顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

先生、ありがとう★

2008-12-24 22:24:27 | Weblog
今日、術前検査と手術の説明を聞きにS病院に行ってきました
術前検査は今まで通りで、取り入って書くことは特にありません。手術の説明に関しては、手術法が変更になったので、後ほど詳しく書きます

ちょっと感じたことがあったので、今日はそれを書かせていただきます

名前を呼ばれて、診察室の中にある待合室で待っていたときの話です

私の主治医でもある先生が、ある患者さんに、「もう傷口はきれいだから大丈夫でしょう。ただ今までの入れ歯はもう合わないと思うので、紹介元の歯医者さんで調製してもらってください。」と話し、その患者さんが、「この病院ではやってもらえないのですか?」って質問をしていました。

そうしたら主治医は、「僕は入れ歯は作らないので、もう1人の歯科の先生にやってもらうことになるけれど、予約が混んでいますがそれでもいいですか?」みたいに話をしていました。

その話を聞いて驚いたのは、私の主治医は基本的に入れ歯に関してはノータッチでいること。なのに私には仮の入れ歯だけど、作ってくれたことがあります

それもその時は、まだまだ入れ歯に抵抗あり、私自身が全く乗り気ではなかった中、それでも作ってくれたのです(3/14「矯正装置?」)

たぶん私とその患者さんで状況が違うとは思うけれど、でも主治医はS病院でできる限りの最大限のことを私にしてくださっているのだと感じました

確かに、歯科の専門病院や口腔外科の規模が大きい大学病院と比較すると、設備や器具・器材の面や対応できる歯科医師の数などでの関係で、全然治療も進んでいないし、治療ができる範囲に限りがあったり、できない治療というものも多いけれど、でも主治医はその中でベストな治療法を提供してくれているのだということがわかって、すごくうれしかったです

でもその入れ歯ですが、骨移植をして顎の骨を作ったので、残念ながら今は全く合いません(10/27「最初の関門」)

骨移植後は術後感染を起こして、急遽プレート除去手術をしたりとバタバタしていたため、なかなか作ってもらえず、その名残か、果たしてもうすぐ手術をするからか理由はわかりませんが、結局未だに新しく入れ歯を作ってもらえてはいません

でも今度の手術をしたら、また新たに入れ歯を作ってくれるみたいです
先生、ありがとうございます&文句ばっかり言ってごめんなさい。

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