顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

妹の入院

2011-05-09 23:45:10 | Weblog
今日から妹が入院しています。腎生検の検査入院です
妹のIgA腎症発覚から、もうすぐ3年経ちます。(当時は中学3年生でした。)
私の病気が見つかったのが、今から3年半も前の話になるんですね

今回の検査入院の目的は、現在妹は、積極的に投薬治療を行っています。薬がどの程度効いているのか、また扁桃摘出術を行うかどうかの判断をするそうです

本当は、前の検査入院からちょうど2年の去年の夏に、検査をする予定で準備をしていたのですが、入院する前日の夜に主治医の先生から直接、家に電話がかかってきて、
「(先生自身が)盲腸になって、明日手術をすることになったので、(妹の検査入院は)延期してください。」とのこと

こればかりは仕方がないのですが、こんなこと初めてで、失礼ながらみんなで笑っちゃいました

妹も「腎生検なんて主治医じゃなくても誰でもできるだろうし、別に小児科じゃなくて腎臓内科の先生でもいいのに~」とちょっとご立腹でした

その後、スムーズに検査入院の予定が組めると鷹をくくっていましたが、冬休みは年末年始もあり予定がうまく調整できず、結局、今年の春休みに行う予定で組んでいましたが…

今度は、例の東日本大震災。妹の病院はいわゆる、いち早く被災地に医師・看護師を派遣しなくてはいけない病院でしたので、妹もその影響をもろに受け、春休みの検査入院も延期になりました

さすがに妹は悪くないのに、2回も延期になったので、主治医をはじめとした病院スタッフも「次回こそは妹の都合を最優先に合わせます。」ということでしたが…妹もついに高校3年生。受験生ですよ。

夏休みは勉強したいとのことで、今週から1週間程入院することになりました。

そして今週1週間は、なんと妹の高校は修学旅行なんですよね。結局、妹は修学旅行を犠牲にした形になりました

不平不満はあるようですが、現状を理解して、ものすごく我慢している妹の姿を見て、インプラントの件も含めて、私の方が子供だよなぁ…と感じています

前回は私の手術入院と、妹の検査入院とが見事に重なったので、1日もお見舞いには行けませんでしたが、(妹の方が入院期間が短かったので、妹は私のお見舞いに来てくれました。)今日は顔を出してきました

明日の検査、大丈夫だからね