2023年10月7日
アンドロメダ銀河 M31さんかく座銀河 M33
ペルセウス座 NGC1023
6日、漁港で土星を撮った後、M31のスタークラウドNGC206を目標にSeestarで電視観望。人的プレートソルビングで、NGC206が入ったことを確認してライブスタック開始。結果・・・写ったとは言えないレベルで惨敗(*)。それならとM31をマイクロソフトlCE(**)でモザイク合成でもするかとM31二枚撮り。結果はX(ツィッター)に投げた(資料1)。
Xの画像の方が空の状態がよく、写りは良いのだが、左下の部分が炙り出せないので、メダカ部屋から薄曇りの空で取り直し、5分ライブスタック3枚、3分1枚の計4枚で、コンポジット(画像①)。
*AstapのDeepsky annotationで確認できたので、後日アップ予定
**マイクロソフトICE:Image Composite Editor。パノラマ合成用の多機能フリーソフト。開発は終了している(ダウンロードは可能)。
画像①画像②をAffiniyPhoto2で画像処理、他『写真』『AIで写真高画質』アプリで調整
画像②ⅠCEで4枚モザイク合成、UV IRカットフィルター使用、トリミングあり
結構うまくいった。JPEG画像でここ迄いけるのだから、Fitsの画像処理覚えたらもう少しいけそうな気がする。Seestar凄いぞ、アンドロメダ銀河までカバーできると鬼に金棒ではないか。
なお、Seestarにモザイク撮影を実装する計画はあるようで、楽しみに待ちたい。
(兄貴分のASIAIRには、既に実装されている。)
次は、M31のすぐ下にあるM33さくかく座銀河。
画像③M33 AffiniyPhoto2で画像処理、他『写真』『AIで写真高画質』アプリで調整済
画像④スカイアトラスの導入画面
画像④スカイアトラスの導入画面
苦労してAZ-GTiを赤道儀化して極軸合わせして撮ったM33がぽん置きで撮れてしまった。複雑な気分。
Seestarは、水平だしだけですぐ観望に入れるので、本当にお手軽。
(ただし、解像度は、130PDS+ASI585MCが勿論勝っている。)
画像⑤ペルセウス座NGC1023
画像⑥アノテーション(Markのタッチで表示される)
久しぶりの(見ため)小さな銀河。これはこれで観望できて嬉しい。半年前は、これより小さい銀河の写りに一喜一憂していた。
天体ショップも無く、コンビニも郵便局もない田舎で、ネット情報と通信販売だけでここまでこれた(街灯は沢山ある)。
貴重な情報を発信してくれている先輩方に感謝。
追記)
10月8日アンドロイド版Seestarアプリ1.8.0がGooglePlayストアよりインストールできるようになり、早速のインストール。スカイアトラスも英語設定ができた。