奈良・佛教大学通信 奈良!奈良!いつもは京都

奈良大通信卒業後佛教大通信へ。日本史を学ぶOLD大学生の記録です。

日本古代・中世史特講 1 の試験結果

2020-01-29 00:54:00 | 佛教大レポート・試験
試験は80点だった。基礎的なところは押さえることができたかも知れない。

この頃は、本読みも古文書学習も微々としか進まない。
古文書は語学のようなものなので、毎日少しずつでもやっておかないと、読解力が氷のように溶けていくのが分かる。科目のテキスト類も古文書も面白い。面白ければ、もっと時間を投入すれば良いのである。あれこれ考えず、そうしよう。

コメダ読書。家にパン専門のトースターが欲しくなる。

身の回りの梅はまだほとんどが蕾。昨年は2月20日頃が満開だったが。




『東アジア国際政治史』という本

2020-01-24 18:40:00 | 佛教大レポート・試験
科目名「東北アジア史」のテキスト。

この科目は、東北アジア(日本・朝鮮・中国)の近現代の歴史を学習する。
東北アジアにおける不平等条約体制、冷戦体制の中での東北アジア諸国についてレポートを作成する。前者は、西欧とアジアとの関係だけでなく、アジア諸国同士の関係を視野に入れ、後者は、東北アジア諸国間の外交関係に注目するもの。
今年度中にレポートが通過できるよう進めている。


成田龍一『近現代日本史と歴史学 書き替えられてきた過去』を読む

2020-01-11 00:59:00 | 
佛大の科目で推薦のあった中公新書である。

「歴史を認識し記述するとはいかなる精神の営みか。それを考えるにあたって、まずもって強調しておきたいことは、その原点に歴史家の問いがあるということである。」(二宮宏之「歴史の作法」)


歴史家の問いとは、歴史家の問題意識、あるいは当該歴史家が依拠すべきと考える理論によるもの、といっても良いようである。この本は、近現代史がどのように描かれ、修正されてきたかをたどっている。
時々の政治・社会状況の影響(政治的な強制ではない)を受けた近現代史の解釈の経過である。

特定の主義にもとづく歴史事象の位置付け、後世の事象に対する分析を前時代にあてはめること。史料集約、分析が重視され、それを駆使する段階となっても、解釈においては、歴史家の問いが根底にあり、その相違により、時代像が大きく揺らいでゆく。

証明したいものがあって、歴史を学ぶ。









日本古代・中世史特講 1 の試験

2020-01-06 15:50:00 | 佛教大レポート・試験
年末年始は全く本を読んでおらず、1月試験のweb提出は今日限りなので、パスしようかと思ったものの、不戦敗はいかがなものかと、答案を怒涛の作成で提出した。
問題は、律令国家の東北計略に関するもの。
蝦夷、坂東など東国、中央政府、征討軍、唐王朝の構成要素でまとめてみた。結果は29日。