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斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

ムーンライト信州

2009年10月16日 23時35分24秒 | 鉄道
 ムーンライト信州
 は新宿~松本・信濃大町・白馬を結ぶ夜行快速列車で、多客期のみ運行される臨時列車です。新宿から中央線を通り、松本から大糸線に入るというルートを取っています。この列車は急行「アルプス」の廃止に伴って設定された列車なんですが、需要の関係で下り列車のみ運行することが多く、上りの設定は年に数日のみだそうです。つまり、下り列車は登山客が乗ってくることもあり、比較的多く設定されています。
 車両は183・189系で運転されています。拙者が乗車した時は長野所属の
 旧あさま色
 の編成が使われていました。


 ムーンライト信州81号は新宿駅を
 23時54分
 に出ます。日が変わる直前ですね・・・。新宿から松本への距離が短く、そんな時刻でも松本到着は未明になってしまいます。


 ムーンライト信州の車両がホームに入線した後、幕の回転があったのですが、1997年までに運行されていた
 あさま
 の幕が残っており、回転中に現れました。189系の特急「あさま」が運行を終了した時は中学生の時なので、一度も見ることができませんでした・・・。
 で、先頭車は
 クハ188-102
 です。クハ188形100番台といえば・・・


 先頭部と反対側のドアに
 ステップ
 があることですね・・・。189系はステップ無しが普通なんですが、クハ188形100番台は485系のサハ481形に運転台を取り付け、189系化したものなんです。つまり、後部のドアは485系の面影になるわけです。ただ、ステップはブロックを埋め込ませてステップを無くしています。なので、ホームとドアとの間の隙間が大きくなっています。


 終点の白馬に到着したムーンライト信州です。到着は朝の5時39分なので、辺りは霧で真っ白な状態です。それでも列車は定刻で到着しました・・・。ただ、早朝の盆地はかなり寒く、10月ながら列車には暖房が入っていました。登山客は大糸線内の各駅でぼちぼち下車していったようです。


 ムーンライト信州つながりですが、実は白馬駅でムーンライト信州から接続して朝の5時台に山岳方面へのバスを運行しているのです。そういうことからムーンライト信州は登山客を意識したような感じになっています。因みに早朝のバスはムーンライト信州が運行されない日は運休します。

 夜行快速列車の中で運行日が少ないムーンライト信州ですが、役目はきちんと果たしているようですね・・・。

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