奈良・佛教大学通信 奈良!奈良!いつもは京都

奈良大通信卒業後佛教大通信へ。日本史を学ぶOLD大学生の記録です。

親鸞とその時代

2020-06-23 18:34:00 | 佛教大レポート・試験
次のテキスト科目
テキストはこれ


親鸞の教え
親鸞、歎異抄。国営放送で数回に分け、宗教者を交えて解説していたが、分かりにくく、何を喋っているのかと嫌になっていたが。歎異抄を読んでみると、私なりには、親鸞はリアリストであり、何らかの偶像を実体として説く宗教者ではなく、完全な哲学者なのだと。見えないもの、そんなものは知らないよ、と。そのようにして人々を救ったのだと。親鸞の他力本願。生老病死、人力でどうにもならないことを、厳しい修業で、つまり人が自力で乗り越えようなどと言うことが、そもそも形容矛盾ではないか。

厳しいご批判、お待ちしておりません

ママの嘘つき! と聞けば

2020-06-16 23:24:00 | 佛教大レポート・試験
鶴光のママの嘘つき!
というラジオ番組があった。知っている人々はそれなりの年代だろう。

江戸期の百姓の勉強をしていて、レポートの課題とは関係もないが、

農民は一揆にむしろ旗や竹槍は使用しなかった

それは江戸時代の創作であり、物語は太平記の楠木正成の講談話をベースに繰り返し、繰り返し作りあげられ、印刷され日本中つづ浦々で読まれ、伝えられ、そうなのかそうなのかと信じられて、百姓一揆は公儀領主の仁政を求める訴えで、悪いのは欲深い中間管理職の代官で、後から事情を知ったお殿様の善政により、大団円を迎え終わる。
よくもまあ、そのような嘘を描き続けることができたものだと、

寺子屋では農民の訴状が手本となり、お代官への訴えも定型文になるほど、江戸期の出版文化は進んでいたらしい。

古文書の嘘つき!!

と、言っておこう

日本近世史特講 1 レポート完成

2020-06-16 19:10:00 | 佛教大レポート・試験
日本近世史特講 1 のレポートを書いた。提出は来月上旬になる。結果は月末。今年はスクーリングには行かないので、テキスト科目に専念する。そのテキスト科目もあと3科目で終了。
奈良大通信のスクーリングツアーが懐かしい。
こっそり吉野にでも行ってみたろうか。





近世史レポートの迷い

2020-06-10 23:16:00 | 佛教大レポート・試験
日本近世史特講 1 レポートの設題
「村(特に近世)を研究することの意義・目的について、自身の考えを論述しなさい」と言われて悩んでいる。日本近世史全体に関わることでもあり、地域史を研究する前提になるものでもある。余りにテーマが広すぎる。
定まらない。迷子にならないようにしないと。






五重塔の建立は、長州天保大一揆のため頓挫した。江戸期も後半になると、藩財政は破綻し、武士、農民のほとんどは借金がかさみ生活が成り立たなくなっていた。貧富の拡大と利権争い。商品経済の浸透と身分制の瓦解。