今日は遠くから
お二人の方が講習に来て下さる予定です。
感染者急増の中でも、
来て下さることに感謝です。
さて、
今回もお見せする生徒作品もありませんので、
2年前の生徒作品(帽子)のご紹介です。
教室は一応、
カットソーメインの講習ですが、
希望する方には、
洋裁や小物作り等の講習もさせて頂いています。
本来私は、長年
洋裁のお仕立てを生業にしてきています。
(還暦を過ぎ、引退しました)
初めは、仕立ての傍ら
洋裁と手芸全般の講習をさせて頂いていましたが、
洋裁は時間も掛りますし、
長続きする方が少ないのが悩みでした。
やる気のある方ほど、
上手く出来ないと落ち込んだりするんですよね。
(プロのように出来ないのは当たり前なのですけど・・)
それに比べてカットソーは簡単ですし、
一回の講習で一枚出来てしまいます。
初めての方でも既製服のように仕上がるため、
今まで洋裁を諦めていたような方でも
無理なく出来るようになりました。
その場でカットソーが仕上がって
喜んで下さる方々を見て
さらに皆さんに喜んで欲しいと、
デザインと型紙の開発を続けていたところ
私自身がカットソーの魅力にはまってしまい
現在に至ります。
カットソー教室は、
他にも沢山あると思いますので、
私にしか出来ないデザインを心がけてきました。
あっと、長くなりそうですので、
この辺で本題に。
丁度2年前、Yさんから
真っ白なレースの帽子の作り方を
教えて欲しいとのことでしたので、
作って頂きました。
レースで作る場合は、
他の生地で作るのとは違ってきます。
通常の接着芯を使うと
レースの間から見えて綺麗では無いですよね。
透け感も無くなってしまいますしね。
そこで、接着芯代わりに
ハードチュールとオーガンジー、
それにレースを重ねて
躾をして頂いてから、縫って頂きました。
その作品がこちらです。
これだとレースの透け感も損わず、
作ることが出来ますね。
カットソーと違い、
かなり手間暇が掛りましたが、
出来上がりに満足のYさんでした。
熱心に来てくださっていましたが
飲食業をされているYさん、
コロナ禍になってからは、
迷惑が掛ってはいけないからと
ずっとお休みされています。
その後、
お元気でお過ごしでしょうか?
この写真を見て
懐かしく思い出してしまいました。
ありがとうございます。
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