私の歩く旅 

歴史の背景にある話題やロマンを求めて、歩く旅に凝っています。ねこや家族のこともちょこっと。

ドラマに知っている場所が映ると、、、

2012年11月24日 | ありふれたお話


WOWOWの日曜日のドラマにハマっています。
ドラマWスペシャル、という枠です。
日本のドラマですが、けっこう質の高い、WOWOWならではの作品が並びます。
『ハゲタカ』も『そら飛ぶタイヤ』も『マークスの山』も秀逸な作品でした。

ところで、そのドラマの中に自分の知っている場所が出てくると、
すごく興奮するものですね。
先日、このドラマWススペシャルで『尋ね人』という作品が放映されました。
原作は谷村志穂さんです。

昭和27年、函館が舞台です。
函館に住む美月は恋人の藤一郎と街中ではぐれてしまいます。
それから50年もの間、藤一郎の消息はわからないまま、、、
美月ははぐれてから数年後、藤一郎のことを気にかけつつ、別の男性と結婚します。
50年経って、重い病気を患った美月は娘に
『いのち尽きる前に藤一郎の消息を確かめてほしい。』
と頼みます。

昭和と現在の函館を背景に時を越えて初恋の人を捜し続ける
切ない恋を描いた、悲しくも優しい物語でした。

さて、その中に美月の暮らした家が出てきます。
それが ⬇の函館遺愛女子学院の宣教師館です。





この建物は立教学校の校長だったガーディナーの設計です。
ガーディナーは宣教師でしたが、教育、建築、伝道とそれぞれに素晴らしい働きをした
明治時代の外国人です。

夏に撮影したのでしょうね。
美しい緑の中にある明治時代の洋風建築で、国の重要文化財です。

この建物が出た瞬間、旅で訪れた函館の街が懐かしくよみがえってきました。



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