顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

お願いです。

2010-09-27 21:28:21 | Weblog
最近は専ら「元気になったね。」と言われます
素直に「ありがとう★」と思いますし、言われて嫌な言葉ではありません
ここまで頑張ってきた自分に、そんな温かい言葉をいただけて、これからも頑張ろうという励みにもなります

でも…私と比較されてしまうと困惑します
例えば『私は全然ダメで、何も変わっていません。』・『あなたがうらやましく感じます。』など。

そんなに自分を追い詰めたり、自分のことを卑下しないでください。

私も落ち込むこともあるし嫌なこともたくさんあります。毎日毎日がハッピーなわけではありません。ただマイナスなことをブログに書かないから、いつも元気いっぱいって見えているだけだと思います

だから私みたいな人間と比較して、自分がダメだなんて思って欲しくはないです

偉そうに言っていますが、私自身、自分が変わっていなくてへこむことは多々あります
今も顎関節のマッサージをちゃんとしていますが、未だに2.5㎝しか口が開かないの。顎関節が固まっていたから、これでも顎が開くようにはなったし、主治医の先生も「ゆっくりでいいからね。」とは言ってくださるけど、でもね…地道にやっているのに、なんで開かないの?って責めちゃいます

だからなかなかインプラントができないんです現状では型が取れないみたいで。。。
その間にも残った歯は少しずつ動いちゃうから、もう最悪です
痛覚過敏があって先入観を持ってしまっているところも、全然進歩ないかも…

こうやってマイナス面を書いていくと、ネガティブになっちゃうから、このあたりでやめておきますが、私にも弱さはあります。むしろ強さより弱さの方が大きいと思います

ただ私はもう、顔のこととか、何気ない一言に振り回されるのも嫌。
人生を楽しみたいし、幸せになりたいです

今までず~っとたくさんの方に励ましていただいて、ご指導いただいて、本当に感謝しています。ありがとうございます
いただいた言葉はしっかりと胸に刻んで、これからも前向きに生きていきたいと思います

なんだか上から目線の記事になってしまって、申し訳ありませんでした

戻ってきました

2010-09-24 23:13:35 | Weblog
ドイツから帰国しました楽しかったです

行きは飛行機の中で寝ることにして、ミュンヘンに着いて早々、CLリーグ(バイエルンVSローマ)を見てきました
ミュンヘンの町並みは、サッカーグッズがたくさん売っていて、目移りしちゃいましたサッカー好きにはたまらないと思います

ドイツは2回目ですが、前回はミュンヘンには行きませんでした。
今回はだいたいドイツ国内を周遊してきました。ドイツは治安が良いし、英語が問題なく通じるので楽です。街並みもトイレもキレイだし
チップも習慣はあるものの、他のヨーロッパの国と比較するとそこまで根強くないので、気楽にお店に入れます

やっぱり年に1回は海外に行かないと、身体も精神ももたないです
次は来年の2月か3月を考えています。行き先は未定です。どこかおススメの国があったら、教えてください

明日&明後日と仕事が休みなのがうれしいです今回10連休を取ってしまったので、おそらく仕事がたまっていると思います。。。
遊んできたので文句は言えませんが、普通の日常生活に戻りたくないよ初出勤は嫌すぎる

それにしても…東京は寒いあの暑さはどこにいったのかしら
日本に戻った途端、急に秋になったみたいで、なんだか取り残された気分です

明日から海外★

2010-09-14 23:39:53 | Weblog
明日からちょっと遅い夏季休暇を取得して、10日間程、海外旅行に行ってきます
行き先は、ビールにソーセージが美味しい国です
日本はまだ残暑が厳しいですが、ヨーロッパは秋の訪れが早いみたいです

体調のことですが、咳は若干でるものの、もう喉は大丈夫とのことで、耳鼻科通いも無事に終了しました
声も元に戻って良かった

2年前のこの時期は、術後感染を起こして再入院&再手術をしていたのだよなぁ…って思うと、なんだかいろいろな意味で信じられません。

2年なんてあっという間だし、でも今はこうやって元気に海外に行けるようにもなって、毎日楽しく過ごしていますそれが不思議な感じがします
その反面、ブログの更新がかなりさぼり気味でごめんなさい

帰国する頃には、日本にも秋が訪れているのかな?
日が短くなると、なんだか寂しくなりますね

それでは、思いっきり楽しんできたいと思います

またもや入院(2)

2010-09-01 17:39:13 | Weblog
この病院は初めてです友達が小児ERで働いているところなんだけれどね。

覚悟はしていましたが、やはりERは混んでいます

でも先生が直接この病院に電話してくれたこともあって、対応は早かったです
すぐに看護師さんが来てくれて、SpO2を測ったら90%しかなくて… そのまま診察室に呼ばれました

さっそくまた鼻からファイバーを入れられました。本日3回目。もうさすがにイヤになりました
やはり「これは入院して、点滴治療しましょう。」と言われ、「息が苦しいでしょ今すぐ楽にするから、ちょっといいかな。」と言われ、経鼻で酸素を持続投与してもらうことになりました

そのままストレッチャーで病室に運ばれ、その後は血液検査とラインの確保に終わらない点滴CTも撮りました
「おとなしくしていないと、気管切開するからね。」とお医者さんに脅され…気管切開だけは嫌だったので、ひたすら安静にしていました

ファイバー嫌いなのに、入院中はほぼ毎日やりましたよ
でも幸いにして、抗生剤やステロイドが効いて、気管切開することなく腫れが引きました排膿処置もすることなく、化学療法主体で乗り切りました

昨日やっと退院できて、今日も1日お休みをもらいました。まだ声はおかしいですが、でも喉はもう痛くないです
明日から出社しますが、5月末も体調崩して入院し、今回も入院したので、有給がピンチです
医療費も本当バカにならないね。。。

今回無理したわけではないし、たいしたことないからと思って1日様子を見ただけなのに、まさかまさかここまで急激に悪くなるとは思いませんでした
でもラッキーなことに、下顎の病気とは全く無関係みたいでした。関係あったら、入院中に口腔外科に連れてかれるところでした

自己管理しているつもりなんだけど、結局できていないってことなんだよね。喉はそんなに弱くはないんだけど、一体どうしちゃったんだろう
少し遊びすぎなのかな

長くなったので、このあたりで終わりにします

またもや入院(1)

2010-09-01 17:30:28 | Weblog
またまた体調を崩しました。。。

大阪異動になってから、相当ストレス溜まっているのか、体調を崩すことが多くなりました
大阪は暑いし、一種の夏バテなのかもしれないです

先週の火曜日の朝、起きたら喉が痛くてびっくりしました
喉のカゼは怖いと思いつつも、それ以外に症状がないので、そのまま仕事をしていました。

でもやっぱりだんだんの喉の痛みは強くなっていたんだよね。次第に咳も出るようになって
次の日(水曜)の朝、起きたら尋常ではないくらいに喉が痛くて…涙目に

東京にはかかりつけの耳鼻科はあるものの、なぜかこの日は名古屋にいて。名古屋市内の開業医(耳鼻科)に行きました

診てもらったら、私もとから口が大きく開かないので、すぐに鼻からファイバーを入れられて、「喉頭蓋まで腫れているし、これではご飯食べられないでしょ。息苦しくない?」と聞かれました

確かに火曜日の夜から、食べられなくて水分を取るのもやっとの状態。ロキソ二ンを飲んでだましだまし、水分補給をしていました
その場ですぐに、抗生物質の点滴してもらいました。

「この状態だと本当は明日も点滴した方がいいんだけど、今日、東京帰るんだよね?お手紙書くから、東京で必ず診てもらってね」と念をされ、そのまま東京に戻りました
意外に東京に帰る体力はありました

でも東京に帰っても、息苦しさは変わらなくて…
たまたまかかりつけの耳鼻科が水曜日は遅くまでやっていたので、点滴をしてもらおうかと思って、夕方紹介状を持って行きました

顔見知りだし、顎の病気のことも知っているところなので、すぐに診察室に呼ばれて、また鼻からファイバーを入れられたのですが、
「ちょっとyu17mi08ちゃん、なんでこんなにひどくなるまで我慢しちゃうの?喉は怖いことをあなたも知っているでしょう」と言われ、
「扁桃周囲炎に咽頭膿瘍を起こしかけているから、これは外来では限界。入院が必要だから、今すぐ行って」と言われちゃいました

夕方17時を過ぎているので近くの病院ではなかなか受け入れ先が決まらなかったのですが、少し離れたところでやっと決まって、そのまま総合病院のERに直行しました

最後にかかりつけの耳鼻科の先生に、「紹介状にも書くけれど、今回はちゃんと右下の顎の腫瘍摘出術のことと、腸骨再建術を受けたこと、また開口障害があることを必ず言いなさいね」と念をされてしまいました

次回に続く