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自衛隊こんなこともやってます~軍楽隊育成~その14

2018年09月24日 06時15分00秒 | 陸上自衛隊
こちらは、自衛隊こんなこともやってます~軍楽隊育成~の続きの記事です。
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
は、こちら↑から


続報来ました~。

今回のパプアニューギニア国防軍軍楽隊の能力構築支援事業は、平成30年7月15日~8月31日の1か月半、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーに陸上自衛隊中央音楽隊の隊員の方5名が派遣されて行われました。
派遣された自衛官さん、いつもと同じメンバーの方たちなのでしょうか?
今回はお盆もパプアニューギニアで過ごされたのですね。
お仕事とはいえ、本当に大変だと思います。

ところで今回はちょっと気になることが。
前回の能力構築支援は、平成30年1月17日~3月7日まで行われたのですが、その時のパプアニューギニア国防軍軍楽隊員の人数は47名と書かれていました。
それが今回は41名になっているんですよ。
どうしちゃったのでしょうか。


今回の能力構築支援事業、防衛省・自衛隊ホームページによりますと、

 軍楽隊の演奏に必要な知識・技能の更なる向上に向け、パプアニューギニア(PNG)での長期間に亘る音楽教育(約1か月半)を行い、
楽器奏法(個別・合奏)



行進演奏



等を指導しました。
 今回の音楽指導を通じ、PNG軍楽隊は中級程度の合奏が可能な技術レベルに到達しています。
 いよいよ11月にはPNGでAPECが開催されます。そして、PNG軍楽隊の準備も整いつつあります。

とのことです。

防衛省のYouTubeのチャンネルに動画もアップされていましたのでこちらもご覧ください。

【能力構築支援事業】パプアニューギニア(軍楽隊育成:2018年7月15日~8月31日)



いかがですか?
どんどん上達していってますよね。

遡ること3か月ほどの2018年6月15日には、パプアニューギニア国防軍軍楽隊によるファーストコンサートが行われたそうです。
指揮はもちろん水科克夫 元航空中央音楽隊隊長です。
そして、水科元隊長がアップされたらしき動画をYouTubeで発見しました!
是非ご覧ください。

Wan Kantri - One Country



水科元隊長、お元気そうで何よりです。
先日はコメントありがとうございましたm(_ _)m
言葉も文化も気候も食べ物も、何もかも違うパプアニューギニアで、軍楽隊育成のために孤軍奮闘されているのは、想像以上に大変だと思います。
だって、陸上自衛隊中央音楽隊の隊員の方も来てはくれますが、いない間の方が圧倒的に長いんですもの。
それに、11月に行われるAPECの閣僚・首脳会議までに間に合わせないといけないというプレッシャーも相当なものかと。
楽器経験もない人を、1年半でAPECの閣僚・首脳会議で演奏できるようにするって、すごい大仕事ですよね。
でも、さすが水科元隊長!
本番まで2か月を切りましたが、この分ならデビューは成功間違いなしでしょう!

APECの閣僚会議は11月15日、首脳会議は11月17~18日に行われます。
今からとても楽しみです!

続報が入りましたら、またお伝えしますね。

今夜フジテレビ系列で自衛隊の番組が放送されます!

2018年09月22日 10時00分00秒 | 陸・海・空自衛隊
2018年9月22日㈯19:00~22:00、フジテレビ系列で自衛隊の番組が放送されます。

【公式】未公開映像!カメラがとらえた救出の瞬間~自衛隊・救助部隊知られざる戦い~



1000時間の自衛隊映像を入手、災害に立ち向かう知られざる闘い
2018/09/22 06:00:00 マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20180922-696262/
フジテレビでは、自衛隊の撮影した未公開映像を特集する特番『災害レスキューSP未公開映像! カメラがとらえた救出の瞬間~“最後の砦”自衛隊・救助部隊の知られざる闘い~』を、きょう22日(19:00~22:00)に放送する。
同局では、自衛隊員が撮影した1,000時間にも及ぶ映像を入手。番組では、命を懸けて実際の救助にあたった隊員陸海空の各部隊へ赴き 関係者延べ100人を1年かけて取材し、その新証言と独自取材をもとに再現ドラマを交えて展開する。
今回紹介されるのは、北海道小樽市の石狩湾新港で停泊していた巨大貨物船が沈没した際の荒波での決死の救出劇、御嶽山噴火での過酷な闘い、沖縄の市街地で発見された不発弾処理の現場、東日本大震災で被災しながら救助にあたった隊員が撮った記録映像の一部始終など。
「すべては他を生かすために」を合言葉に救助に向かう隊員たちの勇気、揺るぎないプライド、そして彼らと要救助者の間にあった極限のドラマ、救えなかった命との向き合いなどを、実際の映像を中心に描いていく。



救助部隊っていうざっくりしたタイトルがちょっと気にならなくもないですが、自衛隊をこうして取り上げてもらえるのはすごく嬉しいですね。
是非ご覧ください!

海上自衛隊が南シナ海で潜水艦演習

2018年09月22日 06時15分00秒 | 海上自衛隊
9月17日、防衛省は平成30年度インド太平洋方面派遣訓練部隊(護衛艦かが、いなづま、すずつき及び搭載航空機5機 )とベトナム海軍親善訪問部隊(潜水艦くろしお)が、 9月13日に南シナ海で対潜戦訓練を実施したと発表しました。






また、潜水艦くろしお(指揮官:第1練習潜水隊司令・植田康照1等海佐)は、17日から21日の5日間、ベトナム海軍への親善訪問のため、ベトナム社会主義共和国のカムラン国際港に入港し、ベトナム海軍第4海軍区司令部副司令官グエン・デイル・フン大佐、カインホア省人民委員会高官を表敬訪問し、意見交換を行ったそうです。


















この件に関して、20日付の産経新聞に次のような記事が掲載されていました。

海自の潜水艦演習 南シナ海の「自由」を守れ
2018.9.20産経新聞

 法の支配に基づく自由で平和な南シナ海を実現するために、日本が積極的な役割を果たし続ける意思の具現化である。
 海上自衛隊が、南シナ海の公海で、潜水艦「くろしお」とヘリ空母型の「かが」など護衛艦部隊による、潜水艦戦を想定した演習を実施したと発表した。
 15年以上前から行ってきたが、公表は初めてだ。安倍晋三首相は、「特定の国を念頭に置いたものではない」と語ったが、国際法に反して南シナ海支配をもくろむ中国を牽制(けんせい)した演習であるのは明らかだ。
 中国外務省報道官は「域外の関係国は慎重に行動し、地域の平和と安定を損なわないよう求める」と反発した。南シナ海情勢が安定に向かっているからだという。
 二重のウソをついている。平和と安定を損なっているのは中国のほうである。
 南シナ海で人工島を造成し、軍事基地化を進める中国の行動は国際法に反すると、ハーグの仲裁裁判所が2016年に裁定した。それでも人工島を領土と強弁し、ミサイルなどを配備して南シナ海支配を固めようとしている。
 日米など多くの国が経済上、軍事上の海上交通路(シーレーン)とする南シナ海は、インド太平洋地域の繁栄の基盤である。だからこそ多くの国が、中国の行動に懸念を示してきた。
 米国は「航行の自由」作戦を展開し、中国の不当な南シナ海支配を認めない姿勢を示してきた。英国とフランス、オーストラリアは同作戦支持を表明し、海軍艦船や航空機を南シナ海へ派遣してきた。海自が沿岸国のベトナムやフィリピンに寄港したり、演習を行ったりしたのは、米英仏豪各国などと足並みをそろえる意味合いがある。
 「くろしお」は演習後、ベトナムに寄港した。護衛艦部隊も東南アジア周辺海域で長期訓練を行った。中国の圧力にさらされる沿岸国など東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国に法と正義を貫くよう励ますものだ。
 米中関係の悪化から中国は対日接近を図っている。その折に日本が南シナ海問題についてクギを刺した意義は大きい。
 自衛隊とりわけ海自にはこれからも、外交上のメッセージを伝える重要な役割を十分に果たしてほしい。



エネルギー資源の多くを輸入に頼っている日本にとって南シナ海は重要な航路ですから、もし南シナ海の航行が脅かされる事態となった場合は、経済的な損失だけでなく日本国民の生活にも大きな打撃となることは間違いないでしょう。
そういう点からも、今回の南シナ海での対潜戦訓練の実施はとても良いことだと思います。
15年以上前から行ってきたのに今回初めて公表したのも、何だかとても意味深ですよね。
っていうか15年以上も前からやっていたのに、中国は言われるまで気付かなかったんですかねぇ


北海道胆振東部地震・災害派遣 続報-4

2018年09月20日 12時00分00秒 | 陸上自衛隊
震度7を観測した北海道胆振東部地震から今日で2週間となります。
9月20日10時現在、北海道庁の発表では、厚真町、安平町、札幌市の704戸で断水が続き、厚真町の45戸で停電しています。
また、札幌市、北広島市、厚真町、むかわ町、安平町の915名の方々が避難所で生活されています。


自衛隊は20日午前7時現在、約1,000名の自衛官の方々が被災地で災害派遣任務にあたられています。


防衛省がPFI方式で契約し、被災者支援を行っていた民間船「はくおう」は、17日に入浴支援を終了しました。
5日間で1,547名の方々が利用されました。


















入浴支援、給水・給食支援、物資の輸送も継続しています。






































その他、民家に訪問しての支援や、有資格者による巡回ケアも行われています。






6日から18日の計13日間で7,877メートルの道路が啓開れました。


















その結果をどうぞご覧ください。


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わずか数日でこんなにも片付いてしまうとは、さすが自衛隊ですね!


東部方面隊の東方施設支援隊等は被災地での活動を終え、18日、所属の駐屯地へ向けて前進開始しました。
東部方面隊の皆さん、お疲れさまでした。

















被災地で活動されている、また後方支援をされている全ての自衛官の皆さん、本当にありがとうございます!!

     

空自航空ショーに中止要求 埼玉県鴻巣市~続報~

2018年09月18日 06時15分00秒 | 航空自衛隊
先日、こちらの記事をアップさせていただきましたが、今日はその続報です。

鴻巣商工会青年部の皆さんが主催するこうのす花火大会で、入間基地のT-4練習機の展示飛行を行おうとしたら、赤い方々から文句が出たあれです。


まずはこちらの「燃えよ!商工会青年部!! こうのす花火大会 公式ページ」のT-4練習機の展示飛行についてをご覧ください。



鴻巣商工会青年部の皆さん、ご英断だと思います。
ありがとうございます!

今からとても楽しみですね。





そんな素晴らしいニュースの陰で、こんな記事が産経新聞に載っていました。

埼玉・鴻巣モールの自衛隊イベント中止 本当は開催できた
2018.9.14 産経新聞
https://www.sankei.com/life/news/180914/lif1809140029-n1.html

 埼玉県鴻巣市の「エルミこうのすショッピングモール」で8月下旬に予定され、共産党が反対していた自衛隊埼玉地方協力本部主催のイベントが中止になった問題をめぐり、自衛隊が「モールから要請を受けて中止を決めた」としながらも、モール側は「自衛隊に中止要請はしていない」と主張していることが14日、分かった。両者が産経新聞の取材に応じた。両者のいずれかが中止を求めなければイベントは開催されていたことから、同本部では改めて同じモールでイベントを実施できるかどうか検討を進めている。
 自衛隊埼玉地方協力本部さいたま地域事務所によると、イベント名は「夏休み特別企画!自衛隊と警察ふれあいフェスタ 2018」。同本部は8月20、21の両日、埼玉県警との合同採用説明会や軽装甲機動車の展示のほか、イベント時に使う子供用迷彩服の試着体験を予定していた。
 同事務所の担当者は8月15日、モールの運営会社「グンゼ開発株式会社」の担当者から連絡を受けた際、「モール側から『イベントを止めてほしい』と要請があった」としている。このため、同本部の山野正志本部長がイベント中止の方針を決定。その後、同事務所の担当者がモール側や埼玉県警に中止の意向を伝え、了承されたという。このため、同事務所では「中止の要請がモール側からなければ、イベントは実施していた」としている。
 ところが、モール側の担当者によると、同日の自衛隊側とのやりとりについて「『止めてほしい』という依頼が鴻巣市の共産党市議からあった事実を自衛隊に伝えたが、施設として中止を要請していない」と否定。
 鴻巣市の共産党市議によると、子供用迷彩服の試着体験のイベントが市民に不安を与えるとして、共産党鴻巣市委員会が8月15日にモール側に中止を求めた。中止を求めたのは同委のほか、共産党鴻巣市議団、新日本婦人の会鴻巣支部、平和遺族会鴻巣支部などだった。
 モールを所有する第三セクター「エルミ鴻巣」に約3億円を出資している市は、イベント中止の適否について「管理・運営を行っている企業が企画したもので、イベントの中止に至るまで市は一切関与していない。コメントは差し控える」としている。



ん?
これってどういうことですか?

自衛隊埼玉地方協力本部さいたま地域事務所:「モールから要請を受けて中止を決めた」

エルミこうのすショッピングモール:「『止めてほしい』という依頼が鴻巣市の共産党市議からあった事実を自衛隊に伝えたが、施設として中止を要請していない」

これは、言った言わないで収集つかなくなる系のやつですね。


私が勝手に想像しますと、

~エルミこうのすショッピングモールでの打ち合わせ~
エルミこうのすショッピングモール担当者:「共産党から『止めてほしい』という依頼が来てるんですよ、どうしたら良いんでしょう」
自衛隊埼玉地方協力本部さいたま地域事務所担当者:「わかりました。本部長と相談してきます。」

~自衛隊埼玉地方協力本部~
自衛隊埼玉地方協力本部さいたま地域事務所担当者:「本部長、共産党がエルミこうのすにイベントを『止めてほしい』と言ってきているそうです。」
自衛隊埼玉地方協力本部本部長:「そうか、じゃあ止めるしかないな」

こんな感じだったのではないでしょうか。

だから、エルミ側は「自衛隊に中止要請はしていない」と言っているし、
自衛隊側は「モールから要請を受けて中止を決めた」と言っている。

胸を張るべき気高き仕事~自衛隊高級幹部会同より~の中でも書きましたが、安倍総理が訓示で
「心無い批判にさらされたこともあったと思います。
悔しい思いをしたこともあったかもしれない。」

と仰るくらい、自衛隊の方々はこれまでも色々と言われてきたのでしょう。
今までもニュースになっていなくとも、穏便に済ませるためにと中止を決めたイベントがあったかもしれませんね。

どうしても、クレームや文句の声は大きくなりがちです。
物理的にだけでなく、マスコミ等も大きく取り上げますし。その最たるものが、沖縄の基地問題だと思います。
賛成や応援の声は、日本人の気質もあると思いますが、恥ずかしかったり誰かが言ってくれるだろうから自分が言わなくてもいいや、となりがちですよね。
でも、今回のエルミこうのすの件は新聞でも取り上げられて、エルミ側に「なぜ中止にするんだ」という声が届いたのかもしれません。

エルミ側の「『止めてほしい』という依頼が鴻巣市の共産党市議からあった」という発言を、自衛隊側が察しすぎての中止決定だったのかもしれませんし、もしかしたら保身のためにエルミが後から「施設として中止を要請していない」と言ったのかもしれません。
記事からはそこまでは分かりませんが、自衛隊埼玉地方協力本部では改めて同じモールでイベントを実施できるかどうか検討を進めているそうですから、今度こそ開催されると良いなと思います。