今月26日と27日、そして29日と私は春季県大会地区予選(リーグ戦)を3戦すべて観戦した。第1戦と2戦はコールドで零封勝利したものの、3戦は要所で苦しめられほろ苦い内容となってしまった。打撃の落ち込みが激しく、犠打も出来が悪くしかも昨年秋に活躍した投手陣服部拳児と馬場の不調が顕著にあらわれ出ていた。また、野球部内での言いたくない事情も多かった。それでも吉田毅と増田の2人の投手陣の成長が不幸中の幸いであった。守備陣はというと失策は1戦で2を記録したものの、それのみで安心して見られた。 華麗な守備は健在である。だが、それだけが良くても春の本戦では長く戦うことは出来ない。投手、打撃、走塁、守備、そして小技すべてが完璧でないとこれから長く勝ち進むことは出来ないと思い知らされた今回のリーグ戦であった。