喜寿から始まる

気づき・観察・発見・元気キレイ・自分らしく・生きる

緊急事態宣言27日目 ウォーレン・バフェット氏の米航空株売却について

2020年05月04日 | 日記

今日は5月4日(月)。みどりの日。小雨が降っている。
昨日の夕方のウオーキング時の人出は少なかった。
一方ではコンビニのようなお店で入場制限している様子が見受けられた。
トレーニングを意識してウオーキングをした。
4キロ強を約40分、5600歩というのは、いい方だと思う。

著名投資家のウォーレン・バフェット氏は保有する米航空株を全て売却したという。
エアライン株は同氏のお気に入り銘柄だったという。
コロナ危機の影響で世界が変わるという見立てらしい。
「3~4年後に、昨年までのように飛行機にのるようになるか見通せない」と悲観的な見方を示した。
(本日付け日経朝刊から)

このニュースは海外旅行が生きがい?である当方にはややショックである。
今年はもう一度できればアイスランド旅行をしたいと思っていた。もう、それは諦めている。
いつころから海外旅行再開できるか気にしていたところである。

ただ、コロナショックに関わらず、飛行機旅行の在り方は変わるのではないかという思いはある。
現代は、世界の誰もが気軽に飛行機で移動、旅行できる時代だ。
当方はとりわけツアー団体旅行専門だということもあり、飛行機は団体客の利用が多い。

一昨年のアンコールワット・ベトナム旅行の復路の飛行機で、通路を隔てた座席の客が頻繁に激しい咳をしていた。
ベトナム人、いずれにしても東南アジアの人。満席で移動できる空席はなかった。
乗機中、感染させられるのではと、恐怖におびえていた。現在の飛行機は正しく3蜜である。
そういう体験をしたので、つぎのエジプト旅行はビジネスクラスにした。

バフェット氏のニュースに接し、働き方改革がなされても、ネットで世界中の観光地等をバーチャルで訪問できるとしても
飛行機の利用はそれほど少なくならないと思う。
ただ、陸上の長距離交通機関をみると、今では新幹線の利用が標準であろう。
いずれはリニアも実用化されるだろう。といっても通勤電車のようなものも存在する。
長距離の汽車・電車の歴史をみると、飛行機もそのようになるかもしれない。

更に、海外旅行歴50年になるが、最近のホテルは、どこに行っても快適でデラックス化している。
インターネットも無料が当たり前になっている。
そう、世界は豊かになったのである。

3、4年後かどうかはわからないが、飛行機も変わる可能性はある。
ただ、仮に来年、ツアー旅行が再開しても、ビジネスクラス程度でないと利用する気になれないとは思う。

バフェット氏の言いたいことは、飛行機のような維持費に超高額を要するような交通機関は民間の投資に相応しくないということだけかもしれない。
贅沢な交通機関であったはずの飛行機も公共の交通機関になったということかもしれない。
今回のコロナ危機でもわかったことだが、世界は一体だ。
短時間で人・モノの移動可能な飛行機の需要は減少しないと思う。
そういう意味で社会は変わるということなら理解できる。

・・・・・

漠然とではあるが、コロナ後社会は変わるというが、既に社会は変わりつつある。
コロナは後戻り出来ないよう、最後のワンプッシュをしただけということかもしれない。