コンピュータ用語学び塾

外国語の基本は英単語、パソコンやインターネットも“コンピュータ用語”が大事ですね。初心者向けに分かりやすく紹介します。

高速で安全なブラウザ紹介:Firefox、Opera、Chrome

2008-12-23 16:07:34 | インターネットを楽しむ用語
インターネットで欠かせないソフトは、ホームページを見る”ブラウザ”ですね。多くの人がマイクロソフトのInternet Explore(IE、以下IEと記述)を使っていると思います。

ところが、IE以上に、表示速度が速く安全で更に高機能なブラウザがあります。以下に代表的なブラウザを紹介しますが、これ以外にも、多くのブラウザがあります。


   ■ブラウザ「Firefox(ファイアーフォックス)」
     http://mozilla.jp/firefox/ (ダウンロードページ)
   
    現在、ブラウザIEの次に人気があるのが、ブラウザ「Firefox」です。
    軽快に動き、多機能です。世界最初のブラウザ「Netscape」の流れを
    くんでいるブラウザなので、その意味では最も歴史のあるブラウザです。
   
   ■ブラウザ「Opera(オペラ)」
     http://jp.opera.com/download/ (ダウンロードページ)
   
    昔から有名なブラウザで、処理速度の遅いパソコンでも軽快に動く
    ことで定評のあるなブラウザです。このブラウザは携帯版もあります。
    
   ■ブラウザ「Chrome(クローム)」
     http://www.google.com/chrome/ (ダウンロードページ)
   
    検索エンジンGoogleが満を持して発表したブラウザです。画面が
    驚くほどシンプルで表示速度が速いのが特徴です。
    

IEはパソコンに最初から搭載されているので、”ブラウザ=IE”と思っている方が多いと思いますが、機能・安全などを総合的に評価すると、IEは低い評価になります。IEのシェアは以前は90%以上ありましたが、その他のブラウザに人気が出てきて、シェアが低くなっています。

しかし、それでもIEの利用者は圧倒的に多いため、ホームページ製作側はIEでの表示を基本にしており、IE以外ではうまく表示されない場合があるので注意が必要です。

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■ ブラウザIEはウイルス等の不正ソフトに狙われやすい
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「みんなが使っているから安心」という気持ちになりますが、インターネットは、少し違います。実は、「みんなが使っているソフトは狙われやすい」という面があります。

例えば、ウイルスやスパイウェアのような危険なソフトは、多くの人に使われているソフト、例えば、マイクロソフトのWindows、ブラウザIE、Officeを狙います。

その為、「みんなが使っているソフトには、その分、危険も多い」ということになりますが、その対策には、次のことが考えられます。

(1) ソフトウェア修正情報(パッチ)は必ず適用し、ソフトウェアをなるべく最新版にする。
(2) 同じような機能を持ち、安心して使えるソフトウェアを使う。

ブラウザIEは、これまでにも様々な不具合が見つけられ、そこを狙い、多くのウイルスが出現しています。最近も、全バージョン(IE7、IE6、IE5、最新IE8ベータ版)に不具合が見つかり、修正情報が出ない前に、これを狙うウイルス(パスワードを盗むトロイの木馬攻撃)が拡大しました。

ブラウザの不具合を悪用するウイルスなどを避ける一つの方法は、”IE以外の優秀なブラウザを使う”ことです。


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■ 他のブラウザを使う場合の注意事項
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ブラウザはインターネットを使う時に必ず使うソフトです、その為、使い慣れたブラウザ以外を使うと、しばらく操作で戸惑うことがあります。

その為、メインの”通常使うブラウザの変更”は慎重にしましょう。

もし、気に入った他のブラウザに変更する場合は、新しいソフトに充分慣れてから”通常使うブラウザの変更”を実施しましょう。私の場合は、IEから他のブラウザに変更するまで、数ヶ月かかりました。

なお、せっかく良いブラウザであっても、”なあ~だ、使い勝手がよくないなあ”と最初は感じられるかもしれませんが、そこをグッと我慢して使っていくと、だんだんと良さが分かってきます。

それから、ホームページによっては、IEでないと、うまく表示できないページ(マイクロソフト提供の一部のページなど)があるので、IEは継続して使うことが必要です。


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■ これからは複数のブラウザを使いましょう!
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私は、最初はブラウザはIEでした、その後Operaになり、今ではFirefoxを使っています。なお、これまでは、”ブラウザは一つだけ使う”というのが暗黙の使い方になっていたように思います。

ホームページの見方が、URLをブラウザの”お気に入り(ブックマーク)”に記録し、そこからホームページに行くという方法が普通だったからではないかと思います。

しかし、ブラウザの”お気に入り(ブックマーク)”には最低限のホームページだけを記録し、その他のホームページは検索エンジンで検索するという方法も、なかなか便利です。

特別、これからは、”ブラウザは一つだけ使う”にこだわらず、ブラウザの特徴をうまく活用しながら、状況に応じて、”複数のブラウザを使い分ける”方法も良いと思います。

そうすることで、一つのブラウザに不具合があった場合でも、問題なく他のブラウザでインターネットを使えたり、各々のブラウザが持っている特徴ある機能を使うことができます。


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■ Firefox、Opera、Chromeのワンポイント紹介
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Firefox、Opera、Chromeは、Eよりも格段にホームページの表示速度が早く、安全で機能が豊富なブラウザの代表格です。これらのブラウザは、世界中で利用者も多く、日本語対応で、初心者でも安心して使えます。

”えっ、そんなに良いブラウザだったら、何故、みんな使わないの?”と不思議になりますが、パソコンを購入した際に、パソコンに入っているブラウザがIEであり、IEに慣れてしまい、なかなか他のブラウザに変えないということが大きいと思います。

Firefox、Opera、Chromeに共通する特徴は以下です。

 (1) ホームページ表示速度が速い -IEの約5倍以上は速い
 (2) セキュリティ機能が豊富
 (3) 不具合改修、機能アップが速い


■ ブラウザ「Firefox(ファイアーフォックス)」

   http://mozilla.jp/firefox/ (ダウンロードページ)
 
   現在、ブラウザIEの次に人気があるのが、ブラウザ「Firefox」です。
   軽快な動作、機能アップの早さ、安全性、どれをとっても一流です。

使ってみてすぐに気付くのは、そのスピードです。高速レンダリングエンジンを搭載した Firefox 3 は、ページの表示時間を左右する JavaScript の実行速度がIE7 の約10倍と言われています。

また、間違って閉じてしまったタブの復元、クリック 1 回でのブックマーク (お気に入り) 追加、中断しても後から再開できるダウンロードなど、生産性を向上させる機能があります。

更に、機能やデザインを自分好みにカスタマイズできる、小さな追加プログラム”アドオン”があります。世界で 5,000 以上のアドオンがコミュニティや企業から公開されており、その数は日に日に増え続けています。

セキュリティ面では、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェアといった悪意のあるソフトウェア (マルウェア) から守る仕組みがあり、危険なサイトを偶然開いてしまった場合、ブラウザの画面上に大きな警告メッセージが表示されます。


■ ブラウザ「Opera(オペラ)」
 
   http://jp.opera.com/download/ (ダウンロードページ)

   古いパソコンでも快適に動くことで昔から有名なブラウザです。

スピードダイヤルという、新しいタブを開いたときに表示される、ダッシュボードのような視覚的にわかりやすいブックマークを持っています。ワンクリックでお気に入りのウェブページへジャンプできます。

Opera ではマウスを使用して快適にウェブナビゲーションが行えます。マウスの右ボタンを押したまま簡単なパターンに沿ってマウスを動かし、マウスジェスチャーを実行できます。

Opera Linkという機能を使うことで、スピードダイヤル、ブックマーク、カスタムサーチ、検索履歴、ノートなどを、自宅とオフィスのパソコン同士で同期したり、パソコンで保存したブックマークを携帯電話でも使用することが可能です。

そのほかセキュリティ面では、標準でフィッシング防止機能が有効となっており、自動的にフィッシングサイトを検出し警告します。また、マルウェア防止機能(マルウェア:ウェブ内に隠された悪質なソフトウェア)が備わっています。


■ ブラウザ「Chrome(クローム)」
   
   http://www.google.com/chrome/ (ダウンロードページ)
   
   検索エンジンGoogleが提供するブラウザ「Chrome」、表示速度も速く人気があります。
   操作が多少、他のブラウザと異なるので、事前に下記で操作方法を確認下さい。
   
   http://www.google.com/chrome/intl/ja/features.html

Chromeの特徴の1つは、開いたタブがそれぞれ別プロセスで動作すること。多くのWebブラウザーと違い、タブを開くたびに新たにプロセスを生成します。そのため、あるタブに問題があっても、当該タブのみが強制終了され、ほかのタブや全体に影響を及ぼしません。

特徴的なのは、検索バーが無いこと、URLを入力するアドレスバーが検索バーの役割も担っています。探し物はすべてアドレスバーで解決します。

もっとも注目なのは、メニューにある“アプリケーションのショートカットを作成”というコマンドです。この機能を使うと、閲覧中のWebページのURLショートカットをデスクトップに作成し、Webアプリケーションをデスクトップアプリケーションのように利用することができます。

そのほかセキュリティ面では、マルウェア・フィッシング対策機能や、Webブラウズの履歴を残さない“シークレットモード”も備えています。

タブは左右へのドラッグ&ドロップで並び順を入れ替えられるほか、タブをウィンドウの外側へドロップすることでウィンドウからタブを切り離し、新しいウィンドウとして独立させることができます。


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