これは本の修理をするための道具です。
昨年の春から月に2回、図書館の本を修理するというボランティアを始めました。子供のころから大好きだった本に触れるのが楽しく、子供たちが愛読してボロボロになった絵本を修理する事が出来てとても満足しています。ただ、活動が終わるのが11時半になるので昼食の時間に間に合わないので夫には自宅で、私は図書館の駐車場に停めたマイカーの中で食べれるように二人分のお弁当を作っています。
お弁当を持った事で昼食後からの時間が自由になりました。図書館に戻って閲覧できる本を読んだり、ボランティアのお仲間とお茶したり周辺をドライブしてまだよく知らない場所に行ってみたりしています。
元いた団地では否が応でもいろいろな人と付き合わざるを得ませんでしたが、ここではそんな我慢はしないつもりです。ボランティアのお仲間の中には友人になれそうな人がいませんが、焦って親しくなろうとは思いません。私はいったん友人になった人とは細く長く付き合ってきて誰ともケンカをしたことはありません。だからちょっと会ったぐらいでは友人にはなれません。どうでもいい人と付き合って厭な目に合ったり面倒に巻き込まれるぐらいなら、孤独に読書したりネットしたり工作しながら夫と二人で仲良く毎日の暮らしを楽しみながら生きる方がよほど幸せだと分かっているからです。
まだあまり自分の事を話したいと思う相手に出会っていませんが、そのうちきっといい人に巡り合えると信じて平凡な毎日を出来るだけ誠実に暮らそうと思っています。
友達作りを焦らない事にしたとたんに素敵な人に出会いました。初対面なのにそう思えないほどいろんなことを話し合えて自分でもびっくりしています。それだけ両者とも孤独だったのかもしれません。まだまだ深いお付き合いは慎重に、と思いながらも残り少ない人生を考えると、はやる心を抑えらえない気もしています。
お弁当、ちょっとした工夫で時間も有効に使えますよね。
私も人との距離の取り方、若い頃(20代30代)とは変わってきました。
無理しないで暮らしを楽しめることですごく居心地よくなりました。