顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

後遺症~会話・摂食~

2008-12-22 22:35:33 | Weblog
最初の手術をする前の状態と今とを比較すると、聞き返されることが多くなりました顎の骨がないことや歯がないことで、どうしても空気が外に漏れてしまうので、発音は不明瞭になるそうです

8月に顎に骨を移植して、顎の骨を作ったものの、未だに聞き返される私
主治医に「骨移植したのになんでですか?」と聞いたら、「やっぱり歯がないから、空気が漏れちゃうんだよ。」との返事でした

これを改善するには、やはり入れ歯やインプラントをしないとダメとのことでしたでも一体いつになったらできるのかな??

主治医に聞き返されるのが1番むかつきます

『今まで受けてきた手術の影響でこんなに話せなくなったのに、聞き返すなんて…私の状態を1番知っているのだから、それにこれでも私自身は一生懸命会話をしようとしていているのだから、聞き返すことがないように聞こうっていう意識はないの』みたいに思ってしまうのです
被害妄想かなり激しいですが 笑

でも毎回毎回、聞き返されるのって辛いです話す気がなくなります
あまりに聞き返されると、話すのをやめてしまう私これ、私のいけない癖です

食事の面でも苦労は耐えないです。

とにかく時間がかかるから疲れちゃうし、途中で食べることにあきてしまうこともあります
食事って意外にエネルギーを使う動作なんだよね普段は気にも留めないごく自然な行為だから、わからないと思うけれど…

摂食・嚥下障害になると『食べる楽しみ』自体が喪失するっていうけれど、本当にその通りだとしみじみ感じます

これなら食べられるとか、どうやって食べようかな?なんて考えながら食べるのって、楽しくも何ともないんだよね

おいしいものを何も考えずに、好きなだけ食べられることって、幸せなことなのだと私は思います

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