な姿勢に触れて、あたしも胸が熱くなった。
鑑定士としての能力行使して、彼らの悩みに答えた。
結果、ちょこっと触れ合ってさくっと帰るなんてことにならず、あれよあれよと鑑定希望の子たちが列をなし、相談内容を外野で聞くギャラリーができてしまって一気にその日の中心人物のようになってしまった。

まーな、あたし当たる人気占い師だし。
・・・って、そんなことはいいとして。

それくらい、演奏に真剣。
音楽を上達させるにおいて、人生の豊かさや心の成長が何よりも必要だと、肌でわかってるヤツらなのだ。

ギャラリーは、面白半分に聞いてるだけ、でもない。
相談してる後輩なり先輩なり同級生なりに対して、仲間として気にしてるところがあるから聞いてる。
相談中の本人も、そうやってギャラリーに聞かれてても臆しない。
中には打ちのめされて心の平静を保てなくなった子もいた。
中には感涙の涙を流した子もいた。
もちろん、ギャラリーのいないときにこっそり鑑定してもらいに来た子もいた。
人それぞれだけれど、一番驚いたのは。
鑑定したそばから顔つきが変わって生まれ変わってくんだよね。
こいつら、ハンパねぇ!
なんだ、この成長速度!

特に、前夜に一緒に呑んだ子たちは顕著。
次の日の練習でまた会ったときちょっと驚くくらい別人だった。
いっしょにいたまーくんもそういってたから間違いないんだろうと思う。


あああ、なんて心地いいんだろう。

心底、そう思ってしまった。
あたし、学生の熱を外の世界に求めていたんだった。
学生の時の憧れを具現化したくて、まだ音楽続けてたんだった。
精神は、私はまだ大学生なんだろう。でも、青くていいや。
堂々と、青いままでいよう。
音楽が、好きだ。もっとそこに夢中になりたい。
いろんないろんなしがらみあれど、やっぱさー、かっこよくありたいよ。
もっともっと、面白いことしてたい。したい。


私は、きっとあの頃に比べたらずっと自由な場所にいる。
私を見た誰かを、がっかりなんかさせるもんか。
安心して憧れつづけさせてやる。
それが、本物のプロだった。ああ、思い出したよ。
迷って馬鹿だった。サンキューー!JAZZ研!!

さあ、やることやって面白いプロになるぜ。


姿見

2011年04月27日 | 鑑定スケジュールやスピ話

こないだ。早稲田の穴八幡宮に初めて参拝した。
蟲封じのほか、商売繁盛や出世、開運に利益があるとされているお宮らしいけれど、特に知識もなくご縁をいただいてお参りしたんだな。

あとになって蟲封じってなに?って思ったので調べてみた。
そしたら赤ん坊の夜泣きやかんしゃく虫を封じてくれるご利益のことらしいね。
知らなかったよー。


お参りしたきっかけは近くにいたってのもあったんだけれど、穴さまの使いがやってきてお知らせをくれたから。
この穴さまの使いが、芸能界でよく話題にあがる「小さいおっさん」だった。

小さいおっさんを見ると売れる、出世する、なんてジンクスがあるらしい。
商売繁盛出世開運に利益があるっていうのはこういうとこから来てるんじゃないかな。
小さいおっさんって宇宙人っぽい人たちだと思ってた。全然そうじゃないね。
鴨川ホルモーに出てくる鬼みたいな、あれのもっと小さくてシンプルなやつだった。

初めて参拝したのに、穴さまは私にいろいろアドバイスくださった。
「まったく、余計なものばかりつけおって」
と言われて、私の内なる何かをスロット回しのようにさぐる。
ビジョンがピコーンと何かをはじき出す。
それが音楽についての何かだと分かった。
「そこだな。」
と、穴さまの声がした瞬間に、神殿の奥のほうから流線型の黒い何かがずばっとやってきて私の胸を突き刺し、何かをとらえて天井に刺さった。

見てみると、私のその日の服装、顔形、等身大のカラダ、そのまんまのもう一人の私がスプラッタ映画みたいに形相を変えて胸を貫かれ、血を吐いてた。

「姿見という。」

穴さまは言ってた。

姿見、を辞書で引くと「全身をうつせる鏡」と出てくる。それ以外の意味はない。

けれど、穴さまのいう姿見とは、
こうなりたい自分、理想とする自分、近づきたい模り、のことなんだとか。

姿見の存在自体は良いも悪いもないみたい。
けれど、悪い方に作用すると足枷になったり固定観念になったり、よくないこだわりとして成長や可能性をせばめてしまうのだとか。
私は、音楽においての姿見を穴さまに祓ってもらったよう。


蟲封じのご利益って、こういうこと・・・??
もしかして。赤ちゃんの原因不明の夜泣きやかんしゃくは。
残ってしまった前世の記憶、それも恐ろしい類の執着の何か。
もう一度生まれなおしたのに悪夢のようにリピートしてしまって、それで泣き続けたりするのかも。
・・・なんて、メルヘンにかんがえたりするのでした。


話があっちこっち飛びまくってしまうけれど。
音楽においての私の「こうなりたい!」という姿見は、確かに根強く残ってたのだと気付いたのでした。
理想と現実のギャップを埋めようとしてやっきになっていたけれど、ステージングを変えようとしてからは、もうその姿見はいらないものになってきたんだな。
そこを、穴さまがざっくりそぎ落としてくれた。

姿見は一体だけじゃないんだと思う。
たとえば恋愛とか家庭とか、仕事先でとか、あらゆるジャンルでの「こうありたい自分」の姿。
欲した自分の理想像の数だけ存在するんだろう。


それは成長するためのエネルギーにはなるけれど。
時がくれば必要なくなるものなんだろうな。


姿見を葬り去ってくださった穴さまの参拝後は、後ろを振り返る事を許されなかった。
長い事一緒にいた私の姿見は、黄泉の国の蛇たちに食され、無になるんだろう。
その姿を、見てしまってはいけない。

それから何がどう自分の中で変わったか分からなかったけれど。
4/23のスロブで歌った私の歌は、何か力強くなっていたようです。
卒業できて、よかったな。

いつか、ここに夢目指して邁進する人たちを連れて参拝したいなと思ったのでした。
穴さまのご威光は、素晴らしいです。


振り回す女の宿命

2011年04月26日 | プライベート

浮気者のように見え、自立心旺盛にみられがちな私は
パートナーなぞそっちのけで芸事に邁進すると思われてるようです。
でも実のとこ一途というタネあかしを持つ私は誤解されることは多いです。

実は尽くす女なのよ、支えてくれる人いないと立てないのよってアピールは、たまにはしとこうか。
春土用だし。気がおかしくなったとでも思ってもらおう。

殿方に対するガードが低すぎるようで「この女、ヤれる!」と勘違いされることたくさん。
仲の良い友人だと思っていたのにめんどくさいことになったりして。
勝手に誤解しといてあたしのせい?!って怒りたくもなるが、
それはやっぱりどーやら私のせいらしい。
上手な距離の取り方を覚えたいものです。これも昨日の法則でいうとこの身から出たサビ。

真剣に愛する人の幸せを望みすぎて、過保護になったり過干渉になったり。
結果私自身がつぶれそうになったり。ダメダメな女です。

あっちからもこっちからも矢が向いてることは実はちょっと知ってる。
けれど、ほんとに好きなのは私なの?って思う時が、ある。

私は何かの象り。
それは母性だったり、父性だったり。
懐かしさだったり、ぬぐい去りたい記憶だったり。
やり直したい恋愛の似姿だったり。
なりたい自分の何かだったり。
それらが裏返って嫉妬、落胆、羞恥心、憎しみ、さまざまなネガを呼び起こす感じも。

それでもいいと、思う時もある。
象りであれる幸せってものもある。
それで誰かの人生がやり直せるならばサンドバックでも妄想ダッチワイフでもいいと思う。

でも、時折無性に悲しくなったりします。
本来の私を見てくれる人はいないのかと。
妙に孤独を感じてやるせなくなる。

開き直ってなんちゅうか、これが私の役目なんじゃーん。って陶酔しとこう。
あ、ええと、孤独だよなぐさめてアピールではないんです。
あいや、やっぱアピールだな、これは。気色悪いか。
弱音吐いてすみません。


振り回せる女というのは、モテる女のことではなく。
見返りを求めず距離を上手にとっておしみなく愛を注げる女になれってことか。
こうなったら、そういう性質を分かりきって活かしきってやろう。
孤独だ―寂しい―ってゆうてるヒマをアグレッシブに変えてみましょか。

はい、春土用の弱音でした。


本来の自分というもの

2011年04月25日 | 本音と実情
結縁という名前で他人様を鑑定させていただき、言いたいことを言ってはお金をいただいている、そんな印象を世間や客観的な自分から感じることはあれど、

その代価はけっこうなものだと時に感じることがあります。
偉そうに人に言ったことは巡り巡って自分に返ってくるから。


沢山の方々にお話させていただいた全ては、あますことなく返ってくる。タイムラグがあるかないかだけで、全部。

世間のすべてはその法則で動いてますが、特にこの仕事は感じることが多いです。

つまりは。
私は個人をカウンセリングさせていただいてるわけじゃなく。
どこかに落としてきた自分自身のかけらを自分で紐解いている。ってことに気づくのです。


自分が言ったこと、やったこと、全てのオトシマエがつけられるのは壮絶すぎてむしろ心地良い。おかげで私はより私らしくあることが出来る。


結果。神さまってやっぱり私の味方じゃんって思うんです。



いろんなことが降りかかって、神仏を一気に信じられなくなる人ももちろんいらっしゃるでしょう。

でも。信じてみると。なんとなくだけど、甘い道を行ける。



本能全開にならないと通過できない門があり、

生きてく上で勝手に積み上がってしまった恐怖を剥ぎ取り飲み込んで、

本当に望むもの、に近づいてゆく。

それが生きる、活きるってことなんでしょう。


さて。今日も一枚、剥ぎ取った。
明日も何かを飲み込んで楽しんで生きます。

武蔵小杉ミュージックバースロブ yuiebluesライブレポ

2011年04月24日 | ライブレポート

オールナイトイベントに出演するのはなんと、初。
参加したことはあっても出演したことはなかったんだなー。

あのねー、もーねー、めーちゃくちゃ、楽しかった!!

まずは、YOU.SONAHARAさんが華麗なピアノテクで歌いあげ、パーカスとの楽しげなリズムを遊んだライブをなさって。。。
写真を撮り忘れたのが悔やまれる。。。

そのあとに、JAMでも対バンさせていただいたMASAKA'Sの登場で、会場が笑いの渦に。
MASAKA'SはHOT DOG BUDDY BUDDYのカズさんとThe Bunny TailのMasahiroさんのユニット。演奏のほとんどがおしゃべりというめちゃくちゃ面白いユニットなんです。
30分枠なのにMC含めて1時間も演奏してた!それがけっこうあっという間だったからすごい!

ラストの曲で山崎廣明 & DYNAMICSの山崎さんが飛び入り参加でさらに豪華。

会場の空気が一気に盛り上がったー。
さすがです、MASAKA'S!!その盛り上がりそのままにDJタイムで歌い踊る人たちまで!
すごいことになってました、会場。

そんなやりにくーい空気の中、我々yuieblues。出演。
うちら、そんな楽しいMCできないぞ・・・汗
もうこうなったら、我々の空気で行くしかない!
ってことでセットリスト。
1、小夜子
2、LA RUEDA
3、blues lake
4、時には昔の話を
5、桜色

ごり押しが効いた感じで、すごく楽しく演奏させていただきました!会場のみなさんあったかかったなぁ。
カズさんにお願いしてお借りしたひょう柄のコートがよかったん。
その日持ってったドレスとぴったりはまって、あたくしちょっとビッチ風でした笑
カズさん、ありがとう!

そしてそのままトリ、JUNPIN'JACKS。

キーボードの塩原さん、サックスのSASAさん、パーカスゆうだいさん、っかっこーいー!!
特にSASAさんのソロ、あま~い音色にとろけそうになる。。。
カズ’sひょう柄コートはSASAさんにも受け継がれて笑
でも冬用コートだから一曲で熱くなっちゃうんだよね・・・汗
SASAさんも一曲目で脱いでいた笑

アンコールでThe Bunny TailのトロンボーンのHisasiさん、サックスのRabさん、トランペットのTakafumiさん加わって大所帯に!
そんなところにうちのまーくんもサックスを貸してもらいながら参加するというなんともごり押しな参加で「テキーラ」を演奏。

こんなんさー、楽しくないわけないよねーー!!
いやー、ほんと盛り上がったわ。

おかげでThe Bunny Tailのみなさんと仲良くさせてもらっちゃいました。
ドラムのYosshiとトロンボーンのHisasiとはしばらくおしゃべりさせてもらっちゃいましたし。
このお二人、見てるとほんと、可愛くて笑
たまらずYosshiの頭をなでなでさせてもらっちゃいましたよ。
困るなぁ。年上たぶらかしてどーすんの。

そして、話題のMASAKA'Sのお二人と記念撮影。
まずはカズさんと。

「マサカズです。」のポーズ。

それからMasahiroさんとも。

ひょう柄族。この三人、濃い!まさに濃過ぎ7110!
なんて。。。笑

いやー、ほんっと、楽しかったです。
また参加したいなー!


花園ランデブー

2011年04月23日 | 鑑定スケジュールやスピ話

頭ん中でアンジェリーナジョリーのような貫禄とどぎついエロスとを兼ね備えてゆったり歩いてくる姐さんがいたら。

それは花園姐さんです。

その姐さんに起きがけに言われたことがありました。

「あんたは愛しい男を棺桶にぶちこむ女だ」

と。

「男の死体を踏みつぶして腐った体液に足をひたせたら、あんたも一人前だ。」


そんなこと言われたら一気に眠気も覚めるってもんです。
おいおいおいおいどーゆーことだよえ?

心当たりがないわけじゃないから背筋が冷える。
旦那様、いつもいつもごめんなさい。ヌードとか撮ってごめんなさい。
普通の主婦でなくてごめんなさい、わがままばっか言ってごめんなさい。
あーもーあと何を謝ればいい??いっぱいありすぎてわかんねぇ!!

・・・と、焦っていたのですが。
あとあと冷静に分析した結果、
奔放な女であるがために男を落としめるビッチなのではなく、
奔放であるがゆえに男の技量を否応なく上げてゆく結果オーライあげまんタイプ。
だと花園姐さんはおっしゃりたかったようです。

故意か無意識か、成長において要らない部分を容赦なくぶったぎり、昔の彼を黄泉の国に放り投げてく。そういう役目みたいなもんがあたしにあるんでしょう。

ううむ。。。それって、好き勝手やっていいってことか。。。
じゃー私の成長はどこではかればいいんだろうか。。。

奔放であることの幸せや優越感よりも、それを担うに値する器や責任能力ばかり考える私には「好きにやれ」と言われることの方がプレッシャー。


でも、なんとなく。
そんな自分の立ち位置は3月以降から自覚しつつあります。


そんな私に振り回される運命にある男たちがあの写真。
ああ、もっともっと、いい歌をうたわねばなぁ。


今夜は武蔵小杉ミュージックバースロブにyuiebluesが出演します

2011年04月23日 | 告知

2月下旬のこと。
大阪三国ヶ丘遠征の前にそのまままーくん拾って大阪に出発だったのもあってまーくん出演してるダイナミクスのライブを観に行ったんだな。

そのときの会場はオールナイトイベントで。
クラブっぽい、いかにも遊び場っぽい空気を久しぶりに感じたんだよな。
ダイナミクスのパフォの大人な空気もあいまってますますいい感じで。

学生の頃、踊りに行ってた先輩に連れられて渋谷や横浜のクラブに行ってたころを思い出した。
あーなんだろこれ懐かしい。
そうそう、こうやって音の波に埋もれながら始発までの雑多な時間を過ごす感じ。
アルコール片手にさあ誰に声かけよう?誰と仲良くなろう?ってちょっとドキドキする感じ。

オールナイトイベント、でたいなー。

・・・って思っていたらお声をかけていただきました、今夜の「濃過ぎ7110」。
ありがとうございます!
今夜のイベントは普段着でかるーく一杯、のつもりが朝まで、みたいなノリのイベントだと思われます。
私も初参加なので楽しみ。よかったら遊びにいらしてください。

2011年
4/23
(土)

【濃過7110】
[料金] 前売/当日 \1000/\1000(+1drink)
[時間] OPEN 22:00 ※オールナイトイベント
[出演] LIVE:yuieblues / MASAKA'S / JUNPIN'JACKS / YOU.SONAHARA
DJ:YAMAZAKI / TAI-C / KSKNG
yuieblues で演奏。25:30頃出演予定。


どうせ朝までたっぷりいるのだから。
この日だけ、簡易鑑定しちゃおうかと思います。
一件2千円で30分まで。
会場にいらっしゃる方、鑑定希望っす!とお声かけていただけたらうれしいです。


ヌード写真撮影しました

2011年04月21日 | プライベート

親族家族がのぞくこの表ブログにてこういったことを書くのはどーかとは思うのですが、そこは私のイタイ性格を慮ってくださるとうれしいです。

なんで三十路越えて人妻にもかかわらず今更ヌードなのか。
それは脱ぎたい衝動、見られたい自己顕示欲、確かにそれもあるけれど、
大部分は「挑戦」です。

始まりはSexRexでもお世話になっているカメラマンリリーからのお誘い。
ヌードの女性を撮影し、ぬめっとした色気を写真に納める快感を覚えたらしいリリーは私にまで声をかけてくれました。
「リカさんも次やりましょう!」と。
あのキラキラした瞳でまっすぐ言われてたじろがないわけがないです。
いやー、アタシ、脱いで耐えられるカラダしてねーし。。。
なんて、最初はうだうだしてたんですが。

同じようにリリーにヌード写真を撮ってもらったヴィヴィアンの作品を観て、一気に価値観が変わりまして。

ああ、やりたい!と思うようになりました。

芸術家なんて、ちょっと高い壁くらいにチャレンジしてないと腐っちゃう生き物なのかも知れません。
いつもの場所、いつもの表現、それだけじゃつまんない。
全部さらけて表現するのにステージだけじゃなくてヌードでもやってみよう。
肉が気になるなら痩せりゃいい!たるみが消えないならそれを魅力に変えろ!
32歳だからってひるむんじゃねー!

そしてやるならとことんやりたい、と、スタイリストさん、ヘアメイクさん、そして絡み相手の男の子まで声をかけさせてもらって本格的に。
そしていきなり本番じゃー反省もできない。まずはプレ撮影しよ、ってことで、こないだは自宅での撮影を敢行しました。


結果、すっげー楽しかった・・・・!!

プロに囲まれて好きな事できるって本当に幸せなことですね。

なにより、「こういうのやりたい」と声をかけて集まってくれた人たちに感謝。
そしてバンドじゃない場所で表現させてもらえることが何より何よりいい経験と自信になった。
次回の本番に向けて反省もできたし。
次はもっといいのを作れたらとおもいます。

作品はリリーの個展に展示されるくらい。
うっかりいいの出来たら他にも活用するかもしれませんが、大々的にネットには出しません。
見てみたいと言ってくださった方にお会いした時にでもお見せするかもしれません。

次は、旅館で撮りたいなー。


ちょいとお待ちよ車屋さん

2011年04月20日 | 鑑定スケジュールやスピ話

歌に出てくる車屋さんは恋のキューピット役をし損ねる役柄でしたが、
あたしの前世ではその車屋さん本人に恋をするという時代があったようです。
最近はこのビジョンにとらわれてしまっています。

良家のお嬢様と呼ばれて想像しうるキャラそのまんまの人生を送ってた当時の私は交通手段は徒歩でもはいからさんのように自転車でもなく、馬車でした。
女学校に行くにもおけいこごとにいくにもどこぞの御呼ばれに参加するにも、この馬車。
その馬車を管理してる人を「車屋さん」と呼んでました。
その車屋さん、どうやらうち専属のお人らしい。
だいたい15、6歳のころからずっと同じ人でした。

年ごろの私が恋をするのはたやすいこととはいえ、なるほどなかなかいいセンス。
まわりにいたボンボンのヤサオトコや腹黒成金よりも、風来坊にも似たつかみどころのないキャラの彼にどんどん惹かれていったんですね。

世間を知りたい気持ちが強いのに、家柄や女性という世間の目が邪魔してどうにも経験できない。
自分の知らない世界を知ってるであろう車屋さんとちょっとだけする会話はとても興味深かったんです。

その車屋さん、余計なことはほとんどしゃべらない。けれど、ちょっと私が落ち込んでたり世間知らずなことをやらかしたりするとそっとはげましたりやんわり叱ったりしてくれる。
わがままでプライドばっか高かった女でしたから最初はイラっ!としまくってましたが、だんだんと心開いてしまって。
そこからなんとかこちらを向かせたくて、あの手この手で振り回そうとします。
けれど相手はそんな幼稚な作戦に乗ってくるほど馬鹿な男ではなく。いつでもマイペース。

勝手に傷ついたり、勝手にまた好きになってみたり。
そうしてるうちに本気で好きになってしまってました。
本気で好きになりゃ、何も知らない相手でも気持ちがわかってくるもんです。
多分、私を大事に思ってくれていた。きっと私を好きだと、感じるようになってました。
とはいえ、あの時代ですから親睦を深めるなんて無理に等しい。
馬車の前と座席でぽつぽつ交わす会話だけが許される唯一のこと。
私の思いこみも強かった。「女たるものがはしたない事をすべきじゃない」という。
今の私なら、紙切れの一枚も手ににぎりゃせりゃいいじゃんって思うのに。
やんないんだなー。

彼女、名前を「藤子(とうこ)」というらしいです。
藤子が一回だけ、車屋さんにプレゼントをしたことがありました。

車屋さんが送り迎えに来てくれる待機時間、彼がいったいなにをしてるのか知りたくて、学校サボってそっと見てたことがありまして。
そのとき初めて知ったんですね、車屋さんが喫煙家だということを。
お勤めの最中、家族が乗る馬車で煙草を吸うなんて知る人が知れば一大事なんです。
しょっちゅう吸ってたわけじゃなく、ごくたまにしか吸わなかったようですが、それでも藤子は彼の最大の秘密を知った気になって有頂天になります。

彼が吸ってたのは紙タバコだったようですが、上質なキセルをプレゼントしたくてこっそりこっそり準備します。
私本人が買いに行こうものなら大変なことになるので、お手伝いさんの友達のお手伝いさんのお知り合いさんにまで迷惑かけて買ってきてもらいます。

デザインに散々悩んだり、キセルに必要な道具がなんなのかも知らないのでその辺わたわたとしますが、結局、ちょっとおばさんくさい色柄の、ずんぐりとしたキセルが手元に。
もっと色鮮やかなものもあったはずなのに、そういうたぐいのものだとなんだか彼に似合わないのです。
とはいえ結果、なんだかなーってなものになっちゃったけれど、それでも包んでやっとの思いで渡します。
「私はあなたの秘密を知っています。けれど吸ってくださって構いません。そしてあなたを想っています」って意味合いのプレゼントだったんだな。

つっけんどんに渡してしまって飛んで帰り、数日反応を待ったけれど。
これがなんにも言わない。気に入ってもらえたのかそうじゃないのかも怖くて確かめられない。
ああ、きっと捨ててしまわれたんだわと勝手に嘆きながらも車屋さんの顔色をうかがうも、まあこれが確信がつかめない。超絶マイペース男です。
それが最初で最後の告白めいた行為でした。

あの時代で、私は23歳まで結婚を拒否しつづけます。
良縁があっても首を縦に振れなかった。
でもとうとう、24歳の時にはいい加減世間の目に耐えきれず親の言う通りの結婚話に乗ります。

そして結納が済み、白無垢が縫い上がり、大量の紅白餅が用意され、着々と結婚に向けて準備が進む中、車屋さんが私を奪い去ってくれないかと願うようになります。

そして結婚当日が近づくある日、思い余って、いつものように馬車を降りる手伝いをしてくれた車屋さんの手元を握ってしまいます。
何度も言ってしまうけれど、あの時代、あの身分差で相手の手を女から握るなんて今で言うと好きな人の前で裸になるも同然の行為なんです。
無言で握って必死に見つめたけれど、彼から返って来た言葉は「なんですか?」だけ。
そこで、長年の思いを一気にあきらめ、絶望します。


その後どうしたのか。
嫁いだもののわがまま放題やって出戻ったのか。
一家の味噌っかすとして狂ったふりをして一生をやり過ごしたのか。
どんな死に方をしたのかもまだわかってません。

藤子はたしかに私に良く似ている。すごく私っぽい。
環境や条件を優先して感情を押し込められる優雅さを持っていようとするところまで似てる。
ぐじぐじ悩んで遠回りをするところまで似てて嫌いになりそうなくらいです。
けど、結局優雅なんて程遠い性格してたんだから。認めて、ちゃんと立ち向かわなくては。
周りいっぱい迷惑かけて、結局自分のしたいことをしてるんだから、そこは、さー。
って思うけれど。じゃあどうしたらよかったの?って言われたら今の私だってわからない。


けど。
きっとこの結末を導き出すのが、今の私のやるべきことなんだな。
本当にやりたいことを突き通して非難されても胸を張るのか。
前より大きな覚悟を持って自分の感情に折り合いをつけるのか。

より豊かな歌を歌うには、どっちをどう選ぶべきか。
それが問題だ・・・。

まぁ、楽しんでやってこうと思います。