顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

手術当日―主治医への想い

2008-09-30 08:51:50 | Weblog
おはようございます

いよいよ今日、手術です
手術は午後なので、まだ時間はあります。

簡単な手術のはずなのに、びびっている私
今まで大きな手術を2回も経験したんだから、頑張れるはずだよね

でも、骨は大丈夫なのかな…? どのくらい骨ができているのかな…?
それが気がかりで、不安です


★☆主治医の先生へ☆★
手術成功させてくださいね
やっぱりできなかったとか、術後の経過が悪いなんて、今回はなしだからね
悲しくなることや絶望的になることは、もうたくさんだから…これ以上、私を苦しることはしないでね
今まで数え切れないくらい散々イヤ経験をしたんだから、たまには良いことがあってもいいよね?今回は笑顔で退院したいな…
手術は先生の腕や力量にかかっているんだから、本当にお願いします


直接伝えたいけれど、できないのでこのブログ上で 笑
それでは、手術頑張ってきます
元気になったら、今までいただいていたコメントちゃんとお返事書きますね。
それまで、待っていてください

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私にもわからないの!! ~会社のこと~

2008-09-29 14:14:00 | Weblog
8月の最後の週から仕事に復帰したものの、1ヶ月も経たずにまた約3週間もお休みすることになってしまいました

やっぱりそうなると、周りに聞かれるんだよね

父親にまで「そんなに会社、休んで大丈夫なのか?」とか、妹には「よくそんなに休んでクビにならないよね。普通はクビだよね。」とか、弟にまで「甘えてばかりいないで、少しは働けよ。」って…

確かにそうだよね第三者から見ると、働けよって思うよね。

それに私だって、わからないの会社が私のことをどう判断しているかなんて、私だって知りたいよ

友達に聞いても、「よく新入社員にそこまでしてくれるよね。普通はないよ。」って言われちゃって…

今回のお休みは有給だけではもう全然足りなかったので、必ず復帰する旨伝えて、傷病休暇というものを申請してお休みをいただきました

でも復帰したら、会社に名前がなかったらどうしよう・・・
私の知らないうちに、クビになっていたらどうしよう・・・

常に頭の片隅にある問題。特に周りの話を聞けば聞くほど、不安が募ってくるのね

私、やっぱり甘えすぎ…?働きたい気持ちはあるんだけどね、うまくいかないの

まだ若いし体力ある分、無理しようと思えば、いくらでも無理できちゃうのね
だから働こうと思えば、鎮痛剤さえあれば、今の状況でも働けるよ

そっちの方がいいのかなぁ…?

どっちが正しいのか、間違っているのか、わからない
今回、手術を選んで正解だったのかどうかもわからない
ゆっくり療養していいものなのかも悩みます

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私にもわからないの!! ~手術のこと~

2008-09-29 09:54:05 | Weblog
最近よくされる質問が、「骨には感染していないの?」・「移植した骨は無事なの?」・「もし骨がダメだったらどうなるの?」って聞かれるのね

心配してくれているのはうれしいのですが、でもそればかりは私にもわからないのむしろ私が知りたいくらい
主治医に聞いても、「開いてみないとわからないけれど、何とかなるよ。」としか答えてくれないのね

だから答えたくても答えられないの本当にわからないんだもん
わからないことを聞かれるのって辛いし、答えられない自分にイライラしてくるのね

もし骨にまで感染しちゃって、骨がダメになってしまった場合や、感染はなくても、移植した骨がほとんどできあがっていなかったら…
そうしたらもう一度、骨移植の手術をやり直すことになるとは思うのね

私だってあんな侵襲の大きい手術を何度もやるのはためらうし、顎だけではなく、採取部位の問題も出てくるし、それにまた健康保険の適応か否かでもめるのはイヤだよ

骨にどの程度感染しているか、とか、骨がどの程度できあがっているか、というのは、確かにレントゲンでは判断できないかもしれないけれど、歯科専用の三次元のCTというのがあって(←普通のCTとは違って、顎の骨が立体的に見られるCTです。)、それならある程度は今の状況がわかるし、そうしたら手術も今後の治療のことも少しは受け入れられると思うの

だから先日、「手術前にCT撮らなくていいのですか?」って聞いてみたら、「どうせすぐ開くし、必要ないよ。」って言われちゃいました

だから…今の状況は全くわかりません。もう主治医を信じるしかないよね

今は無理矢理、点滴で炎症を抑えている状況だから、このまま手術をしないと…感染の程度も重くなるし、全身状態も悪くなるから、グタグタ言っていないで素直に手術を受けることにします

※ちなみに、この三次元のCTは、私が入院しているS病院にはありません。
私がたまに行くN病院のように歯科専門の病院か、口腔外科の規模が大きい大学病院にしか置いてありません
でもこのCTの精度は本当にすごいです私も1回しか撮ったことはありませんが、出来上がった写真を見ると、画像がリアルでビックリします

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主治医の言葉が信用できないとき

2008-09-28 10:19:45 | Weblog
9/26「感染を起こした理由と手術のリスク」にも書きましたが、今回の手術は…本当に一か八かの賭けみたいなものがあります

私がね「もし骨にまで感染がみられなくて、でも骨がほとんどできていなかったら、どうするんですか?」って確認しました

主治医が「それが問題なんだよね。どうしようか…何かしらしないといけないよね。」って言葉に詰まっていたので、「もし骨が足りないと判断したら、手術と同時に骨移植もやってもらえませんか?」とお願いしました

すると「それはしない。今回はプレートを除去したらすぐに閉じるよ。骨にまで感染していなくても、粘膜は感染を起こしている状況なんだし、このまま骨を移植したってダメになる可能性が高いから、感染が落ち着くまでは我慢だね。時間をおいて改めて手術って感じになると思うけれど、でも前回、多すぎってくらいのかなりの量を移植したし、手術から1ヶ月は経っていて、術直後ではないから、移植した骨が全てダメになっている可能性は低いから大丈夫だよ。」と言われました

私は最後の言葉がすごくひっかかりました
『手術から1ヶ月は経っていて、術直後ではないから、移植した骨が全てダメになっている可能性は低いから大丈夫だよ。』

こんなこと書いたら失礼に当たるし、病気を治療してもらっている立場なのに、態度でかいとは思うけれど、心のどこかで主治医のことを信用できていない私がいます

移植した骨がダメだった場合、という最悪なケースのことを、主治医は考えてくれていないのすごく軽く見ているのね
その可能性は低いのかもしれないけれど、万が一ってことも考えられるわけじゃん?

だって…1回目の腫瘍摘出術のとき、顎の骨は残してくれるって約束だったのに、実際に開いてみたら腫瘍が大きくて、顎の骨が残せなかった…って前例があったから(1/25「手術談③」)

今回は大丈夫なのかな?主治医の言葉を信じて手術を受けてもいいのか、今になって不安が襲ってきました

それともう1つひっかかった言葉が、『まぁ、インプラントができるくらいの骨の量があれば問題ないわけだし、大丈夫だよ。』って

それってさ、全く整容面とか考えていないってことじゃんひどいよ、先生
口腔外科の先生なんて、所詮そんなものだと思ってはいるけれど、もっと見た目とか考えて欲しい一応、女の子なんだしさ。

こんなもやもやした気持ちで手術を受けて大丈夫なのかな?少しずつ不安になってきました
この不安な気持ちを看護師さんに言ってもいいものなのか、悩みます

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プレート除去手術の方法

2008-09-27 12:57:49 | Weblog
今回行う手術は、ただ単に前回入れたプレートを除去する形になります。
異物になっているプレートを除去して、穴が開いている部分を閉じるだけです
だから決して難しい手術ではありません

そして今回は私の強い希望により、全身麻酔ではなく局所麻酔(静脈内鎮静法)で行います

本来、プレート除去手術というのは、簡単なもの(例えば、顎変形症の手術のように予め取り出しやすい位置にプレートを入れる場合)は、局所麻酔下、しかも外来で簡単にできるそうです主治医が説明してくれました

でも今は怖がりの患者や、こういう簡単な手術でも、患者自らが全身麻酔を望む場合が多いので、念のため入院して全身麻酔下で行うことの方が多いらしいです
私からしてみれば、何とも大袈裟な…って思ってしまいますが…

でも、私のような腫瘍摘出術や顎骨再建術、または顎骨の骨折の手術では、後で取り出すことを考えてプレートを入れることは難しく、どうしても奥の方や深い位置にプレートを入れることになってしまい、そうなると簡単には除去できません

かなり深い位置まで大きく切開して広げなくてはいけなくなるそうで、どうしても入院して全身麻酔が必要となってしまうそうです

さらに私の場合は、プレート除去だけではなく、もし骨にまで感染を起こしていたら、骨も除去しなくてはならないから、「万全を期して全身麻酔でやろうよ。」と主治医は勧めてきましたが、でも全身麻酔がキライな私は、「頑張るから」って強く主治医にお願いしました

その思いが通じて、今回は局所麻酔といっても静脈内鎮静法で手術を受けます

静脈内鎮静法とは、全身麻酔のように点滴から麻酔薬を入れますが、全身麻酔のように意識がなくなることはありません。でもかなりぼーっとするみたいで、手術のことを覚えていないくらいだよ、と言われました

でも静脈内鎮静法でも、血圧、脈拍、心電図、酸素飽和度などのモニターをつけるそうですただ、尿カテは入れなくてOKだそうです

初めての体験なのでドキドキですが、全身麻酔だけはイヤだから、頑張ります

そして、感染の程度がだいぶおさまってきたので、30日に手術が本決定しました
なのに入院してから毎日、抗生物質の点滴点滴、早くはずれないのかな?

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感染を起こした理由と手術のリスク

2008-09-26 19:25:13 | Weblog
今日1日で、いっきにいろいろなことを説明されたので…まだ頭の中でうまくまとまっていませんが、手術を受けるまでの間に、感染を起こした原因や手術の説明などを書いていこうと思います

今日は、感染を起こした原因、つまり再手術となった理由と、今度受ける手術のリスクです

まず、感染を起こした理由なのですが、8月に腸骨移植による顎骨再建術を受けたときに、腸骨を十分すぎる量(かなりの量)、顎に移植しました。また残存する粘膜がほとんどなかったので、粘膜を切ってのばして、無理矢理縫い合わせました

術後、まず手術でいじった一部の粘膜から壊死を起こし、穴が開いてしまい、骨やプレートが露出してしまいました
穴が塞がるのを待っていたのですが、私の身体がバカだから、せっかく入れたプレートを異物だと認識して、外に出そうとしているのです(前回の手術のときは大丈夫だったのですが…)

そんなわけで穴が塞がるどころかどんどん広がってしまい、骨やプレートの露出も目立ってしまい、しまいには露出した部分から感染を起こしてしまい、今日に至ってしまいました

感染を繰り返していたら、それこそ収集がつかなくなってしまうので、急遽、プレート除去手術をすることになりました30日に行います

ところがここで問題はいくつか出てきます
まず1つ目が、移植した骨にまで感染していないかどうか?
2つ目が、移植した骨がどこまでくっついているのか?
です

先週、レントゲン写真を撮った際に、とりあえず表面の骨は無事で、感染を起こしていないと説明はされました
でもレントゲンでは表面の骨しか見えず、内部の骨までは見えないので、実際に手術で開いてみないとわからないそうです

もし内部の骨にまで感染していたら…炎症を起こしていたら…プレート除去手術と同時に骨も除去するとのことでした
そうなってしまったら、せっかく移植したのに、残念ながら全てが台無しになってしまいます

本当に怖いよ…

そしてもう1つ。まだ骨移植の手術をしてから1ヶ月半程度しか経っていません。ここでプレートを除去してしまうということは、ものすごくリスクを伴います

普通、プレートは手術から半年~1年程度は入れておき、骨が出来上がったことを確認してから除去するのが一般的です。移植した骨が完全にくっついて、骨が出来上がるのには、少なくとも半年はかかります。

もし…骨ができあがっていなかったら、これも同様にして、もう一度骨移植をやり直すことになってしまいます
なんと、これもレントゲンでは判断できず、実際に開いてみないとわからないそうです

本当に不安だよ…

一か八かの賭けで行う手術。今回ばかりは…良いように物事が進んでくださいと願わずにはいられません。どうかお願いします

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入院初日

2008-09-25 20:23:20 | Weblog
もう3回目だから、事務手続きは慣れたものです。口腔外科病棟に案内されましたが、それも前回と同じ
まぁ、退院してからまだ1ヶ月しか経っていないからね…

看護師さんにも会うたびに、「今度はどうしたの?」・「え!?入院なの?」・「退院したばかりじゃん。」って驚いていましたが、ここの病棟の看護師さんとはほとんど顔見知りだし、雰囲気がみんな温かいので、最後は笑い話になりました

しかも、私の基礎情報やアンケートの紙を見て、「そうだよね。」って同意してくれました(9/24「3回目の入院」)

やっぱりここの病棟、眼科に皮膚科に口腔外科だから、そんなに入退院を繰り返す人はそう多くないみたいだし、1人あたりの1回の入院期間も短いから、私が長く感じるみたいで、結構看護師さんとかに名前と顔と覚えられていました

今回は、手術の前日入院とかではないので、意外に落ち着いています
ブログ更新できるくらいですから 笑
このまま手術が受けられるといいんだけど…

前にも書きましたが、今日は主治医はお休みですが…私の入院に合わせてお昼頃病棟に来てくれました
軽く口の中を診てもらって、抗生物質の点滴をして終了
でも今日は、点滴の針を抜いてくれなかったから、しばらく不自由な生活に

詳しい話は明日してくれるそうです
自分のことなのに、今の状態とか、手術の方法とか、よくわかっていません

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行ってきます♪

2008-09-25 08:29:28 | Weblog
もうすぐ病院に行ってきます

熱も下がり、顔の腫れもひき、痛みもだいぶ緩和されたました

そうなると、今日から入院する必要はあるのかな…?と思ってしまいますが
やはり、できたら入院はしたくないので、手術の直前からでいいのになぁ…

不安や焦りはいっぱいあって、心は複雑ですが、今の状況を悲観することなく、ゆっくり療養したいと思います

このブログを見に来てくれる皆様、本当にありがとうございます
退院したら、今度は明るい話題でブログアップしていきたいです

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3回目の入院

2008-09-24 20:49:06 | Weblog
明日から、入院なんだよねー。全然、実感ないけれど
まだ前回の入院や手術の話を、記事に出来ていなかったのになぁ

先週、主治医に「まただけど、一応これ書いてきてね。」って渡された入院申込書や入院案内書
親にも「見る?」って聞いたら、「もういいよ。」って言われてしまいました

それと毎回入院するのに、基礎情報やアンケートの紙を渡されるのですが、もうこれも同じで書く気がうせますそんなにすぐには変わらないよ…

そして、いつもは空欄にしている項目があるのですが、でも今回は勢いあまってつい書いちゃいました。それが、

●今一番してほしい事があればお書き下さい。
  『手術を成功させてください。』

だってそれしかないんだもん
嫌味に見えちゃうかな…?まぁ、いいや。本当のことだし

また、入院したらいろいろあると思うけれど、今回も頑張ってきます
ブログの更新やコメント返しは難しいかもしれませんが、皆様からのコメントはリアルタイムで読ませていただきますので、コメント待っています
ちなみにアドレスは、私のgooID@mail.goo.ne.jpです。

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患者の立場になって考えて!!

2008-09-23 23:17:27 | Weblog
今回の内容は、本当に自己中心的な内容です。気持ちを吐き出すところがここしかなくて、素直に書いてしまいました予めご了承ください

入院したらまたしばらくお風呂に入れないかもしれないし…と思って、美容院に行こうと思って、電車に乗って、ふと中刷りを見たら…
電車の中なのに、場所もわきまえず涙が止まらなくなっちゃって、もうダメだと思って、急遽、家に帰りました

家に帰っても涙は止まらなくて、過呼吸起こしそうで、大変でした

その中刷りとは、『自分の抜いた歯を冷凍・移植、広島大で開始「歯の銀行」ルポ』
歯を失ったことが、こんなに心の傷として残っているのだと改めて思いました広島大学と聞くと、連鎖的に悲しくなっちゃう自分がいて、情けないです
(読んでいない方は、9/6「運命のいたずら1~3」も読んでください。)

そして勇気がなくて、記事を見ることはできませんでした。気になる方はこちら⇒http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/ 読売ウィークリーより

それと私がもう1つ感じたのは、読売ウィークリーの特集にもなっている矯正の話。
日本の矯正治療は進んできて、口唇口蓋裂の子や、顎変形症の人の矯正治療は、全て保険が適応されます。
(この保険が適応するかしないかはかなり大きくて、普通に矯正治療を行うよりも、安くすむことが多いです。)

でもね、このように見た目を整える治療にも保険が適用するのだったら、それをもっと広く目を向けて欲しいの

私のような顎骨腫瘍で、腫瘍の摘出と同時に顎の骨や歯を失って悩んでいる人への顎骨の再建術やインプラント治療や、それに付随する手術にも、ぜひ全額保険を適用させて欲しい
(一部の病院では、一部の治療を保険適用にしていますが、全ての治療ではないし、行っている病院もまだ少ないのが現状です。)

今後、外科矯正を行う人は増えると思います。このご時勢、見た目の美しさを求める時代だから仕方がないけれど、なんで日本の歯科医療は、矯正ばっかりに目を向けるの?
患者数が多いから、その兼ね合いや保険の点数などで、矯正に力を入れる病院が多いのもわかるけれど、でも…口腔外科で扱う疾患は顎変形症だけではないのだから…

こんな自己中な私につきあってくださり、ありがとうございました
今回の記事は、批判されるのは覚悟していますが、良心があれば…できたら中傷はやめてください。
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人生、疲れました

2008-09-23 09:54:34 | Weblog
同期からね、励ましのメールが届いたんだけれども…

◆メールの内容の一部◆
「なんかの本で読んだけど、神様はその人が乗り越えられる試練しか与えないんだって。だから、今回のことを乗り越えたら、更にいい女になっていると思うよ。」

これって、よく聞くよね

でもね、私はもういい女とか、いい人になんてならなくていいから、むしろもうなりたいとも思わないから、病気とはもうお別れしたい
もう普通でいいよ平凡な人生を、地道に歩みたい

この1年間で…3回も入院して手術を受けて、それでも病気はまだ治らないんだよ
もちろん、再発の可能性もゼロではないし、たとえ再発しなくても…私にはまだいくつか手術が残っているの

いつかは治る病気だけどさ、こんなにも手術が続くとへこむ
放射線療法や、化学療法の効果もないから、手術しか選択肢がないっていうのも、へこむ原因の1つ。自分で治療法を選べないんだもん

手術のたびに、強烈な痛みや吐き気を我慢して、顔の腫れやうっ血も我慢して、麻痺にも我慢。手術を繰り返すことによって、顔は変形するし、左側しか使えないから、どんどん歪んでくるし、歯並びもおかしくなっちゃうし

人生疲れたでも22歳の人が言うには、まだ生意気すぎる言葉だよね

もうすぐ(10/8)、私の23回目の誕生日です
歳はとりたくないけれど、それまでに退院したい
誕生日にはおいしいケーキが食べられるまでになりたい
それが今の私の、ささやかな願いです

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今日も病院でした

2008-09-22 17:39:56 | Weblog
今日、主治医はいないけれど、S病院の口腔外科に行ってきました
処方された抗生物質の効果を確認するために、臨時で歯科の先生に診てもらいました

炎症の程度は、だいぶおさまってきているそうですでも念のため、今日も点滴
このまま順調に行けば、予定通り30日に手術が受けられそうです

それと…私の右顎は感染を起こして、炎症反応が起きているため、筋肉が硬直していて、それで口が開かなくなっているとのことでした

歯科の先生が顎にレーザーを10分間当ててくれたら、ものの見事に口が開くようになりました
もともと、普通の人とは違って口はあけにくい上に(術後の後遺症です。)、炎症まで起こして、指1本分も開かなかったのですが、1.5本分くらい開けられるようになって驚きました

今日の状態がまずまずだったので、後は入院(9/25)まで診察がありません
手術の詳しい話も、今回は入院してからされるみたいです。
今から、ドキドキしています

仕事も明後日の24日でまたお休みします。あと1日頑張ろう

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願いは叶わず…

2008-09-21 20:26:50 | Weblog
当初、9月末に大事な出張が入っていました私の担当地区ではないのですが、手伝いに急遽呼ばれて、某県に4日間行く予定でした

私はその出張を楽しみにしていました

理由は、私と同じような病気(顎骨腫瘍)の方と、実際に会ってお話しようと段取りを組んでいたからです
今まで、外来でも入院してもずっと顎骨腫瘍の人と会ったこともなかったので、いろいろお話したいし、聞きたいこともたくさんあって、心から楽しみにしていました

ですが出張が急遽、キャンセルになってしまって、残念ながらその機会を逃すことになってしまいました悔しいです

でも、手術頑張ってくださいね
私も、頑張ります

実は、その方に出会ったきっかけが、このブログです
このブログを通して、こんな出会いもあるんですね

その夢は今回、叶いませんでしたが…
でも私は、まだブログを書き続けていきます

次回、その方とお会いする可能性もゼロではないし(出張が多い仕事なので)、楽しみにしています

それと…本当に今回はごめんなさい。このブログ、読んでいただけていたらうれしいです
(今回は、個人情報保護もあって、出張先の県も隠させていただきました。)

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会社に報告(2)

2008-09-21 10:14:11 | Weblog
先輩と話して、たくさん慰めてもらったものの、心は複雑でした

気持ちを落ち着かせたから、今度は上司に電話をしました

「9/25に入院して、手術をすることになってしまいました。また皆様にご迷惑やご心配をおかけしますが、復帰したら今まで以上に頑張りますので、お願いします。」って、訴えました

すると「いやいや、そんなことより、再発ってことなの?」って聞かれたので、「ただの術後感染です。前回の手術のときにプレートを入れたのですが、そこから感染してしまって、急遽、プレート除去手術をすることになりました。」って答えたら、「せっかく、手術頑張ったのに、かわいそうだなぁ…9/25までそのままにしても大丈夫なのか?」って聞かれたので、「この感染が一段落しないと、手術もできないみたいです。」って感じで…ずっと病気や手術のことを聞かれました

話がそればっかりで、肝心な大事な出張のことをなかなか言い出せなくて、「それで、9月末にある出張なのですが、申し訳ないのですが、行けなくなってしまいました。」と伝えたら、「あ~大丈夫だから。そんなのどうにでもなるから。今はきちんと治しなさい。」って言ってくれました

めっちゃほっとしましたでも私、まだここの会社にいられるってことなのかよくわからなくて、今でも不安です

それから1時間も経たずに、専務からメールが。「焦らずじっくりと治療に専念して下さい。皆との遅れを気にしているんだったら、そんなものは後でいくらでも取り返せるよ。頑張れ!」って文面で、また泣きそうになりました

こんな私でも…まだ会社に残してくれるみたいですたぶん…ですが

その後、先輩から電話が。「中国地方担当の彼から聞いたんだけど…うまくあなたのことを励ませなかった…って相当落ち込んでいて、かわりに電話してあげてって言われたんだけど…」って前置きがあって、驚きました

同期からもメールが来て、うれしかったです
私の会社、良いのか悪いのか、情報が伝わるのって一瞬なんだよね本当にプライベートなんてある意味ない会社

でも私はそんな会社で働けて、良かったです

皆様にも、ご迷惑&ご心配をおかけしました
本当に、ありがとうございます
ためていたコメントも、全てお返事を書きましたので、良かったら読んでください
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会社に報告(1)

2008-09-21 10:06:30 | Weblog
急遽、入院して手術をすることになってしまって、一番困ったのはもちろん仕事のこと

そして今回は、会社の都合も考えず、勝手に1人で入院の予定を組んでしまいました言い訳がましいかもしれませんが、相談する時間がなかったの…

後先考えずに、今は身体を治そうと思って、入院することに決めちゃいました
主治医に診断書を書いてもらって、ちょっと大袈裟かもしれないけれど、『安静と通院の必要を認める。』なんて書いてもらっちゃった

でもいくら仕事より、自分の身体が大切と思っても、会社や仕事に対する不安がゼロではありません

だって…先月長いこと休んで、仕事に復帰したものの、出張もキャンセルしてもらって、そして9月末には大事な出張を控えていたばかりなんだよもちろん、今回の入院でその出張もキャンセル

休んでばっかりで、こんなんじゃ使い物にならないし、私はもうこの会社にいられないかも…と思っています

それに新入社員の役目って、「元気に会社に行くこと。」じゃないですか
ろくに仕事はできていないのだから…でも私には、そんな簡単なこともできません

でも…もしせっかく入ったこの会社がダメだったら、すごく悲しいし、やり切れないけれど、もうあきらめて身体をしっかり治すことに専念しよう、と思い始めるようにもなりました

それでも、いざ上司に報告しようと思っても、なかなかできないもの。かなり躊躇して、まずは中国地方担当の先輩(今の私の状況を一番知っています。)に電話で相談

「9/25に入院して、手術をすることになっちゃった…どうしよう。もうわかんないよ。」って相談したら、「大丈夫だから。心配しないで、身体を治しなね。」って言ってくれたのですが、「本当にこんな状況で大丈夫なのですか?」って聞いたら、先輩が「正直、俺にもわからないよ。今までそんな前例はなかったし、管理職がどう判断するかはわからない。でも俺は、あなたには頑張って欲しいし、やめさせたくないから、俺らにできることはもちろんやるよ。だから、落ち着いてね。」って言ってくれたものの、恥ずかしいことに涙が出てきちゃった

「大丈夫だから、泣かないで。あなたのことをきちんと評価してくれている人はたくさんいるんだし、正直、こんなことって言ったらあれだけど、今回の件でやめさせたりしたら、会社としてどうなの?って周りからも見られるし、俺らを含め、内部での雰囲気も絶対に悪くなっちゃうし、そんな簡単にはクビ切られないから。」って慰めてはくれましたが、まだ入社して半年も経たない私には、会社や組織の仕組みなんて全くわかりません

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