タロー8の脳腫瘍闘病記改め 健康長寿の窓口

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

年齢には勝てません

2009-10-31 18:31:34 | 健康・病気

先日の健康診断で引っかかった右目の眼底出血を診てもらうため、行きつけの眼科へ行ってきました。眼底写真で確かにわずかですが出血が認められ、視神経の軽い炎症もあるということで初期の緑内障と診断されました。デタントール0.01%点眼液を処方されましたが、これで病気の進行を抑えることができるようで、早めに見つかって良かったですねと、今年は、こんなことばかりです。デタントールは交感神経アルファ1受容体拮抗剤で眼圧を下げる作用がある薬です。私の場合、これまでもずっと眼圧は正常な範囲でしたので、緑内障など考えたこともなかったのですが。。。

眼底撮影のため、散瞳Bunazosin_2 いようです。1ヵ月後に再受診し、視野検査をします。そう言えば、手術前にパルボウイルスに罹って目が腫れて視野検査をした時に、右目の視野が狭くなっているから緑内障に気をつけたほうが良いと言われたような、その後、手術前の検査の時には左目の視野が狭くなっていると言われて、訳が分からなくなって、この際、ちゃんと診てもらいます。


ワクチン

2009-10-28 23:45:29 | インポート
夜10時過ぎに主治医から電話がありました。 季節性インフルのワクチンは近くの医療機関で接種を受けて下さい、と。あれ?以前は、受けても免疫が働かないから意味がない、とおっしゃってたと思うのですが、まあ、いいや。でも、どこで、受ければ良いのだろうか? それから、新型インフルのワクチンは優先者の証明書ができたら発行するので、新聞報道などを注意してみておくように、とのこと。次回の受診日、6日までに発行されればいつでも良いから脳外科受付まで受け取りに来て下さい、と。 それにしても急な話だなあ。どうなっているのかなあと、ずっと気にはしていましたけど。まさか、夜、電話がかかってくるとは、びっくりしました。(ё_ё)


----------------- sent from W-ZERO3


後遺症もありません

2009-10-28 08:22:22 | インポート
毎年、胃カメラを飲むと翌々日くらいまで咽頭が痛いのですが、今年はそのような後遺症はありません。鎮静剤の効果で嘔吐反射がなかったことによるものなのでしょうか。やっぱり、先生の腕が良かったのか?ちなみに検査が終わった後、使用した鎮静剤について看護師さんにきいてみたら、セルシンでした。


----------------- sent from W-ZERO3


定期健康診断

2009-10-27 23:20:10 | 健康・病気

今日は会社の定期健康診断で近くの市民病院の人間ドックコースへ行ってきました。
眼科で、右目に眼底が出血あり、早めに再検査した方が良いと言われたました。やれやれ。
さて、問題の胃カメラ(胃内視鏡)です。今日は内視鏡科の部長先生が担当日で、その先生と鎮静剤希望について話をしたところ、この病院では、鎮静剤を使用した場合の回復室のスペースがないので基本的に行なっていない、との説明を受けました。でも、これまでの経験で私の場合、嘔吐反射がひどいことと、テモダール治療継続中であることで鎮静剤使用を懇願したところ、それでは同意書にサインを、ということになりました。先生曰く、「その時によって、嘔吐反射は違うと思うけどね」と、医者の腕にも寄るよ、とでも言いたげでしたが、そんなこと言われても、辛いのは受ける側ですからね。
その後、その場で点滴を開始するのかと思いきや、針を中央処置室で刺してきてもらってきてください、との指示。採血などを行なう別の場所まで行って、点滴用の針だけ刺して、ヘパリンロック(ここではヘパリンではなく、生理食塩水を使っていました)して内視鏡科へ戻りました。
それから麻酔ゼリーで咽喉を麻酔し、ブスコパン筋注で胃の動きを止めて、いよいよ検査開始です。
マウスピースをつけて内視鏡が挿入されますが、一瞬、ウッとなりそうでしたが、すんなりと入り、その後、いつもの苦しさは全くありません。ベテラン先生だからなのか、鎮静剤が効いているのか、「はい、終わりました」って、あっと言う間に終わりました。とても楽でした。いつもは身体中がカッチカチやで、というくらい歯を喰いしばってしまうのですが、こんなに楽なら来年からも鎮静剤を使いたいです。その後、一つしかベッドのない内視鏡室横の回復室で寝かせてもらいました。1時間少々、ウトウトと眠っていました。
病院からのバスは団地まで上がってきませんので、歩いて帰っていると、団地のガキンチョ5人組みが僕の姿(ニット帽にマスク)を見て、「怪しい人物が来たぞ」とヒソヒソ話をしていました。そのグループの中で一人だけが「こんにちわ」と挨拶してくれました。とても気持ちの良い子です。確かにね、鏡に映った姿をみると怪しいです。だから、僕が子供の頃のことを考えると、きっと前者のような子だったと思います。後者の子は、将来、友愛を語れるような大物に育って欲しいですね。


Aprepitant さて、小野薬品がイメンドカプセル(R)の他に経口2型糖尿病治療薬「グラクティブ錠」の製造販売の承認を取得したようで、株価を上げているようです。薬価収載は1カ月半から2カ月以内にされており「早ければ12月内にも販売が見込める」とのこと。使えるのは来年のことになりそうですね。

画像はイメンド(アプレピタント)の化学構造式です。合成するのが難しいそうです。


新しい希望の光が

2009-10-25 14:27:46 | 健康・病気

先日、遅延性悪心に効くNK-1拮抗剤が国内では未承認と書きましたが、つい先日、16日に小野薬品からイメンド(一般名アプレピタント)というものが製造販売承認を受けたとのプレスリリースが出ていました。次回受診時に、テモダールでも使えるか、使えるとしたらいつ頃から可能か聞いてみようと思います。可能になれば、随分楽になります。もう会社を休まなくても良いかも知れません。


そして、さらに半減期の長いパロノセトロンが加わって3剤併用療法が可能になれば良いのですが、テモダールよりも悪心・嘔吐の強い抗癌剤治療をされている患者さんは待ち望んでいると思います。