２０年ぶり

そういえばファイナルファンタジーって
２０周年だったっけか、
記念本が出るみたいだけど、
思わず買っちまうかもしんない。
２０年て言えば、
平成も２０年で、
年号が変わってから成人する人もいるってことな訳だ、、
その頃、うざったいスキー学習なんてのが終わって、
放り出したっきり
やる気もなかったのに、
とうとう仕事でやらされることになって、
しょぼん。
やっぱり何でもそうだけどサ、
覚えちゃいるけど、
余計なところに力が入るのか、
普段からやっていないから体が悲鳴を上げるのか、
午前中２回ほど短いコースを滑走しただけで、
息切れ。大汗。
昼食後午後の時間になって、
また何度か滑らされたけど、軽く吹雪いてて、
前が見えないから力が入ったのか、
膝が笑い出して、屈伸が中途半端にしかできなくなって、
こうなると転倒するぞ、思ったとたんに１回転。
宿舎に帰ってからお湯にはつかれたけど
疲れてあんま眠れず、
筋肉痛で、朝も寝床から起き上がれないんじゃないかと思った。
はぁ、もういいわ。

あらら

調子の悪いノートはもうあきらめちゃった。
で、新車のパソコン。
春モデルが出るってんで、買い換えた。
マニュアル車からオートマチック車に乗り換えたような
爽快感。
なのにさ、
パワーポイントいじってたら、
ＩＤ入力しろってメッセージ。
そんなモンどこにあるんだよって
一人切れそうになりながら、深夜に軽く大掃除。
あきらめかけてたら、
保証書と一緒に、ぽとり。。
ああ、そういえばって思い出してみりゃ、
大事な物はしまっておこうって、
普段ならそんなところに入れないってとこに
しまってた。
ああ空騒ぎ・・・

よもよも

休日。
車に乗って１週間分のお買い物。
ＦＭから物語仕立てのＣＭが流れてきて、
グライダーの話。
なんたら言う木の種から
ヒントを得て作られたってやつ。
不思議だねとも自然ってスンゴイねなんて
締め方だったけど、
ふと思った。
植物って、種がどんな風に落ちてるなんて、
認識する器官ってないよね？
教科書見ても裸子だの被子だのって
難しいことが書いてあったけど、
どうしてこの形やあんな形になれば
ほかよりも競争を有利にできるって
考えられたのか感じられたのかってのが、
載っちゃいない。
時間の流れが人と違うだけで、
同じ時間軸にいるととっても明るかったり、
愉快な性格だったりするんかネ。
どんな花を咲かせば蝶やハチが喜ぶだろうなんてのも、
蝶やハチやほかの動物の視点にたたなけりゃ
確認しようもないだろうしさ、
不思議だワ・・・

ショートくりぃーむ(1)

『荒野の自動販売機』

　一台の赤い自動販売機がありました。
　誰もいない、熱い風が吹きつける荒野の砂の上です。
　いつからここにあるのか、知る人はいません。
　いつからここにいるのか、自分でもわかりません。
　お客さんは、来たことがありません。ときどき、小さなトカゲが日陰で休みに来るくらいです。
　話しかけようとしますが、ブーンと低くうなるばかりで、逆に怖がらせてしまいます。
　眠っているように見えますが、ちゃんと起きています。居眠りする時もあるけれど、それはないしょです。
　青い空に浮かぶ雲を見上げて、ブーンと歌うことがあります。
　ブーンブーンと体を震わせながら大きな声を出すと、なんだか気持ちがスッとします。

　ある日の夜。月明かりの中、傷ついた山猫がふらりとやってきました。少し熱があるようです。
　山猫は、自動販売機の足下に倒れると、ぐったりとして、そのまま眠ってしまいました。
　次の日も、その次の日も、山猫はぐったりとしたまま、体を起こすこともできず、目もうつろでした。
　自動販売機は無関心なふりをしながら、山猫の様子をそっと横目でうかがっていました。
　空のどこからか、飢えたハゲタカが静かに舞い降りてきました。じっと、山猫をねらっています。
　鋭い、刃物のようなくちばしが間近に迫っても、山猫は目を覚まそうとしませんでした。
　思わず、自動販売機は重たい体を左右に揺らし、大きな声をブブーンと上げました。
　驚いたハゲタカは、あわてて空に飛び上がり、間一髪、山猫は鋭いくちばしの一撃から逃れました。
　恨めしそうなハゲタカは、高い空から山猫の様子をうかがって、決してあきらめようとしませんでした。
　この次にハゲタカが襲ってきたら、もう助けてあげられないかもしれませんでした。
　なにか、自分にできることはないだろうか――。ただ黙って見ていることは、できませんでした。
　誰かが胸のボタンさえ押してくれれば……。いいえ、コインを入れなければ、なにも出てはこないのです。
　――ふと、自動販売機は不思議に思いました。果たして、本当にそうなのでしょうか？
　それまで、考えもしないことでしたから、自分でもどうしていいか、困り果ててしまいました。
　いろいろ試してみるしか、ありませんでした。
　聞いたこともない呪文を唱えても、なにも起こりませんでした。
　ギュッと目をつむって力んでみましたが、息が苦しくなるのでやめました。
　日に日に弱っていく山猫を見て、ハゲタカもだんだん近づいてくるようになりました。
　残された時間は、もうあとわずかでした。
　自動販売機はうん、と力をこめて、勢いよく体を震わせました。
　自動販売機はうん、ともう一度力をこめて、勢いよく体を震わせました。
　自動販売機はもっとうん、と力をこめて、もっともっと勢いよく体を震わせました。
　すると、お腹のあたりがタプタプ音を立て、ドボンドボンと水があふれ出てきました。
　自分でも驚いた自動販売機は、続けてうん、同じように力をこめて、また勢いよく体を震わせました。
　ゴロンゴロンと、ひと塊の食べ物が出てきました。
　自動販売機が声をかけるまでもなく、水と食べ物の匂いに気がついて、山猫は目を開けました。
　山猫は、自動販売機が出した水や食べ物を口にすると、みるみるうちに元気を取り戻していきました。
　空から様子をうかがっていたハゲタカは、元気になっていく山猫を見て、いつの間にか姿を消していました。

　山猫が立ち去った後、しばらくはいつもの荒野が戻ってきました。
　噂を聞きつけた生き物達が、ふらり、と自動販売機を訪ねてやってくるようになりました。
　自動販売機は、ブーンと体を震わせて、自慢の歌を聴かせてあげました。
　お腹をすかせた生き物には、なにか食べ物を出してあげたりもしました。
　それからというもの、自動販売機の周りは、たくさんの友達の笑顔であふれるようになりました。

ふぶき

買ったばかりのスキーを使う研修の日。
朝っぱらから大きなカミナリ。
続いて雪。雪、雪、雪。
スキーウェア着ながらいやな予感がしてたんだけど、
会社に顔出したら、
今日は悪天候のためスキーはありません。
だってサ・・・
ウェア入れて締めて７万円。
あと何回使えるんだろ？

よもよも

もともとそんな趣味があったのか、
中古のＤＶＤを見に行って、
思わず食玩のフィギュアのコーナーに見入ってしまった。
へぇ～。はぁ～。
感心しながらしばらく見ていて、
しっかり二つ買ってきやした・・・
大きいヤツよりちょっとしたところに飾れていいや
なんて思ってたけど、
家に帰れりゃ小さいのがひと抱えもあって、
そうなりゃもはやチリも積もればの世界でサ、
飾るところなんかありゃしない。
ん～でもやっぱりほしい。
個人的には名作劇場のシリーズが好きで、
コンビニに行って置いてあると、
だいたいひとつは買っちゃうんだよナ。
いいワ。

よもよも

最近仕事から帰ってきて、
眠い目こすりこすり
レイモンド・チャンドラー。
おもしろいワ。
「長いお別れ」は、だいたい連休の時が多いけど、
一年に一回以上は読んでるかもしんない。
暇になると、新刊もいいんだけどサ、
ついついあれ読もうかな、
思わず手が伸びる大事な一冊。
ついこの前本屋に寄ったら、
短編集が新たに出てたんで、
とりあえず４冊のうち１冊買ったんだけど、
そのほかにマーロウものの長編を
まとめ買い。
休みの日も暇がないねこりゃ。。

スキー

週末に続き、
昨日は仕事を早く切り上げてお買い物。
さて、仕事で使うからって、
泣く泣くスキー購入。
３点セットにブーツで
しめて４万円なり・・・
もう２０年近くやってないから、
スキーのコーナーが
あんなに小さくなってるのにまず驚いた。
接客してくれた店員さんも
結構年配だったから、
何年も前とはこう変わりましたなんて
話をしたけど、
スキーを選ぶことからもうカルチャーショックだもん。
身長プラス１０センチってのが
覚えてる知識だったんだけど、
マイナス１０センチを選ぶといいってアドバイス。
まぁ考えりゃそうだよね、
短きゃ小回りがきくし、
長けりゃアールが大きくなるんだから大回りになる。
はぁ、何回使うのか、きっと物置の肥やし決定だね。

よもよも

んにゃろ、
今月末にまた妙高に出張することになっちまって、
聞いたときは「ハイハイ」
なんて流してたんだけど、
書類が回ってきたら、脳内ミサイル落とされた。
チュドーン！
何度か読み直したけど、
外に出て簡単な研修があるんで、
スノーウェアなど暖かな格好で・・・うんぬん
スキーなんかやりゃしないから、
ウェアなんかもうとっくの前に処分しちまって
ありゃしない。
仕方がないから買いに行ったけど、
まぁ、もうそろそろシーズンも終盤なんで、
スポーツ店はどこもセールやってたけれど、
セットのウェアとグローブで、２万円なり。
パソコンもとうとうまた修理に出したし、
はぁ、
給料日まであと何日だっけ？

吹雪

妙高に出張。
ひどい目にあった・・・
国道に出たとたん吹雪で
前がホワイトアウト。
除雪車が途中から作業を始めて
のろのろ運転。
おまけに、なんだかフロントガラスが
曇ってきたと思ったら、
借りた車のワイパーが冬ワイパーじゃない。
ただでさえ距離のある行程をほぼ１．５倍の時間で到着。
ま、早いほうだと思うんだけどさ、
仕事が終わって午後に車を出したら、
なんか恨みでもあんのか？　なんて
思わずグチりたくなるほどすきっと晴れやがった・・・
ため息混じりに運転してたら、
国道で２件の事故車とすれ違った。
なんか自分があそこにいたらな、
考えたら、ぞっとしちまった。