健康長寿の窓口 (タロー8の脳腫瘍闘病記改め)

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

明日のために生きているのならば 今日を大事に歩いていこう

2009-07-08 19:10:35 | 日記・エッセイ・コラム

1回目の入院中に「思い出を携えて」という詩を紹介して、退院したら曲をアップすると宣言しておきながら、忘れておりました。


もう一度言いますけど、31年前、大学1年生の時に創ったんですけど、31年前の私が現在の私に「今ここで立ち止まるのは 明日を遠くするだけさ、明日のために生きているのならば 今日を大事に歩いていこう」なんて語りかけてくれるとはねぇ、、、別に私はナルシストじゃありませんよ。ただ、歌って不思議です。

(ちなみに歌を録音したのは9年前です。今は、歌を創る創造力というものがありません。)「omoidewotazusaete.mp3」をダウンロード


いよいよ第2ステージへ

2009-07-08 18:31:09 | 健康・病気

本来は今日が放射線治療開始のための準備を行なう日でしたが、一旦キャンセルしていたものの、昨日、主治医との話し合いで放射線治療を再開することにしましたので、再度、その準備を行ないました。


まずは担当看護師さんが挨拶。
一旦キャンルしたことについて、「やっぱり不安でしたか?」と、「いや、グレード2で放射線を当てるのはちょっとどうかな、という意見もあって、製薬会社の研究員をやっているものですから職業柄、いろいろと調べているうちに、やっぱりもう少し時間をおいて考えても良いかなと思ったものですから」と正直に、本当に正直に答えました。
それから、今日そしてこれから行なう治療の説明を受けました。
「何か質問は?」
「今までMRIやCTをたくさん撮ってきましたが、今日のCTは何のために撮るのですか?」
「放射線をいくつかの位置から照射しますが、それをコンピューターで計算するためのデータが必要なのです。これまでのデータも参考にしますよ」


最初に、頭を固定するためのプラスチック製の網のようなお面の型取りをします。
私は頚椎症(首の骨が変形していて肩が痛くなる、痺れる)があるので、枕を高めのものにしてもらい、CT台(実際の放射線治療と同じもの)に寝ます。この枕のこの状態でずっと治療は続きますが、ダイジョウブですか?肩は痛くないですか?と聞かれました。私も、特に肩の痛みはありませんでしたので、ダイジョウブと答えました。
その状態で、体温よりも少し高めに暖められた平面の網を顔面に被せられます。プラスチックは、放射線治療用患者固定具でサーモプラスチック式というもので暖かいときは柔らかく、冷えると固まる性質のプラスチックです。
顔面に被せると看護師さんがドライヤーの冷風で冷やします。要するに私のデスマスク(縁起の悪い言葉だ!)の出来上がりです。
看護師さんの了解を得て、固定具のビフォー、アフターを写真に撮っておきました。

看護師さん曰く、「治療が終わったら、記念にお面は持ち帰られても良いですよ、まぁ、持ち帰った方はあまり居ませんけど(笑)」。。。まぁ、そんな人、いないでしょ。

Before_2

出来上がった固定具を装着してCT撮影。約15分で治療部位を確認、というお話でしたが、1、2分で終わったような。。。
説明も含めて30分くらいで終わりました。

いよいよ13日から放射線治療開始ですが、まだ不安があるようなら止めてもいいですよ、と。
看護師さん、何気なく和ませようという雰囲気のある方です、ベテランなのかなぁ。放射線治療医も、ちょっと他の科の先生とは違う雰囲気です。ココは怖くないですよ、っていう雰囲気です。だって、ただでさえ、あの放射線マークが怖いですから、先生が怖けりゃ、引いちゃいますよね。
After_2