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司法委員、手続きの重要性などなど

2019年10月24日 | 司法委員

一日とりとめもないことに考えをめぐらせながら過ごした。

昨日の司法委員に関する手続きの重要性については、かなり以前から考えている
ところである。
肝心かなめなところはいかに実現するかだ。

例えば、つい最近、どこかで参院選の違憲判決があったようだ。
もう私たちは衆院選、参院選についてどこで違憲判決があっても驚かない。
むしろ違憲でないという判決ならニュース性を感じる。
政治家も違憲判決に慣れて、彼らにとってはニュースでもなんでもない。
行動を起こす必要など一切感じないはずだ。
いつまで続けるつもりなのかと代理人さんたちにも疑問を感じる。

安倍首相は例によって、○○「しなければならない」と威勢よく断言するが、
具体的にはどうするのか???

ゴーン被告弁護団は違法捜査を主張して控訴棄却の請求をしたという。
認められるのは難しいとは思うが、その気持ち、意図はわかる。
手続き的にできることをしたまでと思う。

世界を見回すと、EUは本日予定されていた英国の離脱延期の承認を先送り
したという。仏のマクロン大統領ひとりが反対のためという。
そもそも3か月というのは、その間に離脱成立の見込みがあるから設定された
のではない。6か月というような長期は認められない、しかし、成立はさせたく
ない、要は引き伸ばしである。
ごたごたの責任はそういう意味ではEUにもある。
結局は独のメルケル首相次第かもしれない。
欧州を混乱に陥れ、英国の離脱の引き金にもなった、移民政策について、
メルケル首相はついに最近過ちを認めたという。
政界引退も見えてきて心境に変化があったのだろうか。

関係者の思惑が180度、360度まちまちの場合に、実現のためにいかにするか、
正解などないのかもしれない。
とはいうものの、関係者のその時々の動きが、後から見れば、分岐点であったという
ことは、しばしばあること。 

その時々で正しいと思ったことをすることであり、するしかないということでもある。