顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

母親がダウンしました

2010-05-25 23:08:39 | Weblog
う~ごめんなさいブログを再開してから、少なくても1週間に1度は更新しようと思ったものの、3ヶ月程であっけなく終わりました

GW明けはなかなか仕事をする気分にもならないし、7月まで平日に祝日がないと思うと、辛いですね前々から思っていたけれど、6月にも祝日が欲しいよ

私は元気なんですよプライベートではいろいろありますが
ただ…突然、母親が突発性難聴にかかり、入院こそはしなかったものの寝込んでいた関係で、ブログどころではありませんでした
こういうとき、出張があると行きたくなくなるし、家のことが不安になりますね

そう思うと、私って本当に親に迷惑かけていたのだなぁ~ってしみじみ実感しました
度重なる入院に手術。まだ治療は全部終わっていないしね

やはり4度も手術のたびに入院して、毎回毎回痛いことやしんどいことを経験しているので、できる限り入院したくないから、外来で頑張るとはお願いしていますし、前の主治医もそのことは理解して下さっているので、「お前、もう入院はイヤだよね~どうしようか…」って考えて下さいました。
結構ワガママ言って、頭を悩ませてばかりの、迷惑患者ですよね。。。

結論は出ていませんが、できれば入院しないで、これからの治療は進めていきたいなぁ~
新しい主治医はどう考えて下さっているのかな?前の主治医と同じ方針だと、有難いのですが
その前に、早く新しい主治医に慣れることが先決ですよね

しばらくは母親のこともあるのでバタバタしそうですが、ここでしっかり治して欲しいので、家のことできる限りで頑張ります
なんだかんだで母親の存在は大きいので、正直な話、良い年齢なのに家のことを全てやるのが大変です。。。

検査スタート♪

2010-05-13 23:22:55 | Weblog
前回の続きです。

主治医に「よし、やるよ。頑張ろうね。」と言われ、麻酔科の先生(女医さん)が着々と「ちょっとごめんね。」と言いながら、血圧計やSpO2などを取り付けてきました

実際やるとなると、やはり緊張しますね無理だと思いつつも、主治医に「やっぱり、検査は次回にできませんか?」ってお願いしたら、「せっかく来てくれたんだし、ここまできたんだから、もうちょっとだけやろうよ。できるところまででいいからさ。」と言われて、そのまま検査続行でした

麻酔科の先生が、「じゃあ、針さすよ。いいかな?」と聞かれて、私が「痛いのイヤです。」って言ったら、「採血や点滴嫌いだっけ?」と聞かれたので、「採血はできるけれど、麻酔薬や鎮静薬は痛いから、入れるのは嫌いです。」って答えました

電解質の輸液では全く問題ないけれど、やはり浸透圧が違うので、麻酔薬や鎮静薬を入れるのは、痛いよね私、針をさすときの痛みは大丈夫なのですが、薬が入るときの痛みが我慢できないくらい嫌いで、苦手なんです

そうしたら麻酔科の先生が、「今から入れるのは体液と同じような成分だから、大丈夫だよ。薬はまだ入れないからね。」と優しく言ってくれたのですが、主治医が「お前、ほら、見てごらん。わかるやろ。」と輸液剤を指しながら言ってきました

確かに冷静になればわかるけれど…でも緊張していてそれどころではないんだよって言うのが、心の叫びです
でも逆に、知っているからこそできないこととか、イヤなこともありますよね。。。

電解質輸液剤のみが入ることもわかったので、すんなり針を刺してルート確保が終了
でもいつ鎮静薬を入れられるのかわからなくて、不安気に輸液剤のセット等を見渡していたら、「鎮静薬を入れるときはちゃんと言うから、落ち着いてごらん。」って主治医に言われました

麻酔科の教授が出てきて「気分はどうかな?今、どんな感じ?」って聞かれたので、「大丈夫です。」って答えたら、「もうちょっとこのまま様子を見て、大丈夫だったらぼっーとする薬を入れるからね。」と丁寧に説明してくださいました

ただの電解質を入れているだけなので、ちっとも緊張はしないはずなのですが、お医者さん4名(口腔外科の主治医と麻酔科の教授と麻酔科の女医さん2名)に囲まれているので、変に緊張します

主治医もときどき、「全然怖くないだろう。」とかいろいろ話かけてくださるのですが、先生が多いだけで緊張しているので、「こんなに知らない先生がいたら、緊張します。」って答えたら、「そっか。こんなに先生いらないか。俺がいない方がいい?」って聞かれたのですが、さすがにそんなこと聞かれても、何も言えないし、何て答えていいのかわからないですよね

次回に続く

麻酔の検査について

2010-05-10 18:33:57 | Weblog
GW真っ只中の日、転院先の病院に行ってきました

早々と話は飛んでしまいますが、未だに針をさした部分、内出血がひきません検査から10日が経っているのにねきっと輸液が漏れたんだろうなぁ…半袖の季節だからはやくひいて欲しいです

話は戻りますが、名前を呼ばれて診察室に入ると、主治医(もうここからは主治医=新しい先生のことです。)だけではなくて、他にも3人先生がいらして、それだけでとっても緊張しました

頭では検査をすることを理解して病院に来たのですが、主治医にも慣れていないのに、知らない先生まで立っていたので、「何するの?」って主治医に聞いたら、「この前話した麻酔の検査をするよ。」との返事

それはわかっているけれど、3人も知らない先生がいたので、不安を隠せないでいたら、「どうした?怖い?俺と2人だけであっちで話そうか。それなら良い?」と聞かれ、奥の個室に誘導されました

たぶん私の緊張を和らげるためだとは思いますが、「今GWだよね?どこかに出かけるの?」と聞かれたので、「この前名古屋に行って来て、明後日から神戸に行きます。」って答えたら、「何するの?観光?」-「ううん、買い物。」って、またもや他愛ない会話が続きました

そんな感じで少し話した後、「さっきの先生は麻酔科の先生で、男の先生は麻酔科の教授なんだよ。(3人のうち1人が男の先生でした。)麻酔の検査をする前に、麻酔科の教授から検査の説明を聞く必要があるのね。口の中は見ないし、話をするだけだから、できそう?俺もずっとついているから大丈夫だよ。」
って言われたので、頷いたら、「じゃあ、ここに麻酔科の先生を連れてくるからね。」と言われました

麻酔科の教授は、そこそこ年配の先生で、私の前に座って「麻酔科の●●です。」って挨拶をしてくださいました。この病院って、きちんと挨拶してくださる先生が多いのも、また1つの特徴だと思います

教授はとっても穏やかな先生でした最初は緊張してなかなか顔を見られなかったけれど、とある瞬間から心を開けたし、きちんと目を見て会話できるようになりました

でも診察といっても、教授から当たり障りのない説明を聞き、特にサインをするわけでもなかったので、本当に形だけだと思います

「どうかね?検査できそうかな?」と聞かれたので、「大丈夫です。」とはっきり答えたら、麻酔科の若い女の先生2人に指示を出して、口腔外科の主治医にバトンタッチしました。

次回に続く

温かい雰囲気

2010-05-09 22:29:22 | Weblog
初めて新しい先生に会うときは、とってもとっても緊張しました(←今でも緊張していますが…)なんせ私、前の主治医からの引き継ぎでちゃんと挨拶できなかったから、どんな先生か全然わからなかったの

でもね、それを緩衝させてくれたのが、すっごく以外なものです
これより先は、かなり読みにくいかもしれませんが、書きます

新しい先生ね、なまりがあるけんなぁ、それだけで温かく感じるとよ。(それでも先生は標準語で話しているつもりらしい
私は生粋の東京生まれの東京育ちやけど、仕事で1年近く九州におったけん。だけん気がついたら九州弁がうつって、相手がこんな話し方をするとね、私も会話の節々で出ちゃうとよ。

だから実際の会話はこんな感じ(前々回のブログの実際の会話です。)

「いつになりよったらインプラントしてくれるとぉ?」
「お前が俺に慣れたらね。俺に慣れてくれたら、いつでもするとよ。」
「私、インプラントするためにこの病院に来よるけん、早くやってください。」
「うん、わかっとるから。だけん一緒に頑張っていこうね。」

さらに次、行きます

「麻酔の検査をするだけ?他はなんもしないとぉ?」
「口の中は見るけど、痛いことはしなかよ。」「大丈夫やけん。怖いことはせんから。泣いてもいいし、泣いたからって誰も怒らんから、頑張ってみようよ。」

こんな感じです。笑えますよね東京の病院なのに、2人でこんな会話しているんですよ

言葉でこんなにも親しみが感じられるとは思わなくて、ちょっとびっくりです

でもある意味、吸収力というか順応力ってすごいよなぁ~って自分で自分を褒めちゃいますたった1年間で理解して、少しは話せるようになるなんてしかも新しい先生、私が九州出身だと勘違いしていて、思わず笑いそうになっちゃった

まぁ、たまに家で九州弁が出て、親に「何言っているの?」とか、「ここは東京でしょ。」って言われることもありますが…

だけど、今後は新しい先生と話すときは、絶対に九州弁で話します

※この会話は、私の頭の中で勝手に九州弁にして書いただけであって、本来の九州弁と実際はずれているところは多々あると思いますが、ご了承ください

麻酔科医について

2010-05-07 17:48:49 | Weblog
昨日の続きです。

頑張って麻酔の検査をしようと決心した私それを見て、主治医が麻酔科への依頼用紙にいろいろ記入していました

「麻酔科の先生は女の先生にするからね。その方が良いんだよね?」って聞かれたので頷きました
すると「そんなに男の先生がイヤなのかぁ。これって結構ショックなんだよね。俺以外(口腔外科)は麻酔科も補綴科も女の先生にするから、口腔外科だけは我慢してね。」と付け足されました

前の主治医のときから散々、私が女の先生が良いって言っていたので、それがどうやら新しい主治医にも引き継がれているみたいです

前の病院の口腔外科も男の先生だったし、今の病院でも前の主治医は男の先生だったので、今までの2年半ずっと男の先生できているので、そこまで抵抗はなくなりましたが、やはりそれでも違う科は女の先生の方が安心します

でも実際問題、男の先生の方が優しかったりするんだよね女の先生でもきつい先生はきついし、厳しい先生もいるので女医さんは、はきはきしている先生が多いイメージがあります。

私の友達を見渡してみても…今はまだみんな卒業したてで研修医をしていますが、女の友達で医学部行った子の方が、いろんな意味で強い人ばかりでした。じゃないと医学部6年間、やっていけないよね

話は元に戻りますが、「何か不安なことある?」って聞いてきたので、しつこいけれど、「もしできなくても、先生怒らないでね。」って言ったら、「怒らないから。泣いてもいいから頑張ろうね。」と言われました

「でも怖いです。」って言ったら、「怖いこと、1つ1つクリアしていかないと、インプラントできないよ。インプラントしたいんだよね?」と言われたので、正論すぎてもう何も言えませんでした

新しい先生に慣れていない中での検査ということで、不安はたくさんありましたが、検査をしないと前に進まないのは事実なので、頑張ってきました

その話は、また改めて書きますね

1つ目の検査

2010-05-06 18:50:29 | Weblog
昨日の続きです

主治医が、今後の治療について、専門書を見せながら説明してくれました

「いつになったらインプラントしてくれますか?」って聞いたら、「お前が俺に慣れたらね。俺に慣れてくれたら、いつでもするよ。」との返事でした。
「私、インプラントするためにこの病院に来たので、早くやってください。」って言ったら、「うん、わかっているから。だから一緒に頑張っていこうね。」とやんわり言われました

今通っている病院は、口腔外科しか見られてはいませんが、先生は優しい方が多いと思いますし、雰囲気も良いです前の主治医が優しかった分、新しい先生に慣れるか不安ですが、新しい先生も優しそうでほっとしています

でもね…主治医というよりも、病院(口腔外科)全体が結構のんびりしているんだよねまぁ、一秒一刻を争うようなときは別ですが、それ以外はかなりまったりしていると思います。
それが合うか合わないかは、人によるとは思いますが、私は患者さん一人一人にきちんと向き合って、ちゃんと顔や目を見て話してくださるこの病院(口腔外科)は、好きです

私がインプラントを強く希望しているけれど、現状はまだ関節が固まっているから口は大きく開けられないし、私が新しい先生に慣れていないということもあって、今できる範囲で検査をしようということになって、次回は麻酔の検査を行うことになりました

「麻酔の検査をするだけですか?他は何もしないですか?」ってびびりながら聞いたら、「口の中は見るけど、痛いことはしないよ。」と言われたのですが、私がすっごく不安そうな顔をしていたのか、「大丈夫だから。怖いことはしないから。泣いてもいいし、泣いたからって誰も怒らないから、頑張ってみようよ。」とおっしゃってくれました

まだ新しい先生に慣れてもないのに、果たして最後までできるのかはわかりませんでしたが、主治医が優しいので、頑張って検査を受けようと思いました

明日に続く。

新しい先生の診察日

2010-05-05 22:44:37 | Weblog
貴重なGWも今日で終わりですね。。。でも連休の間、ずっとお天気が良くて最高でした
社会人になると、仕事の日はどんなにお天気が悪くても良いから、貴重なお休みのときは晴れて欲しくなりますよね

話しは変わりますが、4月中旬、転院先の病院に行ってきましたその日が、新しい主治医と2回目の診察でした

本来なら月1回程度の通院なのですが、慣れるためには1ヶ月後だとちょっと開き過ぎだからとのことで、少し早目の診察になりました「そうじゃないと、俺の顔忘れるだろう~」って、言われちゃいました
なんか見事に的中していて、言い返せませんでした

この日の診察もね、前回と同じく普通の机と椅子に誘導されました。かなり緊張していたのですが、「元気にしていた?大阪慣れた?」からスタートしたので、話しやすかったです

病気や治療の話には触れず、保険書のコピーでばればれだし、前の主治医から申し送りもあったのかはわかりませんが、仕事のこと突っ込んで聞いてきました。でも素直にちゃんと答えました
なぜか「仕事でドクターと会うのと、俺と話すのって違うの?」って聞かれましたが、それはそれは全然違うよね

仕事でお会いするときも、今の主治医に会うのも、共に神経すり減らしていますし疲れますが、仕事とプライベートが同じ方がまずいよね

この日は私が最後の患者だったので、診察室に患者さんもほとんどいなくて1時間くらい先生と話しました
先生も早く終わらせたかっただろうし、院内PHSもなっていたのに、「まだ外来。患者さん診ているから、終わったら行く。」って返事をしていて、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいでした

それなのに先生ね、時間をかけてくれたわりには、最初の30分間は無駄話しかしてこなかったし、聞いてこなかったので、こんなんでいいのかなって感じです

でも最後の方は、今後の治療やインプラント治療について専門書を見せながら説明してくれて、何となくですが流れを掴むことができました

明日に続く。

オシャレな街へ

2010-05-02 22:33:13 | Weblog
昨日、病院に行ってきました
詳細は後日書きますが、とある検査をしたのでぐったりでしたしかも早速、点滴の針を刺した部分、内出血起こしているし…痛いよ
やっぱり点滴は、看護師さんや医科の麻酔科の先生は、上手だよね
お天気が良いので半袖着たいのに、残念な感じです

明日からは会社の同期と神戸に行ってきますメインは買い物とスイーツ巡り
なのでレンタカーは借りずに、公共交通機関で回ります。
ただ、羽田→神戸便は1日2便しかない上に、早朝or夜の便しかないから、結構不便だったりします明日は始発の電車で空港に行かないと、飛行機に乗れないかも。早く寝なきゃ

そうなると、神戸に行く方は一体どうされているのかな?伊丹を使っているのか、新幹線かのどちらかになるのかな?でも三宮なら、伊丹より神戸の方がアクセス良いよね

神戸って、響きが良いですよねおしゃれな女の子もたくさんいそう買い物、楽しみです。

なんかそう思うと、東京の女ってつまらないよね。東京の女なんてたくさんいるし、所詮たかが東京ですよ
神戸の女、名古屋の女、博多の女の方がずっとずっとオシャレな感じだし、貴重な感じこの3都市のブランドは、いいですよね。私も移住しちゃおうかなぁ~

そう思ったのが、先日、社長が「名古屋の女の子2人はこっちね。」って言っていて、それが実におたかく聞こえたのさすが名古屋ブランドは違うね。
同様に「東京の女の子2人は…」と言っていたけれど、何とも感じませんでした
でも名古屋のおしゃれのパワーにはついていけずに、あっとうされちゃった

結局はないものねだりのお話にはなりますが、神戸に行って気分転換してきます