考えてみれば、今は絶好のダイエットのチャンスだったと思います。夫はコロナのワクチン接種をしたくないというので歯科医で虫歯の治療が出来ず、その結果胃が悪くなり固い物も食べれず、毎日の食事の量や食べれる物が減ってしまって昼食は普通に食べれますが、夜は胃に負担を掛けない消化の良さそうな柔らかい菓子パンとヨーグルトという食事が多くなりました。(夫はこの夕食を「5時のおやつ」と言いますが、まさにそんな感じです)
朝食はごはんと味噌汁以外は出来るだけ小さく切った野菜の煮物とか漬物代わりになりそうな梅干しとか海苔とかを並べ、メインは干物か卵料理か納豆といったところです。こういう時和食はお惣菜になる物が豊富で有難いです。これがパン食だったら毎日同じようなものばかり食べる羽目になりますものね。
夫にはちょっと可哀そうな食事ですが、本人がワクチン接種を拒否したことから始まった事なのでこうなったのは仕方ないでしょう。
その反面、ダイエット中の私にとってはわざわざ別の食事を作る手間が省け、夫と同じものを量を減らして食べるだけで体重を落としていけるのですからこんなに楽な事はありません。
最初はスラスラと落ちていた体重もスタートから5,5キロも落ちてくるとそう簡単には減りません。毎朝の体重測定を欠かさず、100g単位で増えたり減ったりするのを記録しては一喜一憂。
夫はそんなのは誤差の範囲だと言いますが、それを軽く見ていると、わずか100gが積み重なってなってアッという間に1キロオーバーとなるのです。その1キロを落とすのにどれだけの努力が必要かを知った今は運動も欠かさず、食事にも気を付ける日々を続けた結果、あと1.5キロの減量で目標達成となります。
年をまたいでのプロジェクトとなりましたが、目標達成のおりには何か自分にご褒美を、と考えています。
9月から始めたダイエットは2か月で一気に4キロ落ちましたが、そこからがなかなかすすまず、これまでなら2週間で1キロ落ちていたのがたったの500gしか減量できていません。もっと食べる量を減らさないと予定した体重にはなれないのかなあと考え中です。
それでも今朝ふと思い付いて、数年前に買って殆ど着ていないジャケットを出して着てみたら、チョット張りのある布地がいい感じに体に沿って落ち着いて、あまり広がらないではありませんか!これぞダイエット効果だわとすっかり嬉しくなって、これからも引き続きダイエットを頑張ろうとモチベーションが上がりました。
同じケースに入っていたもう一枚のジャケットも着てみましたが、こちらは着ていくチャンスがなくて仕舞いっ放しになっていた物で、これまでも普通に着れていた物でした。アイロンをかけてから洋服ダンスに出して何時でも着れるように準備しておきましょう。
この二点が出てきた事で本気で古い半コートやジャケットを処分する気になりました。やっぱり今着る服が潤沢にある事が私にとっての服を処分するための大事なポイントでした。
着られる服が十分にあるという事はとっても豊かな気分で、私のような勿体ながり屋で用心深い人間には、「もしかするとまだ着る機会があるかも」とか、「今処分したら後で後悔するかも」という不安が払拭されて安心です。これでもう絶対に古い服には出番がないと判断できました。
古い服は市役所の古着の回収ボックスに出して来ようと思います。サイズが合わなかったり少し色褪せしていたりはしますが、大切に保管してきた物なので、私的にはまだまだ着られる服だと思うのでどなたか必要な方に使っていただけたら、と思っています。
ダイエットの効果があって着られる服が増えて、もう古い服に対する執着がなくなりました。これでやっとぎゅうぎゅう詰めだった収納にゆとりが出来そうで嬉しいです。
9月8日から始めたダイエットはもう2か月を過ぎました。ただいまのところ最初の体重から4,4キロ減です。4キロまではスイスイと行きましたが、4キロ過ぎからなかなか減らなくなりました。そろそろダイエットに疲れてきて時々甘いものに手が出るようになったせいかもしれません。
とは言っても今回のダイエットは「健康上の問題を解決するために絶対に7キロ痩せなくてはならない」という強い目標があるので、なんとしてもあと2.6キロやせる覚悟です。年内ではちょっと無理かなと思いますが、ともかくあと2,6キロ減を目指して頑張っているところです。
今回のダイエット法は間食をしない事、食事の量のとり方を変えて朝食2、昼食3.夕食1というボリュームで出来るだけ毎食バランスよく食べる事、毎日同じ条件で体重を測る事、という3点を守りつつ、運動もこれまで通りに続けるということです。
朝食はご飯の量を三口程度減らすだけで、おかずや味噌汁は普通に食べ、昼食は夕食のメニューを特に制限せずバランスよく量も普通に食べています。その代わり、夕食については大きく変わりました。夕食に昼食のメニューのような軽い物を食べる事にして、例えばうどんなら二人で一玉、食パンなら8枚切りを1枚にするという感じです。ハムエッグ程度の簡単な料理をする場合もありますが、冷蔵庫の中のチーズやハムに湯で置きしている野菜をとり合わせたり、グラノーラのヨーグルトかけなどを少量ずつワンプレートに盛り合わせるだけです。ヨーロッパの習慣にある「コールドミート」というのでしょうか、夕食は火を使わずに食べられる食材を軽く食べて胃腸に負担を掛けないという食事の仕方になりました。
この方法は胃の調子がよくない夫の希望でもあり、ダイエット中の私にも効果的な食事法になりました。昼食時に夕食の支度をしないといけないので最初はやりにくかったのですが、最近はまとめ買いや冷凍が上手になって食品ロスが殆どなくなってきました。冷凍庫に数日分の肉や魚が入っていると、朝食の支度をしながらメインの昼食の支度も同時に出来て暮らしの中に時間的、経済的なゆとりがうまれたのが嬉しいです。
そして何よりもよかったのはダイエットにより食事量が減り、少量だからこそ美味しい物を食べたいと思うようになって丁寧に作ったり、美味しくなる工夫をするようになった事ではないかと思います。