投手力の差

本日対戦した相洋には、5年前春に延長戦の末サヨナラ負けした事は記憶に新しい。その借りを返したいところだった。3回表に敵失で1点先制するが、裏に入りすぐに同点を許してしまう。その後は両軍無得点だったが、また6回表に敵失で勝ち越す。だが、その後が最悪だった。裏に入り先発した黒田の悪い癖で、連打を浴びて一挙3点を許してしまい、7回裏にも赤間・池田が踏ん張り切れずに2点を許してしまいなすすべが無くなりそのまま敗退してしまった。
　本日の試合はやはり投手力の差がものを言った。相手には結構期待されている投手がいる。中盤から登板したがやはり期待通りの内容だった。その投手を攻略できなければ勝ち目はない事は言うまでもない。だが、ここで敗退しても来春は地区予選を勝ち抜けば第2シード校として迎える。地区予選では勿論、本戦でも第2シード校らしい野球で精神面を鍛えて、自信を持って挑んで欲しい。

3年ぶりの

本日対戦した藤沢翔陵には、一昨年秋に７-2から最終的に2点差に詰め寄られた事は記憶に新しい。今回はこのような事が無いように願っていた。1回表に幸先良く伊藤の二塁打で先制点を奪う。裏に安打で走者を許したが、何とか抑えることに成功する。4回表に高塚の二塁打で追加点、5回表に一挙3点を奪いそのまま行くかと思った。だがその後がいけない。6回まで好投を続けていた黒田が捕まり、連打で一挙4点を許してしまった。それでも8回表に1点を奪ったことが良かった。裏から投手が赤間に交代したが、また1点を許してしまい、わからなくなった。9回裏も1人目は打ち取ったが、2人目に二塁打を許し、3人目の中飛が犠飛になり三塁に進塁を許してしまった。それでも後続を断ち、終わってみれば1点差で勝利を収めた。
　この試合は同点を許さなかった事が不幸中の幸いだったと言えるだろう。私自身、本当に勝ったのかと疑いが残る試合であった。それでも3年ぶりの準々決勝進出である。来春のシード権を獲得したのである。しかし、これはまだ通過点にすぎない。次は相洋と対戦する。5年前春に延長でサヨナラ負けを喫しているので、是非あの時の借りを返して欲しい。

14年前と

本日対戦した藤沢西とは14年前夏に対戦し、快勝している。しかも、14年前と同じ藤沢八部球場であり、当時と同じ1塁側であった。私自身、藤沢に転居して初の藤沢八部で、歩いて球場入りした。そして、藤沢西は近年力をつけてきているのでかなり手強い。立ち上がりに先発した池田が制球を乱し、バント安打と犠飛で2点の先制点を許してしまい不安が的中したかに見えた。それでも、1回裏の武藤の同点三塁打を皮切りに一挙7点を奪ったのは圧巻だった。その後も2回と3回に2点ずつ加点し勢いづいたかに見られた。だが、毎回被安打と与四球で走者を許してばかりいて、5回表にも三塁まで走者を許し詰めの甘さが出てしまったと思われた。それでも無得点に抑え、裏に1点を加点し5回コールド勝利を収めた。
　快勝だったものの、毎回被安打と与四球で走者を許した事は気になる点である。そして、失点を許してからの大量点もやはり気になる。明日はまたまた実力がある藤沢翔陵と対戦する。このチームの真価が問われる試合と言っても過言ではない。今までみたいでは、簡単には勝てない。ここも今までの反省を生かして挑んで欲しい。

決定力

本日の試合は、相変わらずあと1打がなかなか出ない決定力に欠けていた。対する大和とは2年連続秋の初戦で対戦した。初回表に幸先良く1点を先制したものの、すぐに1点を許してしまう。その後は両軍無得点が続き、あと1打が出なかったり三者凡退もあった。5回裏に逆転を許し、借りを返されてしまったと思った。それでも6回表にすぐに同点となり、7回表には敵失による点ではあったが一挙3点を奪った。8回にも1点を奪ったがまだわからない。最終回の守備に突然の雨で流れが変わってしまうと思われたが、何とか抑えてそのまま勝利した。投げては黒田が中盤制球に苦しんだが、その後は危なげなかった。
　7回表に一挙3点は殆どが敵失による点であることが気になる。適時打による得点が２つぐらいしか見られなかったことには不安を感じる。次の3回戦は近年力をつけてきている藤沢西と対戦する。かなり手強いのでどうかわからない。今までの反省を生かして挑んで欲しい。