5月の始まり。楽しいはずのゴールデンウイーク。
肌を撫でる夜風を心地よく感じるこのころ、出かけてみたい誘惑に負けそうである。
今年はステイホームである。東京タワーも医療関係者に対する感謝のイルミネーションで彩られていた。
首相自身が新型コロナに感染、一時は50対50の生死の危機にあった英国。
復帰後初めての記者会見で「ピークは過ぎた」と言明したようだ。
つまり患者一人からの感染が一人を下回ったということだ。
なお、ジョンソン首相は婚約者との間に男の子が生まれたばかりだ。
欧米では行動制限緩和、経済活動再開に向けて助走を始めた。
日本は、学校閉鎖の要請のあった3月初めから実質的には緊急事態宣言があったとみるべき。
欧米諸国に先駆けて全国規模での行動制限をしていたのである。
にも関わらず日本はいまだに制限緩和の光は見えていない。
2か月というのは長い。限界に近い。そこに、5月の爽やかな風が誘惑してくる。
私も昨夜の心地よい風を肌に感じた時、イルミネーションに輝く東京タワーを見ながらリッツカールトン東京の最上階のレストランでウィンを飲みながら食事をしたいなと、心の底から湧き上がる誘惑を感じた。
新型コロナ以前の生活のためには、まずこのゴールデンウイークを乗り越えることだ。
本気度が問われている。