インターネットで情報を検索するときは、必ず利用するのが検索エンジンです。検索エンジンを使いこなすと、自分が欲しい情報をすばやく見つけられます。
但し、検索の仕方がまずいと、検索に時間がかかり、疲れてしまいます。検索方法を工夫すると、意外にすばやく、欲しい情報を見つけることができます。
私も以前までは、検索の方法がまずく、欲しい情報を見つけるまで時間がかかっていましたが、検索の方法を工夫することで、最近では、意外に早く見つけることができるようになりました。
代表的な検索エンジンには以下がありますが、私は、検索量の多さ、検索の速さ、サービス機能の豊富さで「Google」を最も気に入っています。日本では、「Yahoo! JAPAN」が人気ですが、欧米では「Google」が人気です。
「Google」 http://www.google.co.jp/
「Yahoo! JAPAN」 http://www.yahoo.co.jp/
「goo」 http://www.goo.ne.jp/
「Excite」 http://www.excite.co.jp/
「infoseek」 http://www.infoseek.co.jp/
最近、インターネット検索に関し、興味深い内容が発表されました。
ネット検索には中高年の脳機能を向上させる効果~米大学が研究
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/15/21177.html
読書の最中に、脳の中の言語、読書、記憶、視覚に関係する部位が働いていることが確認でき、ネット検索では、読書と同じ部位が活発に働いたのに加え、前頭部、側頭部、帯状束の部位もまた活発に働いていたそうです。
また、ネット検索の経験者・未経験者で結果に差が見られ、経験者は未経験者に比べて脳の活動が倍増していたとのことです。
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■ 検索の基本「絞り込み検索(AND検索)」
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検索の基本は、どのような検索エンジンでも、「絞り込み検索(AND検索)」です。
★検索エンジンの検索の基本、”絞り込み検索(AND検索)”
例) [福岡市 ラーメン](検索語の間はスペース)
このように、検索語をスペースで区切り、検索すると、全ての検索語が含まれるホームページが検索され表示されます。
検索の結果、まだ自分が欲しい情報が見つけにくい場合、下記のように、検索語を追加すると、検索するホームページを更に絞り込むことができ、より早く必要なホームページを見つけることができます。
例) [福岡市 ラーメン 人気店]
この「絞り込み検索」は、すべての検索語を含むホームページを探すことから、「AND検索」とも呼ばれます。
この検索方法では、どのような単語を選ぶかがポイントになります。例えば、表計算Excelのデータを1ページ内に収める方法を知りたいとき、以下の内容で検索すると、その方法が見つかります。
「Excel 1ページ 収めたい」
このような感覚で、検索に必要な単語を複数個選んで検索すると、欲しい情報が見つかります。上手く使いこなすと、パソコンのトラブル解決方法も、検索エンジンですぐに見つけられます。いろんな検索語を入れて検索してみると、そのコツが分かるようになります。
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■ 大事なポイントは検索語の選び方
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検索エンジンでの検索で大事なことは、いかに的確な「検索語」を選択するかです。良い「検索語」を選択すれば、自分が探していたホームページが素早く見つけられます。
(1) 検索対象を明確にする まずは、自分が何を知りたいのか、人物、団体、事件などの名称をハッキリさせます。
(2) 検索語は具体的にする 一般的だと検索結果が多くなり、逆に、特殊すぎたり長めだと検索結果が減ります。
(3) 検索語の表現を変化させる 検索語の区切りを変えたり、検索語の表現を変えたりして、何度も検索します。
(4) [○○とは」で検索する 言葉が分からないときは、[○○とは](○○が不明の言葉)と検索語を入れると、その言葉を説明したホームページが容易に見つけられます。
なお、物事の説明があるホームページを探す場合、「○○とは」「○○について」「○○をする方法」などの検索語を使うと、ホームページが容易に見つけられます。
また、パソコンのトラブルやOfficeソフト操作についても、検索する際の検索語を上手く設定することで、トラブルの解決策を説明したホームページをすぐに見つけことができます。
検索を繰り返すことで、検索語の選び方、区切りの仕方などのコツが分かるようになります。
以下に、代表的な検索エンジン、「Yahoo! JAPAN」、「Google」の検索エンジンでの検索方法(ウェブ検索)について紹介します。検索エンジンには意外に便利な機能がたくさんあります。
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■ 「Yahoo! JAPAN」の検索方法
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参考:Yahoo!検索 ヘルプ
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/search/
(1) 検索キーワードの入力
複数の単語をスペースで区切って入力した場合には、入力したすべての単語を含むホームページが抽出されます(AND検索)。
(2) ダイレクト検索の使い方
検索したキーワードにマッチする情報を直接表示するのが「ダイレクト検索」です。使い方に従ってキーワードを入力すれば、探している情報にいち早くたどり着けます。詳しくは下記のURLです、なかなか楽しいですよ。
http://search.yahoo.co.jp/promo/direct.html
・天気 全国142の地域の、その日と翌日の予想天気、予想気温を見ることができます。
入力方法: [[都市名] 天気]、[[都市名]の天気] 検索例 :[福岡の天気]
・占い 12星座占いによるその日の運勢がわかります。
入力方法: [星座名]、[ [星座名]の占い] 検索例 :[かに座]
・コンピュータ用語、言葉の意味 Yahoo!コンピュータの「コンピュータ用語辞典」の解説、現代用語をはじめ、古語、新語、英語などの意味を調べられます。
入力方法:[ [言葉]?] 検索例 : [CPU?]、 [take?]
・株価 検索した時点の株価と株価チャート(1年チャート)を見ることができます。
入力方法:[[企業名] 株価]、 [ [企業名]の株価] 検索例 :[ヤフーの株価]
(3) 検索オプションページから検索
[検索オプション]を使うと、検索対象を特定のページに絞ったり、特定のファイル形式のみを検索したりなど、細かく検索内容を指定できます。
「Yahoo! JAPAN」のトップページの検索窓の検索ボタンをクリックして、Yahoo!検索のトップページを表示して、そこで[検索オプション]をクリック、[検索オプション ウェブ検索]のページを開いて必要な項目を入力して使います。
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■「Google」の検索方法
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参考:Googleヘルプ センター
http://www.google.co.jp/support/?ctx=web&hl=jp
(1) すべてのキーワードを含む検索(AND検索)
例) [和食 そば] (単語と単語の間にスペース) この場合だと、和食とそばの両方が含まれるページを検索
(2) いずれかのキーワードを含む検索(OR検索)
例) [和食 OR 洋食]( OR は半角大文字で) この場合だと、和食か又は洋食が含まれるページを検索
(3) マイナス検索:除外キーワードを指定し検索
例) [和食 -そば](半角マイナス記号の前にスペースが必要) この場合だと、和食の中からそばを除いたページを検索
(4) フレーズ検索
[TV電話]の場合は、「TV」と「電話」に分けられ各単語に一致する結果が表示されます。["TV電話"]とフレーズ検索にすると、「TV電話」が含まれるページが検索されます。
(5) I'm Feeling Lucky
このボタンをクリックすると検索結果の最高位にあがったWebページが自動的に開きます。検索結果のリストは表示されません。
(6) その他の面白い検索
・辞書検索 検索ボックスに「英和」又は「和英」と「調べたい単語」を入力します。
検索例: [英和 Google]、 [和英 グーグル]
・電卓機能 検索ボックスに数式を入力します。
検索例: 「5+2*2」、「2^20」
・路線検索 検索ボックスに[乗車駅名から下車駅名]で検索できます。検索すると
"駅前探険倶楽部、"えきから時刻表"の乗り換え案内のページが紹介されます。
検索例: [東京から大阪]
・ファイル形式を指定
パワーポイント、エクセル、PDFのデータにまとめられた資料が欲しい
時は、探したい資料のファイル形式を検索条件に指定します。
演算子は「filetype:」です。
検索例:[環境問題 filetype:ppt]、 [環境問題 filetype:pdf]
(7) キャッシュ リンク
意外に便利なのがこの機能です。検索したホームページが削除されたりして見えず残念なことがありますが、この機能を使えば、以前に保存されていたホームページをみることができます。検索結果の一覧画面で、各検索結果にある「キャッシュ」をクリックすると、Googleが保存したページをみることができます。
(8) 検索オプションページから検索
検索オプションを活用すると、検索結果をより的確に絞り込むことができます。Google ホームから [検索オプション] をクリックすると、このページにアクセスできます。検索オプションを使うと、特定の期間に更新されたページ、特定のファイル形式のページなど、様々な条件に該当するページに限定して検索できます。