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ウクライナ大統領選 コメディ俳優1位現職大統領2位で決戦投票へ

2019年04月08日 | 日記
ウクライナでトンデモナイことが起こっている。
コメディアンが第1回投票で現職大統領を大差で抑えトップに立ったという。
(30%と16%)
政治経験は全くなく、テレビドラマで学校教師から大統領になった主役をし、
人気を得た。
大統領選に出馬した当初は冗談とみなされていたという。
BBCから。ここ
まだどうなるかはわからないが、勝つ可能性は大いにある。

現職のポロシェンコ氏については、あまりいい印象を持っていない。
金持ちが大統領になっただけと。
ロシアのクリミア侵入でヨーロッパはウクライナに同情的。
ということで、EUや西側諸国の同情を買うだけで何もしていないように見えた。
3年前にウクライナに行ったが、首都キエフのど真ん中のメインの観光地ですら
路面はガタガタ。ゴミも散乱し、埃ぽかった。
キエフはロシアで初めてキリスト教を受け入れたところ。
日本でいえば京都のようなイメージを持っていたのでショックだった。
そのころウクライナ制作のテレビドラマ・スニッファーウクライナの私立探偵
を見ていた。斬新で面白く、洗練されていた。
残念な気持ちを持ったのかもしれない。
(オデッサなどは期待通りだったが)

ゼレンスキー氏については未知数も未知数のよう。
ただ逆にいえば、それほど停滞感がひどいということなのだと思う。
一番大事なことは気分を変えるということ。
トップの、社会の気分が変われば、おのずから変わるもの。
トップの役割はみんなに希望を与えること。その気にさせること。
そういう意味では、コメディアンは理想的かもしれない。


よく考えればオバマ大統領だって具体的政策ではない。
CHANGE、Yes we can がみんなに希望を与えたのだ。

21日の決戦投票に向け討論会を予定しているという。
何故だかわからないが、血液検査もしたという。ここ
完全にゼレンスキー氏のペースで進んでいることが見られる。

他力本願でなく、自力で、楽しみながら新しい国づくりが出来れば、それが最高だと思う。