タロー8の脳腫瘍闘病記改め 健康長寿の窓口

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

定期健康診断

2009-10-27 23:20:10 | 健康・病気

今日は会社の定期健康診断で近くの市民病院の人間ドックコースへ行ってきました。
眼科で、右目に眼底が出血あり、早めに再検査した方が良いと言われたました。やれやれ。
さて、問題の胃カメラ(胃内視鏡)です。今日は内視鏡科の部長先生が担当日で、その先生と鎮静剤希望について話をしたところ、この病院では、鎮静剤を使用した場合の回復室のスペースがないので基本的に行なっていない、との説明を受けました。でも、これまでの経験で私の場合、嘔吐反射がひどいことと、テモダール治療継続中であることで鎮静剤使用を懇願したところ、それでは同意書にサインを、ということになりました。先生曰く、「その時によって、嘔吐反射は違うと思うけどね」と、医者の腕にも寄るよ、とでも言いたげでしたが、そんなこと言われても、辛いのは受ける側ですからね。
その後、その場で点滴を開始するのかと思いきや、針を中央処置室で刺してきてもらってきてください、との指示。採血などを行なう別の場所まで行って、点滴用の針だけ刺して、ヘパリンロック(ここではヘパリンではなく、生理食塩水を使っていました)して内視鏡科へ戻りました。
それから麻酔ゼリーで咽喉を麻酔し、ブスコパン筋注で胃の動きを止めて、いよいよ検査開始です。
マウスピースをつけて内視鏡が挿入されますが、一瞬、ウッとなりそうでしたが、すんなりと入り、その後、いつもの苦しさは全くありません。ベテラン先生だからなのか、鎮静剤が効いているのか、「はい、終わりました」って、あっと言う間に終わりました。とても楽でした。いつもは身体中がカッチカチやで、というくらい歯を喰いしばってしまうのですが、こんなに楽なら来年からも鎮静剤を使いたいです。その後、一つしかベッドのない内視鏡室横の回復室で寝かせてもらいました。1時間少々、ウトウトと眠っていました。
病院からのバスは団地まで上がってきませんので、歩いて帰っていると、団地のガキンチョ5人組みが僕の姿(ニット帽にマスク)を見て、「怪しい人物が来たぞ」とヒソヒソ話をしていました。そのグループの中で一人だけが「こんにちわ」と挨拶してくれました。とても気持ちの良い子です。確かにね、鏡に映った姿をみると怪しいです。だから、僕が子供の頃のことを考えると、きっと前者のような子だったと思います。後者の子は、将来、友愛を語れるような大物に育って欲しいですね。


Aprepitant さて、小野薬品がイメンドカプセル(R)の他に経口2型糖尿病治療薬「グラクティブ錠」の製造販売の承認を取得したようで、株価を上げているようです。薬価収載は1カ月半から2カ月以内にされており「早ければ12月内にも販売が見込める」とのこと。使えるのは来年のことになりそうですね。

画像はイメンド(アプレピタント)の化学構造式です。合成するのが難しいそうです。