リカリズムな日常

6拍子に彩られた破天荒な毎日

見切り発車でスロースターター。

2008年01月31日 | Weblog

あたしはどうにもスロースターターだ。
ってことに、最近ようやく気づいた。

要は、テンパってる方が実力を発揮するってことだ。

わかってても。
なんにもない、単調な日常を愛してしまう。


普段の私の主な収入源はOLだ。
占い師は始めるだろうけれど、収入はそれほど望んでいない。
晩御飯の残り物や炊き立てのご飯をお弁当につめて
毎日のお昼の楽しみにする繰り返しに幸せを感じる。
ゆっくり入ったお風呂上りに、メンテナンスとしてやんわり柔軟する時間にたまらなく自分を好きになる。


継続は力なり。
この言葉の意味をしっかりと噛み締めている。


なのに。

擦り切れるような夏の終わりに
恋愛と信頼を失いかけた、あの最悪なコンディションで
すべてをぶつけた歌い方をしまくってた。
あのテンションを打ち破れない。


このテンションだけに頼り切った、
喉筋肉だけに頼り切った表現方法をなんとか変えたい。

 

そんなとき。
身内にちょっとした事件があった。
また、積み上げる毎日を繰り返すのが難しくなりそうだ。


いろんなことが矢継ぎ早にやってくる。
消化不良を起こしそうだけれど、
ま、一個一個やってくしかない。


昨日書いた、「大きな変化」ってのは、
うれしくもあるが、まるでバタバタなのだ。
変化の時ほど、当たり前のことを当たり前にやろう。
愛しい日常はしばらくおあずけ。

 

テンパってるときがいい調子なら。
石ころだらけの道も悪くはない。

そんな中、ライブです!

 


2月2日(土)
浅草KURAWOOD
酒々ナイトvol.8
出番はラスト。
21:00~
対バンも最高にファンキーな人たちらしいよ。
久々の土曜日ライブ。
明日を気にせず弾けましょう☆

 

次の日は節分。

恵方まきでも食べようよ。

今年は南南東らしいぞ。

飛び入り参加もOKなり。

 

 

 


薔薇が咲く前に用意しとくよ

2008年01月29日 | Weblog
大きな変化がもうすぐソコまで来ている。
そんな気がする。
いや、気がするだけじゃなくていろんな計画目白押しなんだからこそなんだけど。

今日はいくつかの重大発表をしよう。



SexRexに新しい仲間が加わることになりました。

年末ライブでサポートしてくれた、ベーシストの直人が、正式メンバーになることになりました。
これでSexRexは正式メンバー4名のバンドになります。

今までお世話になっていたベースの晋ちゃんは3月で卒業となります。


直人は拓とも長い付き合いの友人。私にとっても近しい存在。
そんな彼が正式メンバーとしてSexRexを背負ってくれることになったことは
とてもとても喜ばしいこと。
4月からの彼の活躍が楽しみです。


そして結成当時からずっとサポートしてくれてた晋ちゃん。
感謝してもしきれないです。
ありがとう。
あたしがちょっと感情的なブログを書くとすぐ心配してメールをくれてた晋ちゃん。
優しい、いいやつなんだよね。
公私共々、すんごくお世話になりました。




そしてそして、
3月19日(水)、
SexRex企画ライブをします!!!!

Masquarade vol.2~Rock'n Rose~
at 浅草KURAWOOD

ロックの薔薇を咲き乱れさせるバンドさんばかり集めました。

コンドウアヤ。
東京雑音楽隊ザ・リッピィ
soul red jam
エベレスタ
FOXY


晋ちゃんはこの日に卒業になるので、そのイベントも兼ねています。

19日の次の日は祝日だから。
夜を気にせず遊びに来てくださいな。




そしてそしてそして。
昨年9月に辞めた占い師を、復活させることになりそう。

霊媒の世界からだいぶ遠のいていたけれど。
それはそれでとても楽しかったのだけれどね。

いいかげん「さぼってんじゃねぇ!」って言われ始めたよ。
あちこちから。
もう関わることない世界だとおもっていたけれど。
これを始めないと先に進めない気もしている。


全てのバランスを観たときに、どうしても足りないパーツがあって、
ない道を延々掘り勧めるゾーンにはいってしまった。
どうやらそれは、鑑定士復活って答えに行き着きそうなのだ。

まぁ、単純に世間に貢献しつつ、成長しなさいってことなんだろう。
こちらも正式に復活するのは春先になりそうです。



バンドを一生懸命やってるだけじゃ、どうにも芸が無い。
じゃあ、一体何のためにやってるの?って問われると
残念ながらまだグラグラするんだ。

だって世の為人の為にやってるわけじゃないじゃない?
好きなことを好きにやってるだけだから。
「世直し!」とか「プロパガンタ!」って到底言えない。
面白いイベントには貢献したいと思うけれど。

無心に作りたいだけなのさ。
野心も欲望もどこか違った。
歌い始めてからずっとこうだから、きっと明確な答えが見つかるときは
歌をやめるときだろう。


熱。情熱こそが人を動かす。
あたしはその熱にチリチリと燃えていたいだけなんだ。



今年は関西ツアーに行きたいのです。
セカンドアルバムを引っさげて。
関西のジャズロックの可能性に自分たちを挑戦させてみたい。



薔薇のつぼみはたくさんあった。
さて、咲く前に用意しなくては。




休日の過ごし方

2008年01月28日 | Weblog
久々のお休み・・・・!
さー何をしようかなぁって思っても
やっぱり家を満喫したいっ!ってなったのよん。


いっつも外に行ってばっかだから、
たまには家でナルシズムに乙女したい☆


いつもはしない服の組み合わせで着てみる
いつもしない、でもちょっと憧れてた髪型にしてみる
矢車菊の紅茶をいれて~
dorlisをかけて~
そんな乙女な雰囲気大好きなうちのぷんちゃん。
そばにちょこんと居るのはちゃび。

ぷんちゃんは「モン・プチ」が正式な名前。
モンプチはフランス語で「愛しい人」って言うの。
名前どおり、おしゃまな貴婦人なのです

あ~シアワセ・・・・・



インフル入ってた

2008年01月26日 | Weblog
しばらくブログとか書きたい気持ちになれなかったよ。
ごめんね。
吐き出したい言葉が見つからなくて。
それって、明らかに今までの私とは違う感覚で
ちょっと、焦った。
このまんま、毎日毎日、楽しい妄想も忘れて生きてくことになるのかなって。
ちょっと、焦った。



そんなときに、インフルエンザにかかった。


ただの高熱じゃないんだな。
インフルエンザって。
いやー、苦しかった。


歌い手としてのどを台無しにする病気にかかったことは反省すべきだけれど、
平和ボケした頭にはちょうどいい刺激になったよ。


病気と闘う人って、すげぇ。
ベットに横になって、動かずに、どれだけの痛みや苦しみと闘ってるんだろう?
入院して亡くなったうちのおじいちゃんは、どれだけ苦しい思いをして逝ったんだろう?


あたしね、おじいちゃんが入院してもう長くないってときにさ、
演劇の大会にこっそり出てたんだよ。
家族がみんなでおじいちゃんの入院生活支えてるときに
ガキな私は自分のことしか考えてなかったんだ。

ごめん。
おじいちゃん。
今更だけど、本当にごめんなさい。



布団に包まってずっと考えてたよ。
わたしは、嫌なガキだった。
難しくて思いやりもやさしさも足りなくて。
どうしてもう少し、人の気持ちをわかってあげられる頭がなかったんだろう?



40度の熱があっても、結構動ける。
起き上がって、着替えたり、病院行ったり。

それを思えば、いつもの生活でちょっとくらい眠くたってつらくったって、
今よりはずっと体動くんだから大丈夫。
って、思うようになった。


もっと必死に生きられるはずだ。
もっと。



生きてるって、ほんとにすごいことなんだな。
死んじゃうって、ほんとにすごいことなんだな。



バンドと恋愛

2008年01月08日 | Weblog
「最近、ファンの子に告白されてしまいまして・・・。」

久しぶりに電話をしたバンドマンと思わぬ長電話になった。
いろんなお話をしたあと、そんなプライベートなことまで打ち明けてくれたの。

彼は相当困った様子。
しかも彼には彼女さんが居るのだ。

さすがにお客様に彼女がいることを堂々とふれまわれるバンドマンなんて
そうそういない。
だってプライベートなことだものね。
その上での告白だったらしい。



そのことを、長くつきあってる彼女さんに報告したんだって。
「そしたら、
『たった一人に告白されてるようじゃまだまだね。
もっと大勢に告白されて、うんざりするくらいになんなさい。』
って、一蹴されました。」

と。


なんともいい話じゃない・・・・!!



憧れのバンドマンに捨て身の告白をした女の子もかっこいいなと思うけれど、
そのバンドマンの輝きを支えてるのはまぎれもない、その彼女ね。

告白をした子はかわいそうだけれど、
その彼女には敵わないわね。


私はむしろその彼女さんに惚れそうだわ。



バンドマンの彼は、彼女のその態度にへこんだらしい。
もしかしたら彼女にショックを与えてしまうかも、と考えていた自分に。

俺ってまだまだだなぁって、思ったんだって。

なんていい話・・・!




芸術家を支えるパートナーってのは、
いろんな形あると思うけれどさ、
そういう覚悟は絶対必要になってくるよね。




私と拓(SexRex Key)だって、
こんだけ「恋人同士です、一緒に住んでます」と公表したところで
ダメになるときはダメになる。


そして、それをはっきりと公表することだって
勇気と責任は必要不可欠。


ああ、素敵ね。


やっぱり、私の考えは間違ってなかったって、勇気付けられるよ。



私がバンド内恋愛してても、同棲してても、
私の魅力は翳らない。
バンドの力もなくならない。

私が私を偽らないと成功しないなんて、本物じゃないと信じている。

そんなもので翳ってしまう程度なら、さっさと潰されてしまえばいい。


大事なのは、その各々の覚悟の置き所なのよね。



変化のとき

2008年01月06日 | Weblog
大好きだったものが大嫌いに変わることは
たいして不思議なことじゃないと思うのね。


大好きだったものに無関心になってゆくほうが
ずっと大きな変化じゃないかと思う。



わたしが変わってしまった?
それともあなたが変わってしまった?



ふと気がつくと
あなたとわたしの間にはとうてい埋めようのない距離ができていて
そのあまりの距離にびっくりするだけで

悲しくもない
それが悲しいなぁ。




感謝をして、お別れしよう。
そしてまた、お互いの道に戻ってゆく。



無意味な未練だけは味わいたくないね。





新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

2008年01月05日 | Weblog
バンドを始めたころは、各々のその情熱のかけどころ、
そしてその温度差にとても焦りを感じていた。
なんとか近いものにしたくて、つたない言葉で少しづつ伝えようとして
ただそれだけで一年が過ぎた。

二年目に、それをいい感じであきらめた。
だって違う人間。それぞれもういい大人だ。
違ってて当たり前。押し付けてどうにかなるもんでもない。
力を抜いて初めてわかったこともある。

そして最愛の相方を失いかけて、湾曲していた価値観に往復ビンタをくらった。


それから集客のために「損はさせません、最高のライブをします」
なんてメールを打つのをやめた。
「最高」で当たり前なのだ。しかもそれは自分の中のみの基準だ。

お客様は何かしらを失って来てくれる。
そのお客様に対して損とか得とか、それはおこがましいのだということに気づいた。


私が私であることをもっと実感したくて、占い師を辞めた。
相談者さんに本当に必要な言葉と、彼女たちが求める言葉のギャップに限界を感じた。
振り回されてしまう自分の不甲斐なさに自己嫌悪に陥ることにも疲れた。
そしてなにより、自分の霊的な力をどうにかして世間に役立てようともがくのを辞めた。

目に見えないものに影響されすぎる自分を否定しても肯定しても始まらない。
そしてその価値は自分自身だけが位置づけるのだとやっとわかった。






そうして向かえた2008年。

いろんなことがとてもすっきりしている。

もちろん現状は変わってない。

バンドが売れたわけでも、借金の額が減ったわけでもない。

でも。


いろんなことがすっきりしている。




六星占術によると、今年から3年間大殺界が始まるらしい。
でも思い返すと、今までの大殺界はとても充実していたように思う。

つらいことがあってもそれゆえに大きなことを手に入れられたり。
泣いて笑って、忘れられない思い出となったことも少なくない。


これから3年間楽しみだ。
産みの苦しみはどんとこいだ。




さあ。
行きたい方向は決まった。

あとは力を蓄えて、風を待つ。




新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。