タロー8の脳腫瘍闘病記改め 健康長寿の窓口

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

免許没収(T_T)

2010-04-10 18:07:22 | 悩み

食欲は完全に復活しましたが、まだ少し痒みが残っています。


昨日、免許センターから連絡があり、たとえ6月に主治医から運転の許可が下りるとしても、現時点で運転は控えるとの診断書が提出されている限り、先日更新したばかりの免許証を返納するようにということでした。そのための通知書と、返納するための書類を送るとのこと。主治医の許可がおりたら、再度手続きをして免許証は返してもらえます。


点数など免許に傷がつく訳じゃないから安心して下さいと言われましたた。そりゃそうです!悪いことした訳じゃないですからネ。でも、元々、免許証があってもなくても運転できない(していない)ことには変わりない訳ですけれど、人間としての証明書を奪われたような気分で、何だか悲しいです。だって、何かと自分を証明する手段として免許証を提示することがあったわけじゃないですか。それができないという状況になるのですから。それに返納して、また返してもらう手続きが面倒くさいです。あと、2ヶ月少々、どのみち運転していないのだから、そのままでいても良いと思うのですけれど、全くお役所仕事です。法律だから仕方ないか。。。


ちなみに、去年の手術以降、主治医の言いつけをきちんと守って、一度も運転をしていませんよ、と言ったら、免許センターの係の人は何故かビックリ・絶句されていましたけれど。。。

だからね、それ以降、一度も痙攣などの症状は起きていません、って。


100410flower2 さて、なかなか暖かい日が続きませんが、日を追うごとに我100410flower1が家の花が賑やかになってきました。 寒くなったりした分、満開の桜が長く楽しめているようで、通勤途中に眼の保養をしています。

来年はゆっくりと花見を楽しみたいです。


昨日見た夢

2009-09-02 08:21:04 | 悩み

腕が痒い、足が痒い、と思って「先生、痒くてたまらんです何とかしてください」と言ったら、松島菜々子演じる楓先生が「あなたは癌患者なのよ、そのくらい我慢しなさい」と冷たく言い放つ横で、江口洋介演じる進藤先生が「そんな言い方はないだろうな」と言いたげな、苦虫を噛み潰したような顔をして黙ってこちらを見ているところで目が覚めました。を見ると午前3時。それから全く眠れませんでした。ドラマにハマリ過ぎ

リスミー飲んどけば良かった。

これからに行って、本物の先生に診てもらいます。


確率

2009-06-03 21:21:04 | 悩み

大竹寛が月間MVP受賞しました。今年はやっと一皮剥けたかなと思います。でも、今日は連勝ストップしちゃいました。 慶彦さん出演のテレビ見ました。やっぱり、1番ショート、と言えば、です。 今でも、カッコいいです。

今日は、「確率」について考えてきたことに触れてみます。 病気になる確率という数字は、目安として考えるのは分かりやすいものです。 例えば、脳腫瘍は1万人に1人程度の年間発生率と言われており、低い確率に感じられます。でも、罹ってしまった私から見れば、それが低い確率であろうと、罹ってしまえば残りの9999人には成りえないので、全く意味のない数字になってしまいした。 一方で、脳腫瘍と診断されて、5年生存率という数字が気になるようになりました。 5年生存率は、治療の難易度を理解する目安として分かりやすい数値です。脳腫瘍の診断を受けるまでは、特に考えたこともありませんでした。それは、「1万分の1」というファクターがかかっていたからだと思います。 しかし、1万人の中の1人の仲間入りをしたら、意味のある数字になりました。 脳腫瘍の中にも様々な種類があり、それぞれ、また年齢によって5年生存率が異なるのだ、ということも知りました。できるだけ高い数字であって欲しい、と思いました。。。 私の場合、星細胞腫か乏突起膠腫と予測されています。前者のグレードIIのびまん性星細胞腫だとすると5年生存率は66%、後者なら82%との統計があります。乏突起膠腫の方が治りやすいのだな、というのは直感的にも分かりますので、乏突起膠腫であって欲しい、とは思いますが、発生頻度は低いようです。

でも生存率という数字・確率が何%であろうと、結局は、5年後に生きているか死んでいるか、のどちらかなのです。脳腫瘍に罹って「1万人に1人」という確率が無意味になったのと同じように、5年後に死んでしまえば生存率という数字は全く意味をなさないと思います。

66%であっても、82%であっても、自分の運命が66%か82%の中に入っているという保証でもなく、反対の34%、18%になることもあり得るのです。 反対の中に入ってしまえば、その数字には意味がなくなってしまうのです。、

世の中、様々なことが確率の上で議論され、価値がつけられ、意思決定されています。それはそれで知恵を持った人間が未来社会を創造していくには重要なことです。 でも、個人としての価値を考えると、確率に左右されないで、いかに生きて行くか、を考えることが大事なのではないか、と思います。

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