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ウクライナ大統領選から世界の政治をみて

2019年04月22日 | 日記

ウクライナ大統領選では政治に全くの素人のコメディアンが地滑り的大勝利
となった(73:25)。
結局は、現大統領に対する信任投票だったといってもよい。
結果は、国民たちが如何に現在の政治に絶望しているかを示すもの。
だから、一種の賭けに出たのであろう。
そもそも、ポロシェンコ大統領の実績といわれるものは、地政学的理由による
外部からの援助等によるもので、誰が大統領であったとしても可能だったものだ。
ウクライナの問題は腐敗政治からの決別だ。
そういう時代には、外部から選ぶしかない。

そもそも政治は、その世界に長ければいいものでもない。
英国のメイ首相をみてみよう。
EU離脱問題がここまで混乱したのは、彼女の指導力に問題があるからだ。
要するに、その時代に相応しいリーダーが求められているのであって、経験があるか
否かではない。

ノートルダム寺院の火災は事故。
スリランカの連続爆発は過激派によるテロのよう。
原因は全く異なるが、世界が不安定化していることは間違いない。

アメリカのロシア疑惑に対する民主党の反応はヒステリックとしか言いようがない。
もともとの原因はオバマ政権時代にある。
ヒラリーの予想外の敗戦が火をつけた。
アメリカの政治の腐敗ぶりも目に余るものがある。
トランプ大統領の誕生の原因もそこにあったはず。

性懲りもない人間たちのサガである。

ジクザクを繰り返しながら、前を向いて進むしかない。
ポロシェンコ大統領では100%可能性がない、ゼレンスキー氏なら10%は
可能性があるという有権者の願い、そういう希望があるから生きていけるのだと思う。

賽は投げられた。前進あるのみ。