鉄

仕事で会議に出席するのに
久々のＪＲ。
鉄道乗るって言っても
新幹線ばっかだったんで、
すんごく新鮮。
でもいきなりのトラブルで、
乗り継ぎ駅の直江津行きが
駅に到着するなり３分遅れ。
車内に入っても車掌さんがアナウンスで、
乗り継ぎ時間が(ここでちょっと口ごもって)
ありませんので、
階段渡って向かい側のホームに急いでください。
だってサ。
そう言えば、単線って路線初めてだった。
列車も博物館に入るんじゃないのってくらい、
まさに鉄って表現がぴったり。
ま、これが最近のちゃらちゃらした
車両になっちゃったら、魅力も少なくなるんだろうけど、
さぁ、直江津に着いたって事で、ダッシュ！
するつもりが、
ホームに出たとたんいきなりの女子高校生達。
ここが、東京だとか都会とは違うところで、
のんびりした社会人よりも輪をかけてのんびりした
無敵超人だもん、
気持ちは１００メートルダッシュだけど、
実際はその場でもも上げ。
冷や汗たらたらで乗り継ぎ列車に滑りこんだら、
ロスタイムって言えばいいのか、
まだ発車しない。えっ、この列車も遅れてんの？
でも車内のアナウンスは落ち着いたモンで、
「ドア閉まりまーす」
走って損はしてないけど、
超人かき分けて乗ってたら、
と想像すると、滝のような冷や汗。
その後は
コツンコツンいう鉄の音を感じながら、
ちょっとうたた寝。
やっぱしいいわ、鉄道って。