顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

★★お知らせ★★

2009-06-28 06:00:00 | Weblog
ブログをお休みさせていただきます。自分で立ち上げたブログですが、収拾がつかなくなってしまって…申し訳ありません

今は、現実の世界を大切にします
仕事が忙しいからという理由もありますが、もっとプライベートの時間も、大切にしたいと思います

そして、今までブログに費やしていた時間を、口を開ける練習(←指2本も厳しくて)や、右足のマッサージ件リハビリなどに、有効活用したいと思います

腸骨の件ですが、今は口腔外科の先生の指示通りリハビリ(←リハといっても、ストレッチばかりです)をしていますが、近いうちに整形の先生に診察してもらう予定です

ブログをどのくらいお休みをするのかは未定ですが、今の目標はインプラント治療をすること
いつ頃できるのか目処も経っていないし、その前にいろいろと手術も必要かもしれないけれど、インプラント治療が無事に終わったら、またここに来ます。
1年後には、さすがにインプラントできているかなぁ

そのときは、心にも余裕が出てくると思いますので、明るい話題で報告できると思います
インプラント、早くしたいなぁ~

でも、皆様のブログには遊びに行きますので、そのときはよろしくお願いします

本当にありがとうござました楽しかったです
コメント欄も、返事を書き次第閉じさせていただきます。最後の最後まで自分勝手でごめんなさい

今年は会社の夏休みを利用して、大好きな海外旅行を計画中です今までの1年半分を、思いっきり楽しんできます
そして今から、ディズニーに行ってきます

お世話になりました

言葉の重さ

2009-06-26 17:46:29 | Weblog
前回の記事に、『コメントの返事がしばらくできないかもしれません。』と書いたのにも関わらず、コメントをくださった方、ありがとうございます少ししたらちゃんとお返事を書きますね

このブログで一体…
私の打ち込んだ文章に、どれだけの人が見てくれているのでしょうか?
私の発した言葉が、どれだけの人に影響しているのでしょうか?

戸惑いや不安や恐怖を隠せません

自分でもね、弱音を吐いたり愚痴を言ったり、散々見苦しい姿を見せているとは思っているよ
でもね…普段の生活では、言えないことなんだもん。。。

正直話せば、こんな病気になんてなりたくなかったなんで私なの?私じゃなくてもいいじゃんって、何度も思うよ。私のどこがいけなくて、病気になったのだろうか?って自分の人生を振り返ってリスクを探っても、全然思い当たらないの

それは当たり前なわけで…
『腫瘍』ってものが、どんな病態なのか少しは理解しています。もう遺伝子でプログラムされているものなのだから、防ぎようがないこともわかっています。だから仕方がないこと
でもそんな自分の体質にすら、嫌気がさします

でもこれらのこと口にすれば、親はただただ悲しむだけだから、絶対に言えないし、今までそんな話をしたこともありません

私生活では元気なふりを続け、周りにも「本当に偉いよね~」・「頑張っているよね~」と言われて、ますます弱音を吐けなくなるという悪循環
だからずっと自分の本当の気持ちを心の中に抑えて抑えて、でもそれがしんどくなって、ブログに素直に表現していて吐き出していました

見苦しいのは承知だし、痛い子ですが、この場でくらい愚痴らせてください

治療自体も、怖いんだよ

腸骨のことだって、本当にどうなっているの!?って思うし(6/11「これって手術ミス!?」)、プレートで術後感染を起こしたことがあるので(1/22「プレートでの術後感染(1)」1/23「プレートでの術後感染(2)」)、「インプラントは慎重にやろうね。」と転院先の先生に言われて…

さらには噛み合わせも考えて、インプラントをキレイにやりたかったら、もう一度骨を移植する手術をしたり、歯茎を整える手術が必要だったり(6/2「再度、骨を移植する?」)、一体ゴールはどこなのって思わずにはいられません

これを言っても仕方がないのですが、再発したらもともこうもないし

この文章を書きながら、涙がボロボロ流れる私は、もう頭も心もおかしいんだよね
病気になって、かれこれ1年半。私、全然変わっていない

考えさせてください。

2009-06-22 21:33:02 | Weblog
このブログ…
続けていくことに自信がなくなりました

以前(半年程前)から、そういう気持ちがある中、こんなブログでいいのかな?なんて思いながら今日まで来ましたが、どうなんだろうね

私のブログって、ちっとも面白くないし、何1つひかれるものもない単調なものだし、私ね文章を書くのが苦手だから、読みにくくてごめんなさい

このブログで、自分の思ったことを書いたり、見苦しいところを見せたり、ここを吐き出す場所にするのには、もう限界かな。。。

わかんない

このブログで、救われたこともたくさんあるし、人の優しさを感じたこともたくさんあります

でも、素直に自分の気持ちをストレートに書けなくなったら、私にとってはあまり意味がないの

どうしても私生活では、弱音を吐けなかったり、ぐっと我慢したりと辛いことが多い中、このブログで気分を紛らわしたり、ストレスをためないようにできたり、そのためのブログのつもりだったんだけどね

なかなかゴールにたどり着かない、長引く治療
今は再発もなく、病気自体は落ち着いてはいますが、それでも治療に対するストレスは溜まるもの

このブログ、自分でどうしていきたいのかも、わかりません

心に余裕がなくて、コメント返しがしばらくできないかもしれないです。本当に、ごめんなさい

診察拒否されました

2009-06-21 20:43:59 | Weblog
久しぶりに、転院先の受診日記を書きます

●●病院の担当医に、心療内科宛に紹介状を書いてもらい(6/9「今後の治療のためにも」)、きっかけも掴めたところだし、私もこれが良い機会なんだと思い、行く決意を固めてさっそく病院探しをしました

会社から近い病院と家から近い病院だと、どっちが通いやすいのかな?なんて考えながら、2つ程見つけました

まずは予約を取ろうとして、病院(クリニック)に電話をかけました
「歯科病院から心療内科宛に紹介状を書いてもらったので、診察の予約を入れたいのですが、よろしいですか?」と聞いたら、「どういった御症状ですか?」と聞かれて…

「その歯科病院の担当医に心療内科受診をすすめられました。詳しいことは紹介状に書いてあります。」と答えたのですが、

「あ~そうですか。先生に相談するので、ちょっと待っていてもらってもいいですか?ちなみに、今まで精神科や心療内科に行かれたことはありますか?」と聞かれました

なんだかすっごく細かいこと(歯科病院での治療や薬のこと)も聞かれて、答えるのがめんどくさかったし、なんで事務の人にそんな細かく聞かれなくてはいけないのなんて不思議に思いながら、返事を待っていました

ここまで10分くらい時間を費やしたのに、電話口での返事は、
「そのような場合、その歯科病院と連携しているところか、歯科診療と心療内科の診察が同時にできるような総合病院で、診察してもらうべきだから、うちでは診察できない。と先生が言っています。」でした

見事に診察拒否されてしまいました。。。
しかも、次に電話をした病院も同じ対応

重い腰をあげて、せっかく心療内科に行く気になったのですが、もうどうでもよくなりました話を聞く前に、お断りかよって思うと、もう行く気にもなりません

2件ともそうだったので、どうせ他の心療内科もそうなのだろうなぁと思うし、私自身、医者が苦手なので、新しい医者に会うのがとっても億劫で仕方ないし…初めての病院は、緊張するからあまり行きたくないもの

今までの経過や今の症状を、私がしっかり伝える自信がなかったし、効率よくちゃんと診察してもらえるように、●●病院の担当医が時間をかけて紹介状を書いてくれたのに…まるで意味がなくてさ、さすがにへこみました

心療内科って、こんなに敷居が高いところなんだぁ、って率直に感じました

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相変わらず…

2009-06-20 18:46:23 | Weblog
無事に、研修旅行のプレゼンが終了しました
とりあえず、1時間ちゃんと話せたし、質問にも答えられたので、良しとします

昨日、他の同期の子の発表があり、みんなちゃんとできていたので、今日発表の私には、ものすごいプレッシャーに襲われましたが、本当に終わって良かったです

疲れました。。。寝たいです

そして、舌の痛みは相変わらずです急激に悪くなっている感じはありませんが、決して良くなっているわけでもありません
これは悪いことなのですが、ご飯もほとんど食べていません

水やお茶でもかなりの刺激なので…何も口に入れたくなくて

ただ研修旅行だったので、何も口にしないと周りに口うるさく言われるので、刺激にならないようなやわらかいものを少し食べましたが、調味料も刺激になるので、なかなか食べるものも見つからないです

様子を見るべきか、ちゃんと病院で診察してもらうべきなのか、悩みますね。。。
たかが舌炎だし、しかも自分の不摂生から招いたことでも…このままご飯が食べられないのは非常に困ります。大切な左側だし、早く治って欲しいなぁ~

そしてこの場合は、歯医者?それとも耳鼻科?もし歯医者で口腔外科でもOKだったら、どこの病院に行くのがベストなのかな?よくわからないです

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いろいろな意味で大ピンチ

2009-06-18 23:13:07 | Weblog
研修旅行のスライド作りに奮闘したいのに…
最近は、会社から帰ると妹に、「お姉~化学教えて~」と捕まってしまいますしかも、1度付き合うと長いんだよね

妹はもうすぐ高校の試験みたいで、大変そうです
普通科の高校だしまだ高1なのに、化学・物理・生物すべてが必須。それはそれは、大変だよね。。。考えただけで、しんどそう

昨日も今日も、2時間近く捕まりました私もピンチなんだから、早く解放してよ~というのは心の中の叫びなのですが、でも迫られるとどうしても付き合ってしまうんだよね

そしてもう1つ、気がかりなことが…
今朝から、舌炎?なのかはわかりませんが、左側がピリピリ痛くて、ご飯が食べられません。。。

右側は歯がないから普段から使いものにならなくて、でも今すっごく左側が痛くて…口の中に飲み物すら入れたくありません
朝は頑張って食べましたが、昼・夜は食べる気にはならず

片側が常時使えないと、本当に不便大丈夫な方で何かトラブルが起きた際に、どうにもならなくなるからね

不規則な生活に不摂生な食事をしていたので、そのため舌の粘膜とかがあれているのだと思いますが…たぶんビタミン不足だよね
私の食生活はここに書けないくらいに恥ずかしくて。3食アイスの日もあります 苦笑

余裕がないし、体調もすぐれないので、今日はこれで終わり

明日からは、浜名湖に行ってきます
コメント返しは、研修旅行が終わってからにします。遅くてすみません

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頭がおかしくなる~

2009-06-17 20:07:42 | Weblog
明後日から、研修旅行です=1人1時間のプレゼン…(5/3「特別な日」)
結局、忙しくてほとんどできなかったので、ハーパー&ボートを両手に抱えて、スライド作りに奮闘しております

もっと早くから準備すればいいものの、毎日慌ただしくて、今になってピンチです
でもさ、やっぱり院内勉強会を優先させるよね社外できっちりやることをやっていれば、社内での評価なんて正直どうでもいいかな?なんて思ってしまって

ってこれはね、自分の都合の良いように解釈しているだけで、本当は余裕がなくて、できていないだけ他の同期の子は、ちゃんと同時進行で行っているから、すごいよね~

なんで私、こんなに要領が悪いんだろう…なんでこんなに毎日毎日、いっぱいいっぱいなんだろう…同期の子と、一体どこが違うんだろう?

普段の仕事では、院内勉強会のスライド作りに、資料集め。先生に頼まれたら、いろんな文献をあさって調べなくてはいけないし、説明するために勉強しないといけないし…
それにプラスして、研修旅行の準備は難しいよ

もっと効率よく、こなせないものかな?私のどこがいけないんだろう

最近、結婚式に行く機会が多く、たくさんのメッセージをいただきます

メッセージの中の1つに、『どちらかというと、私は努力型だけど、yu17mi08は天才型だよね。近くにいてそう思った!!いいなぁ~その才能を活かして、仕事頑張ってね。』

なんだかそう言ってもらえて嬉しかった反面、私、全くもって天才型ではないんだよね
地道に努力するタイプだし、見えないかもしれないけれど、コツコツ真面目にやっているだけ。要領の良い人に憧れています
現に今、めっちゃ苦労しているし

あ~でも本当に学生時代、もっと勉強していればよかった、って後悔するものですね。。。

研修旅行の準備、しんどいわ~。頭がおかしくなりそう
元々スカスカな頭をフル回転させているので、脳のエネルギーが足りていないみたいで…グルコース補充しないとね 笑

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医者嫌いの意外な原因

2009-06-16 19:06:39 | Weblog
明日は…私の大嫌いな、医局説明会です。
医局説明会、本当に嫌い

お医者さんってさ、いろいろなタイプの人がいるけれど、特に厄介なのは下のタイプです

①知らないのを見込んで、意地悪な質問をする先生。

私は医学部を出たわけでもないし、医師ではないんだから、そんな専門的なこと知らないよ答えられないと、「あ~そんなことも知らないですか。」って言われて、ムカついたりします私の勉強不足な点もあるんだけどね
たちが悪いのは、どうせお前は知らないだろうとわかって、答えられないのを見越して、あえて難しいことを聞く先生。やたら専門用語を連呼する先生もいます

②自分の考えは正しいと思い、人の意見を聞かない先生。

いるんですよね。こういう先生。そして自分の考え方が間違っているのにも関わらず、正しいと思い込んでいるから、余計にたちが悪いしかもそれがね、病院長や決定権を持つ先生だと、本当に厄介
あまりに程度がひどいと、他のお医者さんが、「今先生、こうなっているんですよ。」って指摘はしてくれるのですが、それでも納得してくれないしもちろん私が「違いますよ。」なんて絶対に言えないからね、やりにくいよ

③中途半端にやって、後で丸投げする先生。

とにかく、自分で勝手に手当たり次第やって、結局できないから、後はよろしく~って丸投げする先生もいますもっと早く言ってくれれば、違うのに…って何度思ったことか

傲慢な先生も多いし、プライド高いし、お医者さん相手にするのは大変接待も嫌い

医局説明会も、失敗ばかりしていて、まともにできたことはありません。うまくいかないし、嫌味を言われたり馬鹿にされたり、心が折れそうになるときもありますもっと打たれ強くならないと

私の医者嫌いに拍車がかかったのって、仕事とも関係しているのかもしれないですよね。。。この仕事を続けていくのが、ちょっと不安だったりもします

働くって大変だね
もし私がやらかして、先生との関係が一気に崩れたら、どうなるんだろう?って思うと、怖いわ~

でもね、中には優しい先生もいます「またいろいろ情報を持って来てね。」って言ってくれると、うれしいですね

先日も女医さんに、「あなたも負けちゃだめようちの院長はあなたみたいなのがタイプだから、今度はスカートを短くして来なさい」なんて変なアドバイスをしてくれたり 苦笑 そんな冗談を言い合える関係になれれば楽ですが、そこまでが大変なんだよね…

めげずに医局説明会、頑張ってきます

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転院先の担当医のこと(2)

2009-06-15 20:54:20 | Weblog
昨日の続きです

3つ目は、術後の後遺症もフォローしてくれること。
何度も手術をしているので、顎の麻痺もなかなか治らず、イライラしますでも先生は、後遺症のことも含めて気にかけてくれるので、気持ちの持ちようが違います

今まで麻痺のことを訴えても、知らん顔されていたので、この気遣いには心が救われました

4つ目は、メンタル面も気にかけてくれること。
とにかく私って弱いから、この病気になって人生が180度変わったと言っても過言ではないくらいに、かなり精神的にきています

術後の顔を受け入れられないこと、醜形恐怖に陥っていること、歯医者さん恐怖症でいること、挙げるときりがないダメな私ですが、でもそれでも一生懸命、フォローしてくれようとしています

しかも怒ることなく、否定することなく、ありのままの私を受け入れてくれるので、この先生の前では私も、素直になれます

外科系の先生って、病気を治せば終わりで、その後は関係ないって思っている先生はものすごく多いですメンタル面に疎い先生が多いのも、特徴だと思います。

顔の変形(しかも悪い方に)を伴う手術って、どうしてもイヤなものだし、受け入れたくありません
なのに先生方ってね、『腫瘍摘出の手術なのだから、顔の変形はある程度は仕方がない。』としか言わず、全くもって気にかけてくれません
所詮はひと事だけど、もうちょっと配慮してくれてもいいのにって何度も思いました

でもこの先生は違います。ちゃんと患者の年齢やバック背景も考慮してくれて、病気を治したその後の治療も計画してくれます

この先生のような考えが、もっと広がるといいのになぁこういう先生の存在って、私を始めとした腫瘍患者の励みになるよね
病気自体が少ないから、あまり表面化されていないだけで、私みたいに苦しんでいる人って、他にもいると思うから…転院先の先生も、そうお話してくれました(5/21「驚きの連続」)

私は今まで、口腔外科の先生で、メンタル面もだけど整容面も考慮してくれる先生に今まで出会ったことがなかったから、この先生に出会えてほっとしたし、今後は安心して治療が受けられそうって思えるようにもなりました

いつも帰り際に、「何か不安だったり、心配なことがあったり、もうダメだぁ~って思ったら、遠慮しないですぐに電話するんだよ。」って言ってくれます
これって患者にとっては心強いよね。本当にダメになったら、電話しようかな?って思います

私、本当にダメダメな患者で、すっごく怖がりだし、なかなか先生のことを受け入れられなくて、失礼なことばかりしていますが、こんな私に向き合って、しかもちゃんと元に戻してくれるって言ってくれる先生に出会えて、私は幸せですよね

この先生に出会えたのは、本当に奇跡だと感じています

でもね…数は少ないかもしれないけれど、患者さんのことを考えてくれる先生もいます
同じ治療や手術を受けるにしても、先生の態度や言葉1つで、患者は心の持ちようがだいぶ変わります。

もし今の先生に対して納得できない部分があり、時間に余裕があるのなら、セカンドオピニオンを受けるのもありだと思います

セカンドオピニオンにしても、たかが1回の診察で、どこまで先生のことがわかるのか?と聞かれると、答えられませんが…

先生にとっては大勢いる患者の1人ですが、患者のとってはたった1人の先生には変わりありません。みんなが良い先生に出会えると、いいなぁ~

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転院先の担当医のこと(1)

2009-06-14 17:44:47 | Weblog
今日は、転院先の担当医のことを書きます

転院先の先生が本当に良い先生なのかどうかはわかりませんが、でも私はこの先生を信じて、頑張って治療をすることを決意しました
特に医療技術等に関しては、実際に手術を受けてみないと、何とも言えない部分もありますが、たぶん大丈夫なはず

私がこの先生に治療を全て任せてみようと思えたのは、いくつか理由があります

1つ目は、親身に話を聞いてくれる姿勢。
私が話す単語1つ1つ漏らさず、話を聞いてくれます私、結構発音が不明瞭で、聞き取りにくい話し方なんだけど(←この手術をした結果なんだけどね…)、なのに先生は聞き返すことがないように、一生懸命聞いてくれます

先生が診察の様子を、カルテに一生懸命書いているときでも(ここの病院、電子カルテではないんだよね。)、私が話しかけると、カルテを書く手を止めて、私を見てくれるし、ちゃんと耳も傾けてくれます

今までそんなお医者さんに出会ったことなかったから、驚いたけれど、やっぱりうれしいよね
特に今、電子カルテが発展した関係で、患者には全く目を向けずにPCの画面を見て、話を聞いたり、話をする先生も多いからね

2つ目は、私の目を見て、丁寧に話をしてくれる姿勢。
話を聞くのと同じで話をするのも、ちゃんと私と向き合って説明してくれます
ところどころ、「大丈夫?」とか、「怖い話やイヤな話ばっかりしてごめんね。」と気遣ってもくれます

むしろ私の方が、先生と目をそらしたり、うつむいてばかりいるので、先生に「僕の顔を見てね。」・「こっち向いてごらん。」って言われちゃったりもします
だってね、やっぱり目に涙を浮かべてうるうるしていう姿とか、泣いている姿って、あまり見られたくないじゃん

恥ずかしいからと言うより、なんだかいつも涙を流しているような感じがして、先生に申し訳ないなぁって思うんだよね

大学生のときは、『親・友達・彼氏の前でしか、涙を見せない』って決めていて、この病気になる前は、人前では恥ずかしくて絶対に泣けなかった私。
結局は彼氏の前でも我慢して強気になったり、感動するような卒業式や部活の試合でも平然な顔をしていましたが、いつの間にか涙もろくなってしまって、お医者さんの前で何度涙を流したことかって感じです

私、本当に弱いよね…以前の私に戻れるのかも、不安

明日に続く。

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同世代の女の子♪

2009-06-13 20:23:58 | Weblog
私と同世代の女の子って、本当にかわいい子やキレイな子が多いよね
みんな顔立ちもはっきりしていて、口元も整っていて、もちろん歯もあるし、見ていてうらやましくなってきますそしてみんな、スタイルが良すぎ

自分は欠陥商品なんだぁって、つくづく感じますみんなみたいにキレイになりたいとか、かわいくなりたいと思うこともありますが、でもせめてね…土台くらいは同じでいたいな
まずそこが、大きく違うからさぁ

自分磨きを頑張っても、基本的なことで私は違うから、なんだかイヤになってしまったどんなに化粧で頑張っても、限度があるよ歯がないのは変わらないし、右顎が変形しているのも、ごまかせないし

正直、周りの女の子を見ていると、本当にいいなぁ~って思います。それが積み重なると、こらえようと頑張っても、目から水分が…

私、笑うことができなくなったみたいで、転院先の先生が一生懸命、「笑ってごらん。」って言うのね私的には笑っているつもりでも、できていないみたい。。。

笑うとばっちり歯がないのがわかっちゃうから、約1年半の期間、口をあけて笑うことをしなくなり、その上、たぶん精神的なことも重なって、笑えなくなってしまったのだろうなぁ、と感じてはいます

誰もね、私の顔なんて見ていないし、気にしていないのも知っていますが、私には大問題で…
顔のことを考えると、卑屈になってしまうし、自信喪失の要因にもなっています

学生時代のように、心から笑える毎日を送りたい顔のことを気にせず、笑顔を作れるようになりたいというか、そんな私の過去を返して~って切実に願うよ

なんだか重たい内容で、ごめんなさい

私、心が本当に弱いのに、なぜか周りには強いねって言われます。私のどこが強いのか不明だし、全く見当もつかないけれどね

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今さら無駄だよね。。。

2009-06-12 20:42:41 | Weblog
醜形恐怖になっているって言われても、今いちピンとこないんだよね(6/3「醜形恐怖」)

醜形恐怖って漢字の通り、自分の顔・身体がひどく醜いって感じていて、必要以上に顔・身体にこだわることなんだけど、でも定義がはっきりしていないから、すごく曖昧

でもね、これって普通の女性なら少なからずあるとは思います。
化粧をしないと外に出られないっていうのも、醜形恐怖の一例だと思うから、結局は程度の問題なのかもしれないけれど…

そして醜形恐怖って、自分の思い込みの部分もあるから、キレイな人やかわいい人に多いって聞くし、今までそう認識していました。

私の場合はさ、発症?のきっかけはもちろん病気で手術をしたこと
本当に、自分の顔が醜いから、思い込みとかの問題ではないし、だから自分の顔が醜いって思っても、ある意味仕方がないと思いますだって、前の顔とは違うんだもん

それに元から顔が整っているわけでもないので、私は醜形恐怖には当てはまらないような感じもします

でも生きていくには、この顔に慣れないといけなくて、でもどうしても受け入れたくなくて否定したいし、慣れたくない気持ちがあって…

顔が後天的に変わると、心にも影を落としますね。。。
病気を治すために必要な手術だったのだから、仕方がないんだけど、でもQOLは確実に下がっているよ

今どこの医療機関も、QOLの向上を挙げているけれど、実際には下がっているのにも関わらず、気づいていないというか、気づいているけれど知らん顔している医者や病院って、すごく多いよね。なんて上から目線でごめんなさい

私もさぁ、ひどく性格も悪くなってしまって、どうしたらいいんだろうって悩んでいます

この手術をする前は、天真爛漫(いい意味かは不明だけど。)ってタイプだったので、いろんな人と仲良く普通に話せたし、付き合えたのですが、今はね…すごく卑屈になってしまって

顔のこと褒められてもちっとも嬉しくないし、前は「モデルさんみたいだね。」って言われても、(←ただ単に背が高いからで、何度も言うけれど決してキレイではないからね。)まずは「ありがとう」と言えたんだけど、今はそれを言うのも難しくて…

性格悪すぎだよね相手に対しても、ものすごく失礼なことをしているよね
それはわかっているんだけど…改善できないでいます

難しいね、心の問題って。
もう1年半近く、こんな思いで毎日を送っているから、もう今さらメンタル面をケアしても、無駄なんだよね
でも性格が悪くなってしまった部分、治したいし…

後日改めて書きますが、いろいろな理由が重なり、結局は心療内科に行けていませんちゃんと行くべきなのかな?

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これって手術ミス!?

2009-06-11 19:47:17 | Weblog
昨日の続きです

先生がお手紙を書き終えた頃を見計らって、ある質問をしてみました
「腸骨の傷跡がまだ痛むのですが、痛みってこれくらいは続くものですか?」と

腸骨のことをS病院の先生に話しても、拉致があかなくてさ…(5/2「1ヶ月ぶりの口腔外科受診」)
全く関係ないのに、●●病院の担当医に腸骨の傷がまだ痛むことを相談しました。

すると「まだ痛いのちょっとこっちにおいで。」と言われ、奥の部屋(個室)に誘導されました。
「口の中を見られるのもイヤなのに、僕が腸骨を診ても大丈夫?イヤじゃない?」って確認されました。なぜか腸骨はね、別に平気なんだよね

そして看護師さん(歯科衛生士さんかも?)立会いのもと、傷口を診察してもらいました

個室なのにちゃんとカーテンを閉めてくれて、しかも傷口以外の部分にはタオルをかけてくれて、驚きました
ちゃんと配慮してくれる病院もあるんですねこんなの初めての経験でびっくりして、担当医に、

「口腔外科なのに、すごいですね。ちゃんと診察室があるんですね。」と言ったら、「当たり前だよ。」と普通のように言われました

話は戻り、担当医が傷口を触りながら、「これは痛いよね~ここ当たっているもんね。かわいそうだね。」とボソボソと言われましたが、私には?って感じでした

担当医が「感染や化膿はしていなくて安心したけれど、でもこれは確かにあなたの言うように、痛いよね。」ということで図解しながら説明されたのですが、腸骨を採取したところの残りの部分の骨が、外側に尖って出ていて、しかもそれが神経に当たって痛みが生じている。とのことです

もう驚きました。こんなこと、あるんですね

さらに先生が、「出っ張っている部分は神経とぶつかることによって、だんだんと骨の出っ張りが丸くなって、いつかは自然と痛みがなくなることもあるけれど、でもこれは結構痛いと思うから、手術して削る方法もあるよ。よく今まで我慢してきたね。」なんて言われました

痛みを伴うので、手術をするのもありかな?とは思いますが、また全身麻酔をかけて骨を削って、ということは、結構な大掛かりな処置になるし、痛みもそれなりだと思うし、また傷をつけるわけだし、ということで悩んでいます

とりあえず、腸骨移植の手術から1年が経つ8月までは様子を見て、それ以降どうするか考えることにしました

でも、とにかく痛みの原因もわかり、手術にしろ治療法があるので、ほっとしました不定愁訴が1番、辛いよね
今までどんなに言っても、相手にされなかったからさぁ

でも腸骨のこと、こんなことあるのですね。。。腸骨移植、安易にはできない手術なのかもしれない、と思いました

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心療内科受診に向けて

2009-06-10 17:54:49 | Weblog
昨日の続きです

「心療内科に通うにしても、いろいろな方法があるけれど、どうしたい?」って聞かれました
何も考えていなかった私に対して担当医が、私が1番気負いをしないで、病院に行けそうな方法をあげてくれました

それが、心療内科の医師とも合う・合わないとあると思うので、病院名(クリニック名)を指定せずに紹介状を書くので、ここなら通えるかもという病院を、自分で探す方法です

担当医が、「もし行ってみたものの、そこの病院や医師と合わなかった場合は、何度でも紹介状を書くからね。」と言ってはくれたものの、先生ねPCではなく時間をかけて手書きで紹介状を書いてくださるので、なんだか言いにくいよね

「手書きだから、申し訳ないですよ。」って言っても、「そんなの気にしないで。むしろこういうのって(診療情報提供書)、手書きの方がいいと思うんだよね。」なんて言いながら、黙々と書いてくれました

もしどうしても、自分で病院を見つけられなかったから、そのときは担当医と関係のあるところを紹介してくれるそうです
ということで、安心しました

担当医が書いてくれた紹介状には、病名が歯科恐怖症になっていて、S病院での今までの治療経過、そして今後●●病院で行う治療計画が書いてあり、でも異常な程の歯科恐怖症を併発しているので、治療ができないことが書いてありました。
本人もそれを自覚していて、なおかつ医療関係の仕事をしているので、心療内科受診も素直に受け入れたとまで書いてありました。

素直??って疑問だけどねしかも仕事のこと、ばらさなくてもいいのに。でもどのみち保険書でばれちゃうけれど

先生がお手紙を書いている間に、私が「先生、私今まで口腔外科の先生が怖くて、本当に無理でした。でも先生みたいな人に出会えて良かったです。ありがとうございます。」って初めてお礼を言いました

そしたら先生、「そっか。でもね、治療はまだ始まってもないんだよね。全部終わってから、また聞かせてね。」と言われてしまいました

確かにそうだよね全くもって、治療は進んでいないんだから、これからだよね

私ね、どうしてもお医者さんが信じられなくて、新しい担当医を信じてみる勇気もなく、疑ってばかりいた最低な人間でした

転院先の先生はとても優しくて、患者さんへの気遣いもすごいです
でもそれが、今まで見たこともないくらいに優しいので、逆に裏があるのではなんて疑ってしまって、そう考えてしまうとなんだか怖くて…どうしても先生のことを信用できませでした

ここにきてやっと先生を信じて、頑張って治療をしようと思えるようにもなりました時間はだいぶかかりましたが。

たぶんS病院の先生よりも、転院先の先生の方が、私の内面や思っていることを、ちゃんと理解してくれようとしているし、実際に理解してくれているし、私もその分素直に話せるし、先生になら話そうと思えるので、これでいいのかな?とも思います

そこで先生に、術後の後遺症のことを相談してみました

明日に続く。

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今後の治療のためにも

2009-06-09 18:01:32 | Weblog
4回目の●●病院受診は、2009年5月2日。

前回の診察で担当医に、メンタル的な問題をどうしたいか考えといてと言われ、そんなこと急に言われても…と戸惑いました(6/3「醜形恐怖」)
でも…このブログを通じてアドバイスをいただき、ついに心療内科に行くことを決意しました

ある程度は知っていても、やはり心療内科を受診するのは戸惑うものです。でも所詮は、生化や薬理の世界で解決できるものなので、気にせず一歩踏み出すことにしました(5/5「顔の手術に伴う精神的な問題」)

この日は朝から気分が悪く、呼吸も早くて、もう無理かも…って思い、口腔外科に電話しましたすると受付の人が、「ゆっくりでも良いので、来てください。12時までなら先生も待っています。」とのことだったので、予約時間より1時間も遅れたのですが、頑張って行きました

担当医に「今日はどうした?体調大丈夫?」って聞かれて、「もう病院行くのが怖くて、苦しくなっちゃって…」って答えました「来るのまだ怖いかぁ…でも少しはここに慣れてきたかな?」と優しく声をかけてくれました

担当医が、「この病院に来るときだけ、そんなに苦しくなるの?他の診療科は大丈夫?」って聞かれました

返事に困っていたら、「もし他の病院では大丈夫だったら、僕と合わないってことだから、担当医を変える必要もあるのね。言いにくいかもしれないけれど、あなたのためだから正直に教えて。」と言われてしまいました

だから、他の診療科では大丈夫だけど、ここの病院に限らず、全体的に歯科病院がダメなこと、それによって仕事にも若干支障があることを、ついに正直に話しました(4/8「歯科病院デビュー」)

すると担当医が、
「僕は、あなたになんでも好きなものをおいしく食べてもらいたいし、笑顔に自信を持って、心から笑って欲しいと思っているし、ちゃんと元通りにキレイに治してあげたいのね。今まで怖いことや痛いこと、イヤなことをたくさん経験してきて、歯医者が怖かったり、病院嫌いになる気持ちもわかるよ。だから少しでも早く、口腔外科通いからも開放させてあげたいし、病気のこともだけど、前の病院のことも、そして正直僕のことも忘れさせてあげたいし、病気になる前の生活をして欲しいのね。

僕はあなたに対して、いろいろしてあげたいと思っても、でもあなたが僕に対して恐怖心があるみたいだから、それがなかなかできないでいるのね。僕もキレイに治してあげたいし、それにあなた自身も、仕事に対して困っている部分が出てきているのだから、心療内科に行ってきちんと診てもらった方がいいと思うんだけど、どうかな?」
と言われました

もうここは素直に、「自分でも、今の状態はおかしいとは思っています。」って話したら、

「おかしくはないよ。ただちょうど病気になったのが卒業や就職でバタバタしていたときだったし、短い期間にいろいろあったのだから、心の整理がつかなくても当然のこと。前の病院ではあまり話もできなかったみたいだしね。これがちょうど良い機会だったと思って、行こうね。」と言われて…

ついに心療内科宛に紹介状を書いてもらいました

そのとき担当医が『おかしくない。』って言ってくれたときは、ほっとしました私、自分ってなんでこんなに弱いんだろう…ってずっと思っていたので、その言葉で安心しました

明日に続く。

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