関西と九州の大学病院の口腔外科の先生の返事は、
「主治医がやったことのない程の広い範囲の粘膜を移植するのは、採取部位(上顎)への負担も大きいことや、うまくいかない可能性が高いことなどのリスクがあるので、できれば避けた方がいいだろう。リスクを犯してまで、それに見合う価値(結果が出るか)があるかどうかもわからない手術は、普通なら行わない。」
と言われました
さらに「名古屋大学病院の治療はいいけれど、実際問題、通院することや医療費のことを考えると、難しいと思う。やはり術後は定期的に通わなくてはいけないから、家から通える範囲で考えるが無難だろう。」とのことでした
「口腔前提拡張術という治療法があるんだけど、それは主治医から聞いてる?もちろんこれなら診療報酬の点数として認められているから、保険が効くよ。」と教えてくれました
その手術法を間単に説明すると、移植はせず、下顎の粘膜を切って、一度粘膜を下に下げたところを改めて縫い直して、その上に粘膜の再生を促す薬を塗ったシートをかぶせて、粘膜が自然とできあがるのをみるという方法です。
これなら手術で傷つけるのは、下顎のみですみます
もちろん上顎に傷つくこともないし、麻痺することもありません
また上顎から粘膜を採取するとなると、もちろん採取した部分の粘膜はいずれは再生するが、出来上がった粘膜は元の粘膜とは違った状態なので、舌で触れたときの違和感というものが、どうしても出てきてしまうそうです
以前、主治医に『こんなに粘膜を移植するのは初めてだからくっつくわからないし、移植がうまくいかずに壊死した人もいる。』という話を聞いたことがあるので、大丈夫なの?って素直に思っていました
現に骨移植の手術で、移植もしなかった自分の頬側の粘膜を、無理矢理寄せた一部分が壊死してしまっこと、プレートが身体に合わなくて感染してしまったことがあるので、今回はどうなのかな?って気がかりなので、上顎の粘膜を移植する方法(口腔前提形成術)はすごく不安でした
また上顎も下顎もいじったらものすごく痛そう…しばらくごはん食べられなそう…とも思っていました
なので、粘膜の再生を促す方法(口腔前提拡張術)があると知ったときは、『こんな治療法もあるんだ』と思って、主治医にS病院でできるかどうかまずは相談しようと思いました
術式を決めるまで(3)に続く。
「主治医がやったことのない程の広い範囲の粘膜を移植するのは、採取部位(上顎)への負担も大きいことや、うまくいかない可能性が高いことなどのリスクがあるので、できれば避けた方がいいだろう。リスクを犯してまで、それに見合う価値(結果が出るか)があるかどうかもわからない手術は、普通なら行わない。」
と言われました
さらに「名古屋大学病院の治療はいいけれど、実際問題、通院することや医療費のことを考えると、難しいと思う。やはり術後は定期的に通わなくてはいけないから、家から通える範囲で考えるが無難だろう。」とのことでした
「口腔前提拡張術という治療法があるんだけど、それは主治医から聞いてる?もちろんこれなら診療報酬の点数として認められているから、保険が効くよ。」と教えてくれました
その手術法を間単に説明すると、移植はせず、下顎の粘膜を切って、一度粘膜を下に下げたところを改めて縫い直して、その上に粘膜の再生を促す薬を塗ったシートをかぶせて、粘膜が自然とできあがるのをみるという方法です。
これなら手術で傷つけるのは、下顎のみですみます
もちろん上顎に傷つくこともないし、麻痺することもありません
また上顎から粘膜を採取するとなると、もちろん採取した部分の粘膜はいずれは再生するが、出来上がった粘膜は元の粘膜とは違った状態なので、舌で触れたときの違和感というものが、どうしても出てきてしまうそうです
以前、主治医に『こんなに粘膜を移植するのは初めてだからくっつくわからないし、移植がうまくいかずに壊死した人もいる。』という話を聞いたことがあるので、大丈夫なの?って素直に思っていました
現に骨移植の手術で、移植もしなかった自分の頬側の粘膜を、無理矢理寄せた一部分が壊死してしまっこと、プレートが身体に合わなくて感染してしまったことがあるので、今回はどうなのかな?って気がかりなので、上顎の粘膜を移植する方法(口腔前提形成術)はすごく不安でした
また上顎も下顎もいじったらものすごく痛そう…しばらくごはん食べられなそう…とも思っていました
なので、粘膜の再生を促す方法(口腔前提拡張術)があると知ったときは、『こんな治療法もあるんだ』と思って、主治医にS病院でできるかどうかまずは相談しようと思いました
術式を決めるまで(3)に続く。