TANAKA式カットソー教室ブログ

上品でエレガントな大人のためのオリジナルカットソー教室
ワンランク上を目指す貴方へ。

TANAKA式カットソーについて

吹上教室閉校後の講習は現在サクラメイトのみで行っています。代わりにYouTubeで簡単な小物作りやカットソー等、動画配信をさせて頂いています。 現在はまだ動画作りの練習段階ですが、来年にはカットソーの基礎から、きちんとした形で皆さんのお役にたてるような動画と、さらに交流も出来たらと思っています。宜しくお願い致します。

ロックミシンの差動と8枚ハギスカート(生徒作品)

2020年09月01日 | ロックミシンの使い方(差動について)

今日は午前午後ともに講習予定です。

 

今回はどんな作品が出来るのでしょう?

型紙は同じでも、

生徒さんの個性がプラスされて

全てオリジナルな作品が出来上がるのも

手作りの楽しさですね。

 

 

さて今回は、

ロックミシンの作動についてのお話しです。

 

ご存じの方も多いと思いますが、

ロックミシンには、

差動と言う装置が付いています。

(装備されてないものもあります)

 

エアスルー付きのロックミシンなら

向かって右側のレバーが差動です。

(それ以外のロックミシンは取説をご確認下さい。)

 

 

 

 

 

 差動は、

ニットが伸びるのを防いでくれる装置で、

2つの送り歯が違う動きをすることで

伸びるのを押えてくれます。

 

 ニットが伸びてしまう場合は、

その伸び具合に応じて

差動の数値を大きくして調整しますが

 

 ニットにより、

逆に縮んでしまう場合があります。

 

その場合は、

差動の数値を小さくして、調節します。

(端切れで試し縫いをして下さい)

 

それでも縫ったところが連れてしまう場合は

アイロンで伸ばします。

 

*、但しこの場合のアイロン技術は少し難しく、

説明しようとすると長くなりますので

時間のあるときにさせて頂きます。

 

特に下の写真のようなトロンとした

光沢のあるポリエステルニットの場合は

ロックミシンで縫い合わせた際、

縮んでしまいやすいので注意が必要です。

(*、ポリエステルが全て縮む訳ではありません)

 

 

とっても綺麗に出来ていますね。

 

上はNさんのカットソー作品で、

初級カリキュラムの中の

8枚ハギスカートです。

 

型紙より裾丈を伸ばして

ロングスカートにされました。

 

*、初級カリキュラムの8枚ハギスカートは

アイロン技術の練習になります。

 

 

ありがとうございます。

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