自衛隊好きの主婦ですが、何か?

有川浩先生の小説で自衛隊に興味を持ち、只今絶賛勉強中
自衛隊好きの主婦による自衛隊応援ブログです

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

潜水艦「おうりゅう」進水!

2018年10月09日 06時15分00秒 | 海上自衛隊
2018年10月4日、兵庫県神戸市の三菱重工業・神戸造船所において、平成27年度潜水艦の命名・進水式が行われました。

「そうりゅう」型潜水艦の11番艦で、リチウムイオン電池を新たに搭載し、「おうりゅう」(艦番号:511)と命名されました。














海自の最新鋭潜水艦「おうりゅう」進水式 神戸
2018.10.4 産経新聞

 海上自衛隊の最新鋭そうりゅう型潜水艦の進水式が4日、神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所で行われた。艦名は豊富な知識を持つ縁起の良い龍にちなみ、「おうりゅう」(凰龍)と名付けられた。配備場所は未定だが、海上防衛の第一線で運用される。
 建造した三菱重工業によると、同艦は全長84メートル、水中速度は約20ノットで建造費は約660億円。水中での持続力や速力向上を図るため、電気自動車などに使われるリチウムイオン電池を世界で初めて装備したほか、ステルス性能もある。
 進水式には防衛省や同社関係者ら約300人が参加。海自呉音楽隊による「軍艦マーチ」の演奏とともに、海上幕僚長の村川豊海将が潜水艦を固定していた支綱を切断すると、海中へ潜航していった。平成32年3月に防衛省へ引き渡される予定。





おうりゅう、Wikipediaによりますと、
「従来までのスターリング機関と鉛蓄電池を廃し、リチウムイオン二次電池を搭載するよう改設計されている」
とのことです。
なんのこっちゃあまりよく分かりませんが、すごいということは分かります。


以前、横須賀港の軍港めぐりに行った時、就役直後の潜水艦「こくりゅう」を見る事が出来ました。



その時の軍港めぐりの案内人の方が、就役して少しすると潜水艦の艦番号や艦名は敵に識別されないように消されてしまうと話していましたので、「おうりゅう」も2020年には艦番号などが消されてしまうのですね。

配備場所はまだ未定とのことですが、今から就役が楽しみです!



コメント (11)   この記事についてブログを書く
« 北海道胆振東部地震から1か月 | トップ | 韓国・観艦式での自衛艦旗の... »
最近の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
進水式 (海自OBの一人)
2018-10-09 11:39:07
三菱神戸の進水式は添付されているように支綱を切断、台ごと少し下降し、海水に着けるやり方であり、普通の進水式とは異なります。
歴代実施していた進水式は船台上を滑って海面に浮くことで生まれたとなりました。
約80年くらい前から船の大型化と建造状況からドック内で建造して、注水するドック進水が行われるようになりました。この方法は時間が係る事から予めドック内に注水しておいて、支綱切断、タグボートで少し後ろに引っ張るやり方としている方法もあります。
支綱とは船台に船を固定しているトリガーと呼ばれる金具から引っ張っている綱であり、これを切る事により、トリガーが外れ、船台上を船が滑っていく事となりますが、近年は作業や、安全を考えて、シャンパンのみを支え、切断される事によって船体に当たりシャンパンが割れるようにしてあるのみです。
動画のように支綱切断でシャンパンが船体に当たり、割れ、くす玉も割れ、色テープが舞、少し下降させています。あまり醍醐味の無い作業であり、花火を打ち上げたり、海水をわざと出したりしてると思います。
周りにいる船は生まれを祝して、汽笛を鳴らすのですが、これでは生まれ出たのが分らずちょっと寂しいです。

潜水艦では川重神戸、護衛艦等であれば三菱長崎、三井玉野、JMU京浜等が船台進水、JMU横浜等がドック進水であり、、海上自衛隊ホームページでも過去の進水式が見れます。「まや」の進水式はドック進水式で予め注水してあり、式としてはあまりぱっとしません。

リチウムイオン電池の事があまり分からないとの事で少しコメントしても増す。
従来の通常潜水艦は鉛蓄電池が主蓄電池であり、充電装置としてディーゼル機関で発電をして水上航行であれば直接給電してモーターを回してプロペラで推進し、潜航したなら蓄電池から給電し、モーターを回し、プロペラで推進となっています。
高速や艦内機器の使用状況により蓄電池の持ち方が違ってきますので頻繁に充電があれば音や空気の取り入のため秘匿性が失われる事となりますので、近年は空気の要らない機関、俗にAIPと呼んでいますがこれを装備している通常型潜水艦が多くなっています。
スェーデンのスターリング機関とドイツの燃料電池が現状では実用AIPです。
「そうりゅう」クラスにはスターリング機関が搭載されていますが持っている燃料(ケロシンと液体酸素)で使用時間がありますが潜航したままでも発電や充電ができますので、秘匿性が保たれる事となります。
あくまでも潜航時の主動力源は蓄電池であり、主充電装置はディーゼル機関です。

鉛蓄電池は改良されてはいますが、充放電で寿命や塩素ガスの発生もある等でほぼ限界であり、画期的なリチウムイオン電池が発明されスマホ等多く使用されており、海自も潜水艦用としてGSユアサが開発済みでしたが、価格が高く、なかなか採用されませんでした。ガスが発生しない、充電のし易さ、寿命の長さ等の特長があります。
ようやく「おうりゅう」から認められ採用となりました。書かれていますように船価が上昇し、排水量や運用からスターリング機関は搭載しない事となりました。高価格や大型化するのを防ぐ意味もあってとは思いますが、リチウムイオン電池の性能、能力、扱いやすさ、寿命が良いことからの採用と思います。
以上のコメントは海上自衛隊の資料や意見ではなく色々出回っている情報から個人的な書いたものであすので間違っているかもしれないと思って下さい。
海自OBの一人さま (自衛隊好きの主婦)
2018-10-09 21:29:50
すごく詳しく教えて頂き、ありがとうございます!
私の思っていた進水式は、傾斜を護衛艦が滑っていき海に着水するものでした。
だから、「まや」や「おうりゅう」の進水式の動画を見た時「ん?」と思ったのですが、海自OBの一人さまにコメント頂き、やっと謎が解けました。
確かにドック進水だと、進水した!っていう醍醐味は少ないですね。
潜水艦の電池やスターリング機関については、根っからの文系人間なので、やっぱり難しいです。
仕事が休みの日にもっと勉強してからお返事させてください。申し訳ありません。

海自OBの一人さま (自衛隊好きの主婦)
2018-10-11 21:13:12
先日は詳しく教えて頂きありがとうございました。
今日は仕事が休みで、やっとゆっくり潜水艦のことを調べる事ができました。
スターリングエンジンや燃料電池、リチウムイオン電池の事がなんとなーく分かってきました。
私、全然分かっていなかったのですが、海上を航行している時はディーゼルで、潜っている時は電池を使うということですよね?
スターリングエンジンはそうりゅう型から採用されたので、新しくてすごい技術なのだと思っていました。
ところが、1816年には開発されていて、燃費は良いけど、大きさやパワーなど一長一短があるのですね。
リチウムイオン電池は、基地で充電して、航海中は充電しないで済むということでしょうか。
おうりゅうは、ディーゼルとリチウムイオン電池とのことですが、原子力以外の日本が使えて、今ある技術の中では最強の組み合わせなのでしょうか?
なんだか、やっぱりまだ良く分かってないですね。すみません。
オーストラリアの潜水艦受注で仏・豪の交渉が上手くいっておらず、日本に再チャンスもというニュースが数日前にありましたが、この新しい潜水艦だともしかするかも?なんて思ってしまいました。
潜水艦の動力 (海自OBの一人)
2018-10-16 10:15:37
お返事が遅くなりました。
潜水艦の動力は揺籃期を除き、水上航行はデイーゼル機関で、水中は電池でした。
特に日本海軍のイ号は艦隊型高速潜水艦(海大型)と遠洋での作戦を行う巡潜型を開発、高速航行で大馬力のデイーゼル機関を装備しました。2次大戦まではほぼ水上航行し、敵艦襲撃時に潜航との方法でしたが航空機の発達で潜航する間もなく攻撃されたり、潜航しても電池航行で遅く、逃げれる範囲も少なく、電池容量や艦内空気持続時間から長時間の潜航が出来ないため、撃沈されたり、致し方なく浮上大砲戦で負けたりしました。
ドイツがシュノーケルを発明し、潜航状態でも水面から空気を取り入れデイーゼル発電機を運転し、充電が出来ることとなりました。
ただ当時の日本の技術力ではドイツからシュノーケルを貰いましたが主発電機ではなく補助発電機しか潜航時は運転出来なく、十分な充電が出来ませんでした。
それに比べ米海軍潜水艦は電池性能が良く、2次大戦前からモーター推進でしたのでデイーゼル発電機で発電し、水上航行であれば給電し、潜航状態であれば電池から給電と現在の通常型の方法が確立されていました。(イ号はデイーゼルか電池に推進を切り替えて使用、煩雑)
また早くから優秀なレーダーを装備し、相手艦艇や航空機の探知が早く、存分な活躍が出来ました。(約200隻の米潜水艦で日本海軍艦艇約半分、商船もほぼ半分が撃沈されました)
それに比べ我が潜水艦は電池性能も悪く、飛行機1、2、3機搭載、司令部設備の有り無し等多くの種類を建造し、大型であり、艦隊決戦ばかり考えたり物資輸送等にも使用し、通商破壊戦に使用しない等で技術も作戦もまずく、戦果も少なく多くの潜水艦が撃沈されました。

通常型潜水艦の動力はデイーゼル発電機か電池から給電され推進や艦内の機器を動かしています。
推進機はモーター駆動です。
水上航行であればデイーゼル発電機で発電そのまま給電し推進しますが、潜航状態であれば電池からの給電で、電池が消耗してきますと浅い深度まで上昇し、シュノーケルを水面に出し吸気しデイーゼル発電機を運転、電池を充電します。スターリングエンジンも補助の発電装置との位置づけと思います。
鉛蓄電池でもリチウムイオン電池でも同じ事です。リチウムイオン電池は充電し易いし、容量も良く、寿命も長いと言う特徴がありましが、充電は必ず必要です。
現在の潜水艦は秘匿性のため衛星等の監視から逃れる必要から港の出入港以外はほぼ潜航状態であり、充電のため浅い水深として音が出るデイーゼル発電機の駆動は極力少なくしたいため、電池性能を揚げたり、AIPを装備したりしています。探知されないようにするため。
潜航が長くなりますと艦内空気の炭酸ガスの量が増え乗員が失神したり動けなくなったりしますので2次大戦中は苛性ソーダを撒いたりしましたので高温度になったり悪環境でしたが、現在はアミンで吸収させます。シュノーケルでの充電時艦内空気も換気できます。

原子力潜水艦は大馬力のタービンや大電力があり長時間の高速力や空気まで作れると言われていますので、通常型潜水艦の苦労はないのではと思われます。
ただタービンやポンプの音がするので探知し易いと言われましたが、米潜水艦のシーウルフ級は世界一静粛な潜水艦と言われていますが超高価であり、3隻建造で終了したようです。
長くなりましたのでこの辺で。またコメントさせて頂きます。
潜水艦動力の続き (海自OBの一人)
2018-10-16 14:26:03
佐久間艇長の6号潜水艇の事故はガソリン機関を潜航中 吸気筒を水上に出して運転、閉鎖弁の作動用チェーンが外れ、閉鎖が遅れ沈没となった事でした。

また2次大戦中ドイツはワルター機関を発明し、潜航中の高速力(電池では容量や持続時間で制限あり)を狙いましたが高濃度の過酸化水素を分解するので事故が生じたりしてなかなか確立しないで終わりました。
戦後はこの技術が魚雷に用いられ、各国で使用されましたが、旧ソ連の潜水艦がこの魚雷で沈没した事があったように取り扱いが難しい技術でした。
潜水艦の動力でやはり長く使用されたのはデイーゼル機関(推進用、充電用)と電池の取り合わせです。
各国とも潜水艦用としては両方とも信頼性があるものの生産には苦労しています。
高性能ではないけれども信頼性のある機器を搭載し、多くの種類としないで統一した艦を多量に生産したアメリカとドイツが潜水艦大国となりました。
特にアメリカの電池は信頼性もあり、当時としては容量もあり、十数時間持続使用が可能であり、冷房機も装備していたようです。
前のコメントでも記述しましたがプロペラの回転はモーター駆動となっており、高速力ではありませんでしたが現在の方法を確立していました。
これに比べ、日本海軍は2次大戦中に5回潜水艦を派遣しましたが、ドイツが驚くほどの騒音を発しており、防振ゴムを機器架台に設置して貰ったり、逆探を取り付けてもらったりしましたが、帰国出来たのは1隻のみでした。
いずれにしてもこの時代は潜る事が可能な程度であり、戦争中はその国の技術以上の機器なり、艦艇なり、航空機なりは出来なかった事でしょう。特にレーダーの遅れはあまりに遅すぎたし、技術の程度が低すぎました。
ならば作戦でなんとかしなければならないのにその都度しなかった海軍の作戦であたら有能な多くの国民を戦死させた事は反省すべきでしょう。

また技術は多くの頭脳を結集し、費用も掛け、進歩、確立し、採用、改良していくべきであり、それには継続して建造も必要です。
鉛蓄電池をリチウムイオン電池で換え、建造してみて、使用して改良も必要と思います。高価ですが、潜水艦の運用に良い結果となるよう願っています。

潜水艦は世界で40か国以上が保有し、400隻以上が在籍していますが通常型が200隻以上、原子力潜水艦が100隻以上と思いますが通常型もAIPを搭載している艦と搭載していない艦が混在しています。また原子力潜水艦も米海軍のシーウルフ級のように静粛で高性能なものからどこぞの騒音レベルの高いものや稼働率の低いものまで色々いるようですが通常型と原子力型はその推進力の高速力と持続力は大きく差があります。原子力も種類がありますが、潜水艦動力として多く使用されているのは加圧水型原子炉です。
海自OBの一人さま (自衛隊好きの主婦)
2018-10-17 21:27:15
コメントありがとうございます。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。
今回もすごく詳しく教えて頂き、本当に本当にありがとうございます。
初めて聞く事も多くすごく勉強になりました。

70年以上も前の昔から、潜水艦には電池が搭載されていたのですね。
イ号潜水艦は、以前にNHKの特番で放送されていたのを見た事があります。
その放送を見て、超大型で潜水艦なのに戦闘機?航空機?までも搭載している夢のようなすごい潜水艦なのだと思っていました。
でも、色々と欠点もあったのですね。
戦前から戦後にかけての歴史は、自虐史観ありありの教師が担当だったこともあり、私の知っている歴史は偏ったものなのだろうと思います。
ただ幸いにも、私の父は愛国心がある人だったので、学生の頃は反発も覚えましたが、今思い返すと、父は正しかったのだなと思うと同時に、私に愛国心のタネを植えてくれたことにすごく感謝しています。
近いうちに、戦前からの歴史を学び直したいと思います。

潜水艦にシュノーケルがあって、排気や換気も出来るというのは、教えて頂いて初めて知りました。
どうしてるんだろう?っていう漠然とした疑問はあったのですが、自分の無知さに呆れます。
敵に見つかる恐れがあるから、あまり使いたくはないけど、ディーゼルはシュノーケルが届く深度じゃないと使えないということでしょうか?
潜水艦って、私からすると秘密の塊というか、以前横須賀の軍港めぐりに行った時、潜水艦のハッチの部分に覆いがしてあって、ハッチの厚さも秘密なんだというのを聞いて、良く分からないけどミステリアスでカッコいい!とミーハー全開で思ったものです。

原子力潜水艦は、空気までも作れるのですか!
シーウルフ級潜水艦をちょっと調べてみましたが、すごいですね。
名前からしてカッコいいです。
日本がもし、原子力を軍事利用出来る国だったら、どんな動力の潜水艦を保有するのかな?なんて考えてしまいました。

佐久間艇長の件も、初めて知りました。
遺書の内容や、イタリア海軍の潜水艦事故と比べて、乗組員全員が配置を守っていたり、修理に尽力したまま殉職されたという話を読んで、凄いという簡単な表現ではすごく失礼だと思いますが、本当に凄いという以外に言葉がありません。

第二次大戦中の日本と他国との技術力の差が、そんなにもあったとは思いませんでした。
映画にもなった小説「永遠のゼロ」の中に、アメリカの戦闘機はパイロットを守るように防弾仕様なのに零戦は軽くして航続距離を稼ぐために無いというような記述があったような気がするのですが、
>戦争中はその国の技術以上の機器なり、艦艇なり、航空機なりは出来なかった事でしょう。
という海自OBの一人さまのお言葉にすごく納得しました。

もう、そうりゅう型の次の新型潜水艦の建造も決まっているのですね。
今回のリチウムイオン電池搭載が上手くいって、次に生かされるように、また、日本の造船が今後も続いていくようにと、私も祈っています。
イ号潜水艦 (海自OBの一人)
2018-10-18 11:29:17
日本海軍は1000トン以上をイ、1000から500トンをロ、500トン以下をハ号と区分しました。
回天等の特攻兵器を除き、150隻以上の潜水艦を大東亜戦争に投入しましたが30種類以上の型があり、イ号が大型で長期作戦用でしたが、ロ号も南洋での作戦にも使用し、約130隻が戦没しました。ハ号は使用が限定され作戦には使用も寄与もしませんでした。
イ号は偵察用の水上機をカタパルトで発艦、水上に着水、クレーン、ダビットで揚収とする艦を多く建造しました。これは敵艦隊を発見し、襲撃、また司令部を載せた旗艦で多数の潜水艦を指揮するような作戦でしたが、大東亜戦争は空母や航空機の発達、潜水艦攻撃の優秀なソナーや前投兵器が出来てきて、洋上で悠長な航空機の発艦や揚収が出来なくなっているのも関わらず、イ400型のように「晴嵐」爆撃機3機搭載でパナマ運河攻撃を企画し、終戦間際に3隻完成しましたがウルシー攻撃を命じ、出撃しましたが終戦となりました。戦闘機は搭載しておりません。
単艦で行動が普通であるのに司令部が乗艦して指揮し、無線を傍受されたり、芋蔓式に位置がばれて多数の艦が次々と撃沈されたりしました。
戦争初期から厳重警戒の敵艦隊攻撃は無理との艦長からの上申を第6艦隊は採用しないばかりか、卑怯者呼ばわりで無視しました。またガタルカナル島の陸軍への補給に物資搭載量の少ない潜水艦を投入、これは制空権がなく、水上艦艇や輸送船が次々撃沈されるので苦肉の策ですが余りに潜水艦の機能が分っていない使用でした。
通商破壊戦に投入すべきであり、ドイツからも2隻のUボートを譲渡され、要望されましたがインド洋で少数、短期間の作戦のみでした。
要するに日本海軍は艦隊決戦の作戦に凝り固まって、柔軟な作戦が出来ない体質で、失敗しても何度も同じ作戦もやってしまいました。
現場で戦った人々は必死に努力しましたが、大本営や連合艦隊司令部の拙さで大敗北を記してしまいました。
技術の差だけでなく、潜水艦は使用法の誤りが大きかったのではと思います。

戦史を紐解くとやるせないですがそれでも私は旧海軍が好きでした。海自に入隊した理由でもあります。

ご質問への回答ですが詳しくは書けませんが電池容量で使い方により時間単位か何日かに充電が必要であり、セイル(潜水艦の船体から上部に出っ張ている構造物)内にあるシュノーケルを延ばして水面上に出さなければ空気を取り入れる事が出来ませんので浅い水深まで上昇します。なお排気は水中に出し、赤外線や煙が探知されないようにしています。
海自OBの一人さま (自衛隊好きの主婦)
2018-10-18 19:40:35
コメントありがとうございます。
海自OBの一人さまにいろいろと教えていただき、誰かに潜水艦のことを語りたい欲求に駆られています(笑)。
本当にありがとうございます。

イ、ロ、ハは大きさの違いなのですね。
戦争中に150隻以上の潜水艦を投入していたとは、想像以上の多さです。
しかも、30種類以上の型があったとは。
イ号は今のそうりゅう型よりも40メートルも大きいものだったのですね。
海自OBの一人さまが詳しく書いてくださったように、私が見たNHKの番組でもカタパルトで水上機を発艦してと言っていましたが、海自OBの一人さまに解説して頂き、更に良く分かりました。
潜水艦が海上で搭載機の発艦や揚収を行うというのは、潜水艦の良さを全く生かせていないですよね。
設計された時には画期的なアイデアだったのに、欧米の航空機等の発達スピードが速過ぎたということなのでしょうか。
隠密に行動する潜水艦に司令部が乗艦して無線を傍受されてしまっていたとは、こちらも潜水艦の長所を生かせていないと思うのですが、なぜこのような使い方をしていたのでしょうか。
通商破壊戦に投入しなかったり、艦隊決戦の作戦に固執せず、それぞれの長所を生かした柔軟な作戦が出来ていたら、歴史は変わっていたでしょうか?
それとも、同じ結果だったでしょうか。
戦前から戦後の軍の歴史を勉強したいとは思っているのですが、自衛隊の事もまだまだなのに、そこに手を出したら収拾がつかなくなってしまいそうで・・・でも、今回このコメントを頂いて、少しだけその歴史をかじってみたら、すごく興味深くて、困ったことになりました(笑)。

海自OBの一人さまは海軍がお好きで海上自衛隊を志されたのですね。
海上自衛隊幹部候補生学校のホームページに、旧海軍以来継承されているよき伝統のことが載っていますが、海上自衛官の方は皆さん「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」がそのまま当てはまるような印象です。
海自OBの一人さまも、こんな拙い私に詳しくコメントをくださったり、そのコメントの文体からも、すごくスマートな方なのだろうなと思っています。

シュノーケルの件もありがとうございます。
排水は海中に出したら空気の泡で居場所がばれてしまったりしないのかしらと思いましたが、熱や煙で探知されないように水中に出すのですね。
海自OBの一人さまに教えて頂き、また一つ知識が増えました。ありがとうございます。
歴史にifは残念ながらありません (海自OBの一人)
2018-10-19 09:43:56
戦争の時間は早く、もしと言う場面は数多くありますが止めて変える事は出来ません。
ただ言える事は歴史、戦史を研究しておけば将来に備える事が出来るし、道を良い方向に変える事が出来ると思います。

海軍は年功序列で不適格者を重要なポストに着けたり、温情で遺留させた悪い人事もありました。
日本人の性格なのか思い込みも作戦や同じ作戦を繰り返したりしました。
緒戦からウエーキ島攻略戦など拙い作戦がありましたが、ミッドウェー海戦のように事後研究会も開催しないで敗北結果も部内ですら教えませんでいた。
マリアナ海戦、レイテ海戦、台湾沖航空戦等負けを改竄して、部内、陸軍にも周知しないのでは全く間違った判断にもなるし、他の作戦も支障が出る事は必然でした。
なぜエリートたる軍令部や連合艦隊の指揮官や参謀がこのような事としてしまったのか。
戦後も十分に研究して備える必要があったのに終戦時全ての資料は焼却処分とされましたし、全て軍部が悪いとの事で顧みられる事がありませんでした。それを良い事に連合艦隊作戦参謀や軍令部要職にあった黒島少将のように自分の関連した資料を処分し、改竄したような人物もいました。
暗号解読されたり、暗号書を取られたリもしましたが、連合艦隊の福留参謀長がゲリラの捕虜となった時作戦計画書を取られたのに解放された後処分したとの本人の言を信じて、不問にふすどころか栄転させました。
軍令部総長に長く居た永野修身大将や航空艦隊司令長官南雲忠一中将のように全く航空戦を理解していない者が作戦に中枢にいた事も悲劇でした。
これでは如何に一線部隊が頑張ってもどうにもなりません。
不平を言わず黙々と作戦に従事し、戦死された人々が海軍だけで40万人ともいわれています。
護衛もなかったり、不十分な体制のまま物資輸送に従事し、戦死された商船や漁船員は6万人ともいわれています。
如何に拙い作戦でも逃げもせず、黙々と国家のために従事し亡くなっていかれた方々を今の様に感謝もせず、忘れて良いとは思いません。
長く戦史を研究しても理解し難い部分もあります。
私のつたない知識ですが自衛隊好きの主婦様の疑問に答えるならば、作戦部が理解した上で命令されていれば現場で戦った人々がある程度活躍が大きくなり一部好転して一定の満足感を得て戦死出来たのではないかとおもいますが、日本国力や生命線を考えれば大きく変わらない状況であったと思います。

アメリカ等に比べ、歴史を大事にしない日本の民族や教育、考えもあるかとも思っています。
難しい現代でもあり、将来もどのように日本が生きていくか誤らないで欲しいと思っています。

私も海上自衛隊幹部候補生学校に相当昔在籍していましたが決してスマートでもなく目先も利かない「じじい」ですが自衛隊好きの主婦様の疑問に答える事が出来ればとも思いますが、老人の自己満足のようにもなっているとも思っています。
もう一つの答え (海自OBの一人)
2018-10-20 10:25:07
昔と現代の潜水艦の大きさですが構造が違いますので長さで比較は難しいです。
長さ幅比とでは昔は10~12とかでしたが現在は7~8ぐらいとなっていると思います。
これは水上航行が主であれば波を余りたてなで速力が出るように細く長くしますが、水中航行では波ではなく耐水圧の為に真円で水の流れがスムースとなるよう涙滴型やマッコウクジラ型、葉巻型となっているためです。すなわちづんぐりむっくりとなっています。
イ400潜が3,500トン以外イ号は1,500トンから2,500トンくらいであり、そうりゅう型より少し小さいです。

潜水艦の2次大戦への投入はドイツのUボートが1,000隻以上であり最多です。

戦前からの航空機の発達は脅威的であり、対潜戦の発達も大西洋では対ドイツでこれも驚異的なソナーやレーダーの発達、ヘッジホッグ等の前投兵器等もあり、米国の潜水艦狩りの用法から対応が困難となりました。
またわが海軍の駆逐艦等の対潜水艦機材の遅れや徹底的な制圧のなさが米潜水艦の活躍をなさしめました。

コメントを投稿

海上自衛隊」カテゴリの最新記事