よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4064(ケンタウルス座A/C77/NGC5128)

2024-04-24 01:00:00 | SeestarC天体
ケンタウルス座A(電波銀河)/C77/NGC5128

画像①30分のライブスタック、トリミング・調整あり
ASI715MCのファーストライトが消化不良で、館長に『あと1つだけ、本当にあと1つ」
と泣きのお願いを入れる。;^^)
そして、SkySafariで探すとC77が見つかる。C天体(カルドウェル)なら期待できると
Seestarで導入してライブスタック開始。

画像②C77のアノテーション
導入してアノテーションをかけると、なんと言うことでしょうCentaurus Aの文字が、ケンタウロス座Aつまり有名ブラックホール。当たり!
いつかは見たい天体リストに入れていた天体。ラッキーでした。(^_^)/

画像③導入画面
そして、資料学習。
ケンタウロス座Aは距離約1200万光年の電波銀河。ジョン・ボルトンさんにより、2つの銀河が衝突しているNGC5128と一致していることが確認されたとのこと。銀河の衝突により、大量の星が形成されているスターバースト銀河で、太陽の5000万倍以上のエネルギーを電波で放出。さらに宇宙ジェットも観測されているとのこと。天文学のスーパースターもといス一パーギャラクシーだった。
当然これだけの現象が起きているからには、中心にブラックホールが存在していると考えられていたが、事象の地平線望遠鏡(イベント・ホライズン・テレスコープ=EHT)で、2019年7月に精密に観測され、ブラックホールの位置が正確に特定された。
なお、ケンタウロス座A銀河群の中心メンバーで、M83銀河群と合わせて、ケンタウロス座A/M83銀河群を構成している。
Wikipedia読んでるだけでちょっと興奮してくる。(^ ^)

ところで見た目は、中央に暗黒帯が見えるのが特徴らしい。ギリギリ確認できる(画像①)。
(^^;
もう1度ですね。

画像④SkySafariによる観望位置


撮影情報
2024年4月14日午後12時過ぎ(黄砂の夜)
ベランダ プチ・リモート観測所
Seestar S50+iPhone7、30分のライブスタック
写真アプリでトリミング・画像調整等

そしてSiniLで画像処理の練習
かぶりが取れなかったのでおとなしめの調整。
少しだけ改善。暗黒帯の中のブラックホールが存在する部分も少しハッキリした。
SiriLでアノテーション

(SiriL1.21 on Macbook Air)