ＪＲ新宿ミライナタワーとバスタ新宿がオープン。詳し～く紹介します！

新宿駅の南口が賑わっています。
2016年3月25日にＪＲ新宿ミライナタワーが本格オープンしたのに続き、2016年4月4日にバスタ新宿がオープンしました。

ＪＲ新宿ミライナタワーはＪＲ新宿駅直結の32階建て新築ビルです。これまでは新宿エルタワーがＪＲ新宿駅に最も近かった超高層ビルですが、これからは直結のミライナタワーが最も近いです。
西新宿の高層ビルの賃料は概ね月額2.5～3万円（坪）で推移しているのですが、新宿ミライナタワーは月額3.7万円（坪）です。
新築の超高層ビルはインフラ設備や停電時の予備電源などに長けており、災害に強くＪＲ新宿駅直結の立地を考えれば全然高くないと思います。
立地は違いますが渋谷ヒカリエ、新丸の内ビルディングなどと比べると安いですからね。
価格面や立地面で優れている新宿ミライナタワーはセイコーエプソンが4フロアー、ＬＩＮＥが9フロアーを入居するようです。ＬＩＮＥが入居するのは2017年の予定で、それまでは現在の渋谷ヒカリエが拠点となるようです。


32階建ての新宿ミライナタワーはオフィス（写真：左上）だけではなく、商業施設（写真：右上）を併設しています。32階建ての低層部分1～4階はＮＥＷＯＭＡＮ（ニュウマン）というルミネが運営する商業施設となっており、5～32階がオフィスとなります。


そして2016年4月4日にオープンしたバスタ新宿。
ご存知の方も多いと思いますが、新宿駅は高速バスの発着点のメッカです。しかし運営会社に寄ってバス乗り場が新宿駅周辺の広範囲（19か所）に広がっていて、「分かりにくい」「駅から遠い」などと不満が多かったようです。
私もＪＲバスで実家に帰省をすることが多かったのですが、最近は東京発は代々木駅北口で到着は新宿駅東口と異なっていて、とても不便でした。代々木駅へ自転車で行くと東京着の際に代々木駅まで自転車を取りに行かないといけないのです。

また新宿駅西口のヨドバシカメラ前の京王バスターミナルは廃止となり、新宿駅南口のバスタ新宿へ移りました（写真：左下と右下）。赤○印は廃止となった京王バスターミナルを撮影しに来たメディアの人達です。青○印はこれまでは大型バスが停まっていた場所ですが、この日からはシャッターが閉まり閑散としていました。



ここでバスタ新宿を詳しく紹介します。

写真左上の赤○印が新宿ミライナタワーです。新宿ミライナタワーの甲州街道沿い西側にはバスタ新宿があります。
写真右上はバスタ新宿の4階のバスターミナルです。青○印は高島屋タイムズスクエア、赤○印は代々木にそびえるＮＴＴドコモ代々木ビルでが見えます。
先ほど述べたように新宿駅西口ヨドバシカメラ前の京王バスターミナルなどもこちらに移設。名鉄バスや相鉄バスなどもこれからはバスタ新宿から乗ることになります。
運行事業者は100社を超え、1日あたり最大1600便超で約5万人の乗降が可能になるようです。

写真左下は3階にあるタクシー乗り場です。これからは新宿駅周辺の甲州街道沿いではタクシーを拾うことは出来なくなります。
新宿区のコミュニティバスであるＷＥバスも、バスタ新宿の3階に停まります。
羽田・成田空港と結ぶリムジンバスも乗り入れ、新宿への人の流れが大きく変わりそうです。