顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

手術の傷跡って…

2008-12-18 22:38:22 | Weblog
腸骨のことでちょっと思い出したことがあるので、この際だからもう1つだけ書きますたいした話ではないのですが…

腸骨を移植した傷口ですが、先月頃は痛みがあり気になっていたのですが、(11/14「形成外科受診」)、いつの間にか痛みも感じにくくなってきました
それでも未だにうつぶせになったりすると、傷口は傷みます

また、手術の傷跡はかなり目立ちます。傷跡の一部はまだ赤く盛り上がってもいます
本当に形成の先生がやってくれたの?って思うくらいの傷跡で、悲しくなってきます

私が主治医に、「こんな傷じゃ、温泉にも行けないし水着が着られないよ」って言ったら、「えそんなところ誰も見ないよ。」って言われました

確かにそうだけど、でももっと他の言い方ないのかなぁ?
所詮は他人事だし、先生とは性別も年齢も違うから、わからないとは思うけれど、でも「誰も見ないから。」という理由であっさり終わらせて欲しくないです

でもこの傷跡を見るたびに、2回の手術の大きさっていうのを実感させられます
腰から骨を採取しなくてはならないくらいに、顎の骨を切除したこと、再建したこと

もっと早く病気のことに気が付いていれば、歯を抜かないですんだかもしれないし、顎だって削る程度ですんだのかもしれない、と思って何度も自分のことを責めたり、歯医者さんに行くのが遅すぎた、と後悔したことも少なくはありません

今さら考えてももう遅いことだし、そんなことよりこれから自分でどうしていくのか、どうしたいのかをまずは考えて、治療をしていきたいと思います

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