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早朝 降っていた雨も上がり、
今は 薄日も差しています。が、空を見上げると、
重い雲が垂れ込め、嵐の前の静けさといった感じです。
こんな日は何となく、気持ちが落ち着きませんね。
先日ロックミシンの選び方、について書かせていただきましたが、
ロックミシンをお持ちでない方にとっては、
そもそもロックミシンとは何?必要性は?
そんな疑問をお持ちの方も・・
そこでロックミシンについてお話ししたいと思います。
わかっている方には、そんな当たり前のこと、と思われそうですが、
しばしお付き合いいただければ嬉しいです。
ロックミシンは、初め、
洋裁をする際、縫い代のほつれ止めの為に作られました。
洋裁では、普通のミシンで縫い合わせた後、
縫い代を割り(縫い代を左右に開きます。)アイロンでおさえます。
そのままでは縫い代の布端がほつれてしまいます。
そこでロックミシンの無い時代は、次のような始末をしました。
1、縫い代をすべて糸でかがる。
2、パイピングをする。(裏地などでバイヤステープを作りくるむ)
3、捨てミシン(端ミシン)を掛ける。
4、薄地のコットンなどは5ミリほど折り、端ミシンをかける。
生地により上記のような始末をしていましたが、
これでは大変な手間と時間がかかりますね。
(注、必要によっては今でも上記始末をすることがあります。)
これを解消するためにロックミシンが出来ました。
最初に作られたのは、2本ロック、です。が、
それでも上記の手間に比べたら画期的なものでした。
縫い代を綺麗に切り揃えながら、
自動的にかがってくれますから。
その後3本ロックが出来、さらに4本ロックも出来ました。
その違いについては、長くなりますので、
少しづつ書かせていただきたいと思っています。
お付き合いありがとうございます。
Ctrlを押しながらクリックして頂くと画面が変わりません。
2本ロックは現在製造してないのか画像が見つかりませんでした。
JUKI ジューキ ロックミシン MO-Y200 | |
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—3本ロック | |
ジューキ | |
JUKI ジューキ 2本針4本糸差動送り付きロックミシン MO-114DMスペシャル | |
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—4本ロック | |
ジューキ(JUKI) | |