コンピュータ用語学び塾

外国語の基本は英単語、パソコンやインターネットも“コンピュータ用語”が大事ですね。初心者向けに分かりやすく紹介します。

ブラウザの「タブ(tab)機能」とは

2008-05-05 22:12:49 | 話題用語
インターネットのホームページを見るソフトウェアである「ブラウザ」の、ここ数年の大きな変化に「タブ機能」があります。

(注)「タブ(tab)」の直訳は「つけ札、ラベル、つまみ」です。

代表的なInternet Explorer(IE)のIE6でホームページを見るときのことを考えてみるとよく分かります。

IE6でホームページを見ているとき、別なホームページを見たいときは、新たにがIE6が実行されます。また別なホームページを見たくなったら、また新たなブラウザIE6が実行されます。

こうやってどんどん多くのホームページを見ていくと、パソコンの画面は、ブラウザIE6だらけになってしまい、見たいホームページのIE6の画面を探すのに苦労します。

「タブ機能」とは、このような事態を解消するために考え出されました。

つまり、ブラウザを起動したら、多くのホームページを開いても、起動したブラウザの一つの画面(ウィンドウ)の中に、複数のホームページを開くことができます。

なお、ブラウザの一つの画面の中に、複数のホームページがありますが、このホームページの切り替えは、「ホームページ毎に付けられたタブ」を選択することで切り替えます。

このブラウザの「タブ機能」は、OfficeソフトのExcelを考えたらイメージがわきます。Excelには複数のシートがあり、シート名のタブを切り替えることで、シートを選択していきますが、ブラウザの「タブ機能」は、これと全く同じ動作です。

つまり、Excel上の各シートにホームページが表示されており、これをシート名のタブで切り替えるようにしたのが、ブラウザの「タブ機能」です。(注)Excelのシート名のタブは画面の下にありますが、ブラウザのタブは画面の上の方にあります。

なお、"Excelに1シート"しかなかったら本当に不便ですよね。Excelに複数シートが存在するからこそ、操作性もよくなり、様々なことが可能になります。

IE6は、"Excelに1シート"の状態でしたが、新しいIE7で初めて"Excelに複数シート"の状態になり、一つの画面上で複数のホームページが見れるようになりました。

1つの画面(ウィンドウ)で複数のホームページを見ることができ、そのホームページをタブを使用して切り替えるブラウザのことを、「タブブラウザ」ともいいます。

Internet Explorer(IE)はIE7になって、ようやく「タブブラウザ」になりましたが、それ以外のブラウザ「Firefox」、「Opera」などは、ずいぶん前から、「タブブラウザ」になってました。IEはIE7になって、その他のブラウザに追いついたことになります。

以下のホームページでIE7のタブ機能について動画で紹介しています。参考にしてください。

  新しいウィンドウや新しいタブでウェブページを開く
  http://www.dougamanual.com/blog/79/457/e2410.html


《補足》IE7でタブ表示ができない場合

オンラインソフトの「窓の手」を使用しているなら「従来のWindowスタイルでウインドウを表示する」のチェックを外しましょう。私はこれが原因で、IE7のタブ機能が働かず3~4日悩みました。


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