よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望09(アンドロメダ座 NGC891銀河)

2023-10-13 05:00:00 | Seestar
アンドロメダ座 NGC891渦巻銀河(C23)
画像①該当部分トリミング

画像②元画像
本体2.5kgのSeestarのお陰で気軽に外での電視観望が可能になった。よしべや前の港での2回目の観望。第1観望予定天体のNGC891。アンドロメダ座4つ目の銀河。中西さんの本(資料1)にも掲載されている。私達の天の川銀河と同じ渦巻銀河ながら、その姿を真横から見るエッジオン銀河。中央の暗黒帯を写すのがポイントらしい。また、NGC894とNGC906などの銀河も入っている画角らしいが目視で探すがわからず。ということで、FitsファイルをAstapで読み込んでアノテーションをかける(画像③)。位置はわかったが、見分けはつかず。また次の機会。
撮影中から写りが悪く、上部に色がつく。周囲の街灯と灯台の灯り?次の天体は灯りから避難して撮影した。
なお、ページ最下部に、10月11日撮影のものを掲載。大同小異だが、こちらの方が写りは少しよい。暗黒帯も少し長く写っている。

画像③Astapによるアノテーション。該当部分。

画像④Seestarアプリ画面、Markタッチでアノテーション

画像④iステラHDによる観望位置


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)NGC 891 - Wikipedia

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)星見娘で電視観望06(スタークラウドNGC206 in M31)

撮影情報
2023年10月10日午後7時頃、晴れ
家の前の漁港
アンドロメダ座 NGC891(C23)
Seestar S50+iPhone SE3、10分間のライブスタック撮影
AffinityPhoto2で画像処理
「写真」アプリで、各調整
「AIで写真高画質」で、ノイズ処理(弱)

10月11日撮影分(メダカ部屋から12分のライブスタック)
空の状態、回りの明るさで結果が変わる(当たりまえか)。