喜寿から始まる

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事実の発見には違和感を

2021年01月31日 | 弁護士

2021年も早、今日で1か月が経過する。
29日は今年最初の満月(ウルフムーン)だった。
真正面に満月が。月に向かって歩いた。

仕事をしていて(仕事以外でもそうだが)いつも思うことがある。
事実の発見の重要性についてである。
事実を間違うと、法律を正しく適用しても、否、正しく適用すればするほど、正義に反することになる。
事実を間違わないこと、正しい事実を発見することというのは、100%正しい必要はない。
判断を左右する事実を間違わないことである。
重要な事実ほど、発見のきっかけは、些細で無関係にみえるものである。

違和感を感じたらそこに正しい事実が潜んでいるものである。
直ちにはわからないかもしれないが、注意深く観察を継続すると、違和感はシグナルだったことが分かる。

この違和感というのは、ユングのいう、集合的無意識の部分に感じるのだと思う。
ということは個人の性格とは無関係なので、パターンがあるということである。
しかし、気づかない人が、多い。
その結果、不正義がまかり通っていることになる。

満月に向かって歩きながら、事実を正しく発見し、正義が行われるにはどうしたらいいか、心の中で問いかけをしていた。