新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

新宿家電戦争

2012年07月14日 | 日記
ビックカメラ新宿東口新店のセールに並んで買うのは大変なので、ビックカメラ西口店で同価格で並行して行われている抽選セール。東口新店より種類・台数はかなり少ないですが、運が良ければ並ばずに買えるので3回エントリーしましたが、私の番号はかすりもせず惨敗続きのまま、開店セールは終了してしまいました。


さてビックカメラ新宿東口新店が平成24年7月5日に開店しましたが、平成22年4月開店のヤマダ電機新宿東口館、平成23年7月開店のヤマダ電機新宿西口館に続いて3年連続の大型店舗が出店されたことになります。

これで新宿家電店の売り場面積は
ヨドバシカメラ < ヤマダ電機 < ビックカメラ
となりました。ヨドバシカメラとヤマダ電機はそれ程大きな差は無いですが、ヨドバシカメラとビックカメラは売り場面積は2倍近いようです。4~5年前は、ビックカメラ < ヨドバシカメラでしたが、ここ2年で大きく変わりました。

ビックカメラ、ヤマダ電機に圧倒されている感が否めないのはヨドバシカメラです。平成24年7月12日付ニュースで業界首位のヤマダ電機が業界8位のベスト電器を買収する報道が有りました。業界5位のビックカメラが業界7位のコジマを買収して業界2位に躍り出たという報道も記憶に新しいです。
ビックカメラ、ヤマダ電機が出店する前は、新宿の家電量販店と言えばヨドバシカメラが圧倒している感が有りました。そしてヨドバシカメラは新宿西口本店前に有る京王バス予約センター・バスターミナルが入っているビルを平成22年に取得していました。
また有名歌手のコンサート等も行われたことがある、新宿厚生年金会館も平成22年に取得していました。ともに当時に報じられており、ご存知の人もいらっしゃると思います。

その同時期にヤマダ電機は新宿西口館が建っている土地建物を取得し取り壊して、現在の新宿東口館の建設を発表していました。シティバンク等のテナントが入っていましたが、ヤマダ電機はテナントの立ち退き交渉は滞りなく進んで、平成23年7月には新宿西口館を開店させています。
一方ヨドバシカメラは平成22年に取得した新宿西口本店前のビルのテナントである京王バス等と、立ち退き交渉が完了していないようです。
京王バスセンターの南側隣地の取得も目指していたヨドバシカメラでしたが、隣地は別の企業がビルを建設中でヨドバシカメラは取得出来なかったようです。

新宿の南口(渋谷区になります)の開発で、高島屋タイムズスクエアーと小田急サザンタワーの間(線路の上)に、高層ビルとJRバス等を含めた大型バスターミナルが建設されるのをご存知の人も多いと思います。
そこに京王バスセンターも移設されますが、完成まではまだ数年の年月が要するので、完成までの間の京王バスセンターの営業拠点が確保されていないので、立ち退き交渉が進んでいないようです。
新宿東口アルタ前の広場を取り壊して、一時的にバスターミナルにする説も有りましたが、暗礁に乗り上げているようです。

なかなか思うように展開出来ていないヨドバシカメラですが、新宿厚生年金会館跡地の活用はカメラ博物館、ギャラリー、オフィスと言われていますが約120億円で落札した土地・建物です。博物館、ギャラリー等で採算が取れるのでしょうか?
新宿5丁目という新宿駅から遠く、やや交通の便が悪い立地の活用を含めて今後に注目していきたいです。
コメント
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