今月の頭、素晴らしいお財布に出会いました。
ここ最近熱くなったお財布の話をします。
いままで使ってたお財布が3年越えをしてしまったので(お財布の寿命は1000日と言われています)
新しいお財布を求めていたのですが、どれもこれもなんとなくしっくりこない。
値段、デザイン、というよりもぐっとくる感じが足りないのです。
どこへいくにもなんとなくお財布求めてふらふらお店に入りました。
あちこち回ってわかったことは。
「長財布であること」
「赤、ピンク、にぐっとくる」
「きらきらした装飾がほどこしてある」
「使い心地がしっかりしてる」
「運命を感じる」
これらが満たされてないと買う気になれないってことはわかりました。
そんなとき。桜の佐藤人志先生とお茶をする機会があって。
お財布新調したいんですが、なかなか決まらないんですよ~なんておしゃべりしたときになんと先生がオススメしてくれたんです。
・・・ヴィトンのヴェルニを。。。。
うひょーー!ヴぃ、ヴィトンっすか・・・!?
「ええ、あれを持ってる方は皆さんすごい金運ですよ~。」
なんて。佐藤先生さらっとおっしゃる。
佐藤先生はレイキヒーラーの先生でもあり、「お金を引き寄せる7つの法則」って本を出版された方。
じゃん!この本。
この本、めっちゃわかりやすくて面白いですよ!気になる方はぜひチェック!!
クラブ社からでてます!!
この著者である先生がオススメするお財布ですから、一気に興味が湧いて探してみました。
ネットで見つけた画像は
こんなの。おおーー!イメージ通り!!
でも、高い。二桁は行かずとも、ってくらいの値段。。。。
とはいえ、さすがブランド物。モノは素晴らしくよさそう。。。
私、ブランド物って大して興味なかったのですが、お財布クエストしてるうちにその良さが身にしみてわかった。
まず、光り方が違う!(あ、霊視的に見てね)
手触りが違う!(これは触感のみです)
胸の高揚感が段違い!!(これは感覚的なもの。。笑)
かといって。さすがーに費用をぽーんと用意できない。。。涙
たまにお店に実物を見に行ってはやる気にかえて帰る、というぐっとがまんの日々を重ねておりました。
そんな風な日々を過ごしていると、いろんなところから情報が入ってくる。
面白いものですね。
ブランド物にうとかった私がいろいろと知ってゆく。教えてもらう。
そして「コメ兵」を知ったのでした。
そんなものがあるのか!と、衝撃。
コメ兵は銀座にあると聞いていたので、桜出勤の後銀座に寄ってみたらちょーど閉店時間に。。。泣
あちゃー、お店入れなかった。。。。
次回こそは!とネットで営業時間を調べたら、なんと、コメ兵は桜近くの新宿三丁目にもあるじゃないですか・・・!!
それじゃー次回の空き時間に地図を頼りに行ってみよう!ってなったわけですがその次の日くらいのこと。
地下通路を歩いてるときに電話がかかってきまして。
もしもし、と出ると電波が悪い。
あーこりゃ地上に出ないとまずいなと思ってすぐ近くにあった階段をとにかく登ったのですが、
それがなんとコメ兵ビル地下一階に通じる階段でした。。。。
「まじかよ!」って内心思いながら電話を済ませて、さっそくそのままコメ兵店内探索。
ふくいくたる運命の香りがするっ・・・☆
そしてお財布コーナーへいったとき、とうとう。出会ってしまいました。
それが、この方。
ココ・シャネル。
ヴィトンのヴェルニしか頭に無かった私には衝撃の出会い。
その上、この薔薇のデザインにずっきゅーーーーーん!とヤラレてしまいました。
ああああ、とうとう出会えた。。。。
その日はショウウィンドウから眺めるだけで終わって、帰ってから旦那様に相談。
こういうとき、旦那さまは私の言う事はあんまし聞いてません。
言葉よりは、言語のテンションや表情や空気感を見て答えてくれます。
「利華が出会ったなら、いいんじゃない?」
なんでもかんでもいいよいいよーの人じゃないとこが安心できます。
そして。お給料日にドキドキしながらまたコメ兵へ行き、カウンターのお姉さんに見せてもらったのです。
お姉さんともちょっとおしゃべりを。
ほんとはヴィトンのヴェルニを探してたんですが、この財布に惹かれてしまったんです、なんて話をしたところ、
「あ、ヴェルニは合成革なんですよ。ココシャネルは牛革のみを使ってますので。お品としてはこちらの方がよいですよ。」
なんて教えてもらって。ますますうーわーー!もうこれは私のための財布だわ!って。なりましたー。笑
佐藤先生の本にあった通り、21日間寝かせてから先日。
とうとう新しい財布、デビュー!
金運が上がるから、とかあーだからこーだから、っていうもの確かにこだわりではありますが。
この子は持ってるだけで背筋が伸びます。。。。。
このお財布に見合った自分でいたいと、いつも自分を見返るようになりました。
ココ・シャネルはフランス下町の歌い手でした。
姉と二人で酒場などで歌いながら、服飾の仕事をしてました。
お金がないから衣装も姉と二人で手作り。その衣装でステージを重ねて、そして運命の男性と出会います。
ゴテゴテと過剰に飾ったデザインのドレスが主流だった当時のフランスで
彼女は囲われた男爵の館で自分の着たいものを自分で作ります。
どんなに、ドレスを着ろ、女らしく飾れと言われても納得したものしか着なかった。
彼女の、そのちょっと不器用だけれど周りに流されない美意識が好き。
頑固なんじゃない、自分に素直でいたいだけ、っていうそのスタンス。
そして別の本当の恋人を得て、失ってからの彼女の快進撃はすごかった。
そうして、今のココシャネルがあるわけです。
ココにあやかりたいわけじゃない、ともに歩んで恥ずかしくない自分でいたい。
さて。
あたらしいこの子とまた新しい3年を歩んで行こうと思います。