顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

プレート除去手術の方法

2008-09-27 12:57:49 | Weblog
今回行う手術は、ただ単に前回入れたプレートを除去する形になります。
異物になっているプレートを除去して、穴が開いている部分を閉じるだけです
だから決して難しい手術ではありません

そして今回は私の強い希望により、全身麻酔ではなく局所麻酔(静脈内鎮静法)で行います

本来、プレート除去手術というのは、簡単なもの(例えば、顎変形症の手術のように予め取り出しやすい位置にプレートを入れる場合)は、局所麻酔下、しかも外来で簡単にできるそうです主治医が説明してくれました

でも今は怖がりの患者や、こういう簡単な手術でも、患者自らが全身麻酔を望む場合が多いので、念のため入院して全身麻酔下で行うことの方が多いらしいです
私からしてみれば、何とも大袈裟な…って思ってしまいますが…

でも、私のような腫瘍摘出術や顎骨再建術、または顎骨の骨折の手術では、後で取り出すことを考えてプレートを入れることは難しく、どうしても奥の方や深い位置にプレートを入れることになってしまい、そうなると簡単には除去できません

かなり深い位置まで大きく切開して広げなくてはいけなくなるそうで、どうしても入院して全身麻酔が必要となってしまうそうです

さらに私の場合は、プレート除去だけではなく、もし骨にまで感染を起こしていたら、骨も除去しなくてはならないから、「万全を期して全身麻酔でやろうよ。」と主治医は勧めてきましたが、でも全身麻酔がキライな私は、「頑張るから」って強く主治医にお願いしました

その思いが通じて、今回は局所麻酔といっても静脈内鎮静法で手術を受けます

静脈内鎮静法とは、全身麻酔のように点滴から麻酔薬を入れますが、全身麻酔のように意識がなくなることはありません。でもかなりぼーっとするみたいで、手術のことを覚えていないくらいだよ、と言われました

でも静脈内鎮静法でも、血圧、脈拍、心電図、酸素飽和度などのモニターをつけるそうですただ、尿カテは入れなくてOKだそうです

初めての体験なのでドキドキですが、全身麻酔だけはイヤだから、頑張ります

そして、感染の程度がだいぶおさまってきたので、30日に手術が本決定しました
なのに入院してから毎日、抗生物質の点滴点滴、早くはずれないのかな?

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